日本勢が3部門で受賞/フレキソ初、ジンクス覆す作品も/第29回世界ラベルコンテスト「Best of the Best」
左から進和ラベル印刷の垂石常務、 タカラの津田社長、サトーの櫛田取締役
第29回世界ラベルコンテスト審査会は9月25日、米・イリノイ州ローズモントで行われた「ラベルインダストリーグローバルアワード2018」の式典・表彰式で、5部門(フレキソ、レタープレス、オフセット、複合、デジタル)別の世界ナンバーワンの賞「ベスト・オブ・ザ・ベスト(Best of the Best)」を発表。日本勢が3部門でその栄誉に輝いた。フレキソ部門でタカラ、レタープレス部門でサトープリンティング(現サトー)、オフセット部門で進和ラベル印刷の全日本シール印刷協同組合連合会(=JFLP)3社が受賞。
JFLP主催の国内コンテスト「第27回シールラベルコンテスト」で最高位の「経済産業大臣賞」を受賞した進和ラベル印刷が今回受賞したが、これまで日本一になった作品は世界一にはなれないというジンクスも見事に覆した。これまで欧米の牙城であったフレキソ部門でもタカラが日本企業として初受賞。サトーはレタープレス部門で2年ぶり2度目の受賞となった。(10月10日16:40 包装タイムス10月8日号に詳報)