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【ニュース分類】
包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2020年5月】

05/29 内需OP・CPとも落ち込み/CPP8カ月連続減――POフィルム3月実績
 日本ポリプロピレンフィルム工業会はこのほど、2020年3月のOPP、CPP両フィルムの生産等の実績をまとめた。内需は1月実績で6カ月ぶりの前年増に転じたOPPが2カ月連続、CPPは8カ月連続の落ち込みに沈んだ。在庫は両フィルムとも前年割れとなった。(5月29日11:25 包装タイムス5月25日号に詳報)
05/28 画像処理システムを簡単構築/直感的な操作でプログラミング――CKD
 CKD(愛知県小牧市)は先ごろ、画像処理ビジュアルプログラミングツール「Facilea(ファシリア)」を発売した。画像検査システムを作成するために必要な画像処理の知識やプログラミングスキルがなくても、誰でも簡単に画像処理システムを構築することができるプログラミングソフトの新製品。ビジュアルプログラミングの採用で、専門的な知識がなくても直感的な操作でプログラミングが可能。ドラッグ&ドロップと簡単な設定入力の3ステップで、画像処理システムを構築することができる。(5月28日16:00 包装タイムス5月25日号に詳報)
05/27 ウナギの蒲焼き風かまぼこ/長持ちタイプをリニューアル――一正蒲鉾
 一正蒲鉾(新潟市東区)は、ウナギの蒲焼き風かまぼこ「うなる美味しさ うな次郎 長持ちパック」をリニューアルした。長持ちパックはトレーに内容物を入れたままレンジ加熱でき、ガス置換包装で賞味期限の延長を実現した商品。味付けなどの見直しを行い、さらなる拡販に力を入れる。包装資材にはレンジ加熱しても熱くなりにくい素材を採用。レンジ加熱後の熱伝導率を大幅に減らし、トレーを手で持つことができる仕様にした。(5月27日11:45 包装タイムス5月25日号に詳報)
05/27 審査委員会特別賞を受賞/大切にしたい会社大賞で――フーゲツ
 段ボールやプラ段などを手掛けるフーゲツ(新潟県小千谷市)は、第10回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞で審査委員会特別賞を受賞した。人を大切にする経営学会が主催する賞で、過去5年以上にわたって「リストラをしていないこと」「障害者雇用が法定雇用率以上であること」など六つの条件を満たす必要がある。(5月27日11:45 包装タイムス5月25日号に詳報)
05/26 紙箱ラミにセルロース/プラ使用量削減の新提案――トーイン
 トーイン(東京都江東区)はこのほど、表面のラミネート加工に生分解性セルロースフィルム「ネイチャーフレックス」を使った紙箱を開発したと発表した。ネイチャーフレックスは、フタムラ化学(名古屋市中村区)が開発したバイオマスフィルムで、原料には適正な管理下の森林から産出された木材パルプを使用する。トーインでは同フィルムをラミネート素材に使った紙箱の製品化に成功。従来のプラスチックフィルムと同様にグロス調、マット調の光沢感を付与できるほか、透明性を生かした窓貼り加工も可能であることから、PETやPPフィルムからの代替素材として提案に乗り出す。(5月26日11:10 包装タイムス5月25日号に詳報)
05/26 気泡緩衝材にBPマーク/強度、軽量化、CO2抑制に寄与――和泉
 和泉(名古屋市北区)は、バイオマスプラスチック原料を30%以上使用した気泡入り緩衝材「ナノ2エアセルマット」(「2」は二乗が正式表記)を開発した。特殊な添加剤を使うことでフィルム強度が上がり、軽量化を実現し、焼却時のCO2抑制効果を持つ。ナノ技術により樹脂の配向性や結晶性を大幅に向上した添加剤を使用していることが最大の特徴。これによりポリエチレン樹脂量を約28%削減しても製品強度の維持が可能。軽量化しても製品強度を保つことから使用原料の削減を実現する(5月26日11:10 包装タイムス5月25日号に詳報)
05/25 次亜塩素酸水対応パッケージ/新型コロナで関心高まる――押尾産業
 押尾産業(東京都中央区)が製造、販売している次亜塩素酸水対応パッケージ「5Lバッグ」と「ピラーアルミタイプ」への関心が高まっている。新型コロナウイルス感染拡大の予防策として次亜塩素酸水の必要性が高まり、多くの引き合いを受けている。
 5Lバッグは、これまで10L、20Lのバックインボックス容器の詰め替え用として使用されてきた。しかし、容器生産が間に合わなくなってきている状況から、代替品として採用されるようになった。
 ピラータイプは、1Lと500mlを取りそろえており、遮光性を必要とするアルミタイプの採用が堅調に伸びている。(5月25日13:00 包装タイムス5月18日号に詳報)
05/22 チューハイに広口ボトル缶/400ml容量を初採用――アサヒビール

アサヒ ザ・レモンクラフト
極上レモン(左)/グリーンレモン
 アサヒビール(東京都墨田区)は、4月27日から店舗限定で発売中のレモンチューハイ「アサヒ ザ・レモンクラフト 極上レモン/グリーンレモン」で、リキャップできる400mlの広口ボトル缶を採用している。商品特徴の“レモンオイル由来の香り”を最も実感できる容器として選択した。
 同商品は週末や休日などに時間をかけて飲用するシーンを想定し、また低アルコール飲用者をターゲットに設定した。通常の350mlより少し多い400mlという容量は、次の日を気にせずに飲む場合を想定したもの。なお、同社が400ml容量のチューハイを発売するのは今回が初となる。(5月22日11:10 包装タイムス5月18日号に詳報)
05/22 画像認識で荷姿を計測/スマホカメラなど身近な端末で――Automagi
 AIソリューションの開発・提供を行うAutomagi(東京都新宿区)は、内閣府の「SIP第2期スマート物流サービス」に採択されたプロジェクトにおいて、荷姿のサイズを画像認識によって測定できる技術を一部開発したと発表した。
 今回発表したのはAIと端末側のAR技術を活用し、スマートフォンやタブレット端末で荷物を撮影するだけで対象物の輪郭を自動的に取得、サイズ測定を行うもの。現在、直方体の定型荷物に限っては、90%以上の精度での測定が実現しているという。(5月22日11:10 包装タイムス5月18日号に詳報)
05/21 PET素材で飛沫予防/軽量、防曇加工で視野広く――丸善

装着簡単、用途に合わせ
使用できる「FS40」
 丸善(岡山県笠岡市)はこのほど、新型コロナウイルスなどの飛沫感染予防に有効な簡易型フェイスシールド「FS40」を製品開発し、営業提案を本格化した。PETシートに真空成型加工を施し装着も簡単、ズレ落ちもない。強度も高く、1枚当たりのコストを抑え安定供給が可能。医療、食品加工など多分野に周知を図り、拡販に力を注ぐ考えだ。
 食品容器を加工する自社工場のクリーン環境下で製造。透明度の高いPETシートを使用し、装着したまま顔認証システムに対応する。視野も広く取れるよう設計され、防曇処理加工で吐息や温度差による曇りも少ない。重さ34gの軽量タイプで、使用環境や用途に合わせ選択できる。(5月21日13:30 包装タイムス5月18日号に詳報)
05/20 チューブ最外装を紙化/プラ使用量、65%まで削減可能――凸版印刷

紙ならではの質感と風合いは自然派
商品などのコンセプト訴求にも最適
(左はチューブなパウチ)
 凸版印刷(東京都千代田区)は、今年4月に本格販売を開始した薄型ラミネートチューブ「チューブなパウチ」で、新たに胴部の最外装に紙素材を使用した「チューブな紙パウチ」を開発した。従来の一般的なラミネートチューブに対してプラスチック使用量を50%削減でき、さらにヘッド部のプラスチックパーツの見直しで65%まで削減可能だという。胴部を薄くすることで、チューブの使いやすさとパウチの絞りやすさも両立させている。食品・トイレタリー・医薬品分野に向け、2020年度中の本格販売を予定する。(5月20日11:05 包装タイムス5月18日号に詳報)
05/19 出展申し込み期限迫る/上海で10月開催の印刷技術展――All in Print China 2020

詳細情報はQRコード
からもアクセス可能
 今年10月12〜16日、中国・上海新国際博覧センター(SNIEC)で開催されるAll in Print China 2020(第8回中国国際印刷技術・機械展)のブース出展申し込み期限が5月31日に迫っている。主催はメッセ・デュッセルドルフ(上海)など。これまでに900社以上が出展意向を示し、展示面積は合計12万m2に上る。来場者は15万人以上を見込む。すでに富士ゼロックス、リコー、富士フイルム、エプソン、コダック、小森コーポレーションといった各社の中国法人などが出展を表明し、期待の声を寄せている。出展申し込みや来場事前登録などはウェブサイト(www.allinprint.com)から。(5月19日13:50 包装タイムス5月18日号に詳報)
05/19 包装工程の自動化へ/PTP包装の検査装置を導入――大昭製薬

既存ラインに設置された
昭和丸筒製「PTP包装
外観自動検査装置」
 大昭製薬(滋賀県甲賀市)は、昨年末「ものづくり補助金制度」を活用し、昭和丸筒製の「PTP包装 外観自動検査装置」を導入した。4月から本格稼働を開始しており、目視検査から切り替えて徹底した品質管理に力を注ぐ。同装置は、独自のコンピューター回路と画像処理技術を組み合わせて開発。10種類の不良見本を読み込ませ、それに照らし合わせながらPTP包装の表面にできたキズやシワ、汚れなどを一瞬で判別する。既存ラインにおさまるコンパクトな設計を施し、不良品を100%排除できる機構に仕上げている。(5月19日13:50 包装タイムス5月18日号に詳報)
05/18 オンラインプログラムを充実/新型コロナウイルス対策で――Reed Exhibitions

QRコードから
登録が行える
 Reed Exhibitionsは、今年4月に中国・東莞市で開催が予定されていたSinoCorrugated South 2020ほか六つの展示会の会期を7月22日〜24日に延期した。さらに、中国への渡航が困難な海外の業界関係者向けにオンラインの参加プログラムを多数提供すると発表した。ライブマッチメイキング、バーチャルオープンハウス、オンラインセミナー、見本市会場からのガイド付きツアーなどを用意し、登録を受け付けている。Microsoft Teams、ZOOM、WeChat、WhatsAppなどのソフトウェアを通じて、現地の出展者と商談を行えるサービスで、1対1の会議、1対多の会議、グループ対グループの会議の三つの形式から選択できる。このほか、オンラインガイド付きツアー、中国の工場から中継するオンラインオープンハウスなども予定されている。(5月18日14:40 月刊カートン・ボックス6月号で詳報掲載)
05/18 手動ロボハンドチェンジャー/UR+製品として認証――ユニバーサルロボット
 ユニバーサルロボット(東京都港区)は、手動式ロボットハンドチェンジャーを同社製協働ロボットの周辺機器プラットフォーム「UR+」の製品として認証した。ロボット先端に取り付けたハンドツールをワンタッチで装着・脱着できるようになる。今回認証を得た「SXR0030」はコスメック(神戸市西区)が開発・製造を手掛ける手動式ロボットハンドチェンジャー。マスターシリンダー、交換プレート、ツールアダプターで構成する。バネで連結することで安全性を高めた。(5月11日14:40 包装タイムス5月18日号に詳報)
05/15 新サービスマネにスィン氏/アフターマーケットケア提供強化図る――tna
 【シドニー発】食品加工および包装ソリューションプロバイダ大手のtnaは、グループアフターマーケットおよびサービスマネジャーとして新たにラージュ・スィン氏を任命し、顧客への世界規模のテクニカルサポートおよびアフターマーケットケアの提供に対するコミットメントを強化した。スィン氏は20年以上におよぶグローバルカスタマーサービスとネットワーク運用の経験を持つ。(5月15日11:30 包装タイムス5月11日号に詳報)
05/15 総合カタログNo.11を発刊/総合力でワンストップを提案――明和産商
 明和産商(大阪市天王寺区)は「総合カタログ(第11集)」を発刊した。グループの強みを生かし開発した機能製品を網羅し、加工・調理から出荷・店頭に至るまでの包装に関わる全てのシーンに資材・機器類を提案する。グループ総合力を発揮し提供するワンストップサービスの提供で存在感を一段と鮮明にするものと注目されている。(5月15日11:30 包装タイムス5月11日号に詳報)
05/14 PS内需、11カ月ぶり前年超え/包装用、FS用とも好調――日本スチレン工業会
 日本スチレン工業会(佐藤公会長)が4月17日に公表したPS(ポリスチレン)の2020年3月度実績によると、国内出荷(内需)は前年同月比6%増の5万7401トンとなり、11カ月ぶりに前年実績を上回った。用途別構成比で最大の包装用が同8%増となったほか、構成比で2番目に大きいFS(フォームスチレン)用も同3%増となり、全体の数字を引き上げた。包装用は前月比19%増の2万5196トンだった。(5月14日11:30 包装タイムス5月11日号に詳報)
05/13 テークアウトでも環境配慮/エコ容器のオンラインショップ―――豊和 DINING+
 外出自粛の影響から、飲食店では持ち帰り販売の需要が増加している。それに比例して増える、家庭での包装ごみも課題となっていきそうだ。そうした中、飲食関連の店舗向け商品を提供する、豊和 DINING+(名古屋市)は、環境に配慮したテークアウト用品を提供する新サービス「DINING+ SUSTAINABLE」を開始し、このほどオンラインショップを開設した。(5月13日14:15 包装タイムス 5月11日号に詳報)
05/13 マスク用当て布開発/使用量を3分の1に節約―――凸版メディア
 凸版メディア(青森県弘前市)は、従来の印刷業の枠に囚われないサービスの拡充の一環としてマスクの内側に装着してマスクの再利用を促す、マスク用当て布「カバーフィット」を開発し、製造販売に乗り出した。カバーフィットは国内生産のポリウレタン素材のシートを、使い捨てマスクの内側に当てることで、これまで1回で捨てていたマスクを3回再使用し、一カ月のマスク消費量を三十枚から十枚に(3分の1)節約することを目的に開発した。(5月13日14:15 包装タイムス 5月11日号に詳報)
05/12 スリーエスを吸収合併/包装システム販売事業を強化―――朝日印刷
 朝日印刷(富山市)は4月20日、連結子会社のスリーエス(名古屋市)を吸収合併すると発表した。スリーエスは包装機械や包装ラインの企画提案・仕入、販売をはじめ、ラベルなどの販売事業を軸に展開している。今回、朝日印刷は包装システム販売事業の強化および、経営資源の集約などを目的として同社の吸収合併を行うこととした。6月26日に行われる株主総会での承認を経て、7月1日付の合併を予定する。(5月12日14:00 包装タイムス 5月11日号に詳報)
05/12 CNF使用の紙カップ開発/日本製紙開発の原紙を使用―――凸版印刷

CNFエコフラットカップ
 凸版印刷(東京都千代田区)は、セルロースナノファイバー(以下CNF)コーティングの原紙を使用した飲料向け紙カップ「CNFエコフラットカップ」を開発した。原紙は日本製紙が開発した。高いバリア性と密封性を備え、商品の長期保存に適している。同製品は日本製紙のCNF「セレンピア」をコーティングすることで高いバリア性を付与しており、日本製紙クレシアの遮光技術で光の影響による内容物の劣化を防止する。また凸版印刷の成形技術を生かした密閉構造により、長期保存を可能にした。(5月12日14:00 包装タイムス 5月11日号に詳報)
05/11 協働研究拠点を開設/次世代材料の創成を目的に――出光興産/東工大
 出光興産(以下、出光)と東京工業大学(以下、東工大)は次世代材料の創成を目的として、4月1日に「出海興産次世代材料創成協働研究拠点」を東工大すずかけ台キャンパス内に開設した。「東京工業大学オープンイノベーション機構」の支援により高分子分野の基盤技術の強化、拡充と次世代モビリティ、高速通信などの領域で社会変革を実現する革新的な技術開発に関する研究活動を行う。出光と東工大は2000年代初頭から高分子材料分野を中心に幅広い領域で共同研究に取り組み、新規繊維、フィルム材料開発をはじめ成果を上げてきた。個別共同研究の枠を超え、「組織」対「組織」の連携により大型で総合的な研究開発を推進し、新たな価値創造を目指した次世代材料の創成と人材育成にも取り組む。(5月11日14:55 包装タイムス4月27日号に詳報)
05/08 トップシール対応を訴求/独自のC-PETシリーズに視線――吉村化成

スチコン調理での“焼きメニュー”開発に
 吉村化成(奈良県香芝市)は、高耐熱C-PET食品容器「BAKEQ(ベイクック)」シリーズの展開を加速する。盛り付け作業の大幅な簡略化や時短に寄与するものとして引き合いを増やす同シリーズは、ロングライフ化を可能にするトップシールのほか、独自開発の「ステップ嵌合」「スイッチ嵌合」の透明蓋、ラップフィルムなどにも対応できるのが魅力。幅広い活用が見込めるものとして、訴求を強めている。
 同容器は耐熱220℃という超高温に対応し、具材を並べてそのままスチームコンベクションオーブンなどで加熱調理ができる。グラタンやキッシュなどの惣菜、スイーツやパンなど、従来は商品化の難しかった“焼きメニュー”にも対応できるため、差別化の図れる開発が可能。また、人手不足が深刻化する食品業界の現場においては、アウトパック対応や作業効率化に役立つ機能性も高く評価されている。(5月8日13:45 包装タイムス4月27日号に詳報)
05/07 チェッカーガードを発売/レジ接客時の飛沫感染対策に――閣議決定

透明アクリル板でレジ精算時に
おける安全を確保
 電子はかりや包装機械などを手掛ける寺岡精工(東京都大田区)は4月20日、レジカウンターに設置可能な透明アクリル板「チェッカーガート」を発売した。スーパーや食品専門店のレジ接客時における新型コロナウイルスの飛沫感染防止対策に役立つ。レジカウンターに透明なアクリル板を設置して客とレジ担当従業員の間を隔てることで、精算時における双方の安全を確保できるようになる。発売に先駆けて文化堂の豊洲店(東京都江東区)、マミーマートの足立島根店(東京都足立区)に協力をあおぎ、4月18日から実店舗での運用を開始している(5月7日13:30 包装タイムス4月27日号に詳報)
05/01 製函ライン集約で効率化/新型FFGを導入して実現――日東紙器工業

特殊キッカー方式を採用した
開閉式FFG「WIN MR250」
 段ボールメーカーの日東紙器工業(奈良県斑鳩町)は昨年8月、新型フレキソフォルダーグルアー(FFG)を導入し、製函ラインの集約・強化を図った。これにより生産スピードが向上し、柔軟な人員配置も可能になった。導入機は、石川製作所の開閉式3色FFG「WIN MR250」。最大給紙寸法が1220×2750mmの2750型で、平通し印刷にも対応する。10枚結束時の最高機械速度は毎分250枚となっている。給紙は特殊キッカー方式、印刷・スロッターの各部にモーターを搭載した単独駆動などが特徴として挙げられる。(5月1日11:40 包装タイムス4月27日号に詳報)
05/01 感熱ラベルプリンター発売/4月の食品表示改正に合わせ――マックス

ラベルの幅70mm
長さ180mmまで拡大
 マックス(東京都中央区)は、同社の最上位機種となる感熱ラベルプリンター「LP−700SA」を発売した。印字可能なラベル幅を最大70mm、ラベル長さを180mmまで拡大し、表示項目が多くなる焼き菓子の詰合せや弁当・総菜の食品表示ラベルに対応した。「アレルギー表示に係るルールの改善」や「栄養成分表示の義務化」など新しい食品表示制度へ4月から完全移行となった。食品市場では、食品表示ラベルの記載内容の複雑化に対応するため、ラベルを簡単に作成することができ、多くの情報の記載が可能なラベルプリンターが求められている。(5月1日11:40 包装タイムス4月27日号に詳報)
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