昭和電工および連結子会社である昭和アルミニウム缶は、タイの大手飲料メーカーCarabao Group Public(以下、カラバオ)とのアルミ缶製造・販売会社「Asia Can Manufacturing(以下、ACM)」の新工場が完成した。これによりベトナム・ハナキャン社の缶体生産体制とあわせ、東南アジア地域全体では30億缶の生産能力までに拡大する。
新工場稼動後は、主にカラバオの輸出製品用のアルミ缶を製造する。カラバオは東南アジア諸国や中国、英国を中心とした海外事業の拡大を目指している。一方でACMは昭和アルミニウム缶が培った生産技術と品質管理体制で高品質なアルミ缶を安定的に供給し、カラバオの海外展開をバックアップする構えだ。(12月26日15:00)