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包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2021年1月】

01/29 化粧品製造販売を本格化/技術生かした容器開発に強み――呉竹
 文具メーカーの呉竹(奈良市)はこのほど、化粧品製造販売業認可を取得したと発表した。同社はかねて独自の筆ぺん製造技術を生かした化粧品容器の製造を行ってきたが、今回の認可取得により、容器・バルクの設計開発から製造までの一貫生産が可能となった。
 同社は2011年6月に100%出資子会社「株式会社コスメオ」を設立。アイライナーを中心とした化粧品容器の製造を行ってきた。容器設計とバルク(インク)のマッチング、ブラシ(毛材開発)へのこだわりなどで強みを発揮している。(1月29日11:05 包装タイムス1月25日号に詳報)
01/28 有機則非該当の新インク/速乾サーマルIJ用――マキー・エンジニアリング
 マキー・エンジニアリング(東京都葛飾区)はユニオンケミカー製の速乾サーマルインクジェットプリンター「WOCCS WTP WS1」用の有機則非該当インクを新たにラインアップする。有機溶剤を使ったインクと同等の揮発性や速乾性を備え、フィルムなど吸湿性の低いワークに対応する。有機則非該当インクの追加でサーマル印字装置を導入しやすい環境を整え、さらなる拡販を目指す。
 機械の機構に工夫を施し、インクを噴出するノズルの表面が20〜30分程度乾かないようにした。表面のインクを拭き取る手間とダウンタイムを減らし、歩留まりの向上につながる。(1月28日13:30 包装タイムス1月25日号に詳報)
01/27 高知の給食牛乳で初採用/ストローレスの紙パック――日本製紙
 日本製紙(東京都千代田区)は、昨年9月に発売したストローレス対応の学校給食用紙パック「School POP」が初採用されたと発表した。採用したのはひまわり乳業(高知県南国市)で、学校給食をはじめとした小型牛乳、乳飲料、乳酸菌飲料に導入。1月から採用製品の供給を開始している。
 同容器は、ゲーブルトップの下部に工夫を施すことで指の入れやすさと開封性を向上させた200mℓの小型紙パック。独自の罫線により、スムーズに中身を注出、引用できる。また従来型のストロー孔を残しており、低学年の児童などは従来同様にストローを使うことができる。(1月27日11:05 包装タイムス1月25日号に詳報)
01/27 フルーツキャップを紙化/既存のポリ製と同等価格で販売――旭加工紙
 旭加工紙(大阪市都島区)は1月より、新製品の緩衝材「ペーパークッションソフト」(特許取得済)の本格販売に乗り出す。果物を保護する紙製のフルーツキャップとして量販店を中心に提案強化を図る。100%紙である点や環境配慮に貢献することを前面に打ち出し、発泡ポリエチレン製フルーツキャップからの切り替えを狙う。
 ベースには柔らかな質感を持つクラフト紙を採用。網目状に加工を施し、伸縮性を持たせた。独自に考案した製造方法は、両端部を熱圧着で留め、広幅の筒状を10列で形成。1本500mの原反に仕上げるためスリット加工を施したのち、特殊加工でメッシュ網を作り、最後にシートカットで仕上げる。(1月27日11:05 包装タイムス1月25日号に詳報)
01/26 再生フィルム使用の液体容器/バリア層にメカニカルPET――凸版印刷
 凸版印刷(東京都千代田区)は、長期常温保存が可能な液体用紙容器「EP-PAK・GL」の新ラインアップとして、バリア層にメカニカルリサイクルPETフィルムを使用した環境配慮タイプを追加し、1月から本格販売を開始した。
 同容器のバリア層には、独自の蒸着加工技術とコーティング技術を基に開発した同社の透明バリアフィルム「GLフィルム」が使われている。今回追加の環境配慮タイプでは、GLフィルムの基材にメカニカルリサイクルPETフィルムを採用。通常のPETフィルムと比べて、包材製造時のCO2排出量を24%削減することが可能だとしている。(1月26日11:05 包装タイムス1月25日号に詳報)
01/26 生産増強で競争力発揮/新製品追加し今春発表へ――アテナ工業
 アテナ工業(岐阜県関市)は、需要を伸ばしている紙とプラスチックの複合容器「ペプラカップ」の生産体制を拡充した。昨年末までに紙スリーブとプラスチックカップの生産ラインをそれぞれ増設し、今春の本格稼働を目指す。紙とプラの特徴的形状が石化資源の減量につながるとして支持を広げ、出荷量が拡大しており、生産の増強で今後一段と競争力を発揮するものと注目されている。
 「ペプラカップ」は、プラスチックと紙の双方の素材の優位性を生かし開発された製品。プラスチック層の重量ダウン、剥離加工によるリサイクル性の向上が支持され、カップ麺、高級スープなどの製品で採用実績を拡大している。(1月26日11:05 包装タイムス1月25日号に詳報)
01/25 “校正のお悩み解決スポット”/「Proof Café」今月オープン――SCREEN GP ジャパン
 SCREEN GP ジャパンは、同社内に併設のショールーム「ホワイトカンバスMON-NAKA」内に、校正に関するソリューションを具体的に提示する「Proof Café」を今月オープンした。
 「Proof Café」では、「校正のお悩み解決スポット」をコンセプトに、モニター校正からオンライン校正、インクジェット校正、カラーマッチング、環境整備、サポートまでをカバーした校正ソリューションを展示。商業印刷、シール・ラベル印刷、パッケージ印刷など、各分野の校正フローの理想を追い求めるとともに、検証作業やクライアントとの校正方法の検討の場としても活用できる。(1月25日14:00)
01/22 デジタル印刷6色機を導入/新工場竣工、新規需要の開拓へ――岡山製紙
 段ボール中しんなどを製造し、美粧段ボール加工も手掛ける岡山製紙は、中国Hanwayの6色刷り高速デジタル印刷機「Glory1606」を導入し、本社敷地内に専用工場を新設した。昨年12月10日には竣工式を執り行い、稼働を始めた。同様の機種導入は国内でも珍しく、小ロットの美粧段ボールや新たな分野の需要開拓を目指す。
 新設された工場は建物面積1500平方メートルの平屋建て、エアシャワーなどクリーン対策も施されている。後加工機などを設置するスペースも確保し、最終的な投資総額は約10億円を見込む。(1月22日11:05)
01/22 フィギュア付き蓋を提案/リユースカップの付加価値アップ――廣川
 廣川は、テイクアウトやフードコート、イベント会場などでのプロモーションに役立つアイテムの提案を積極化している。このほど、オリジナル印刷可能なインジェクションカップ「スーベニアカップ」に対応するかぶせ蓋「フィギュアリッド」の受注を開始した。
 「スーベニアカップ」は2018年の発売以来、延べ50万個以上の販売実績を持つ厚手のプラカップ。洗って繰り返し使える点や、自由度の高いデザイン性などが好評を博している。
 このほど受注を開始した「フィギュアリッド」は同カップ対応のかぶせ蓋だ。蓋の中央には、人気キャラクターなどのフィギュアを装着することができる。キャラクターを使った強力なプロモーショナル・パッケージとして提案に取り組む。(1月22日11:05)
01/21 環境配慮包装に徹底注力/再生可能(バイオマス)資源使用――丸東産業
 丸東産業はこのほど、地球環境に配慮したパッケージ作りを基本姿勢とし、ラミネートフィルムの原料にバイオマスフィルムを使用する提案活動を開始した。「限られた資源の使用量を減らす」、「環境に負荷が少ない材料を使う」の項目を掲げ、アプローチに取り組む。
 同社では、乾燥剤フリーの「吸湿くん」や脱アルミ箔を実現した「遮光くん」といった「機能包材」の提案に力を注いでいる。これらの包材に加え、バイオマスフィルムなどの地球環境に配慮した製品を「MARUTOエコプロダクツ」と名付け、プロダクトラインを設定し、提案強化を進める構え。(1月21日12:00)
01/21 「スパッと」キレるOPPテープ/手切れ性良く、あらゆる現場で活躍――デンカ
 デンカのアドバンストテープ部は、「カットE」シリーズをはじめとした“手で切れるテープ”の訴求を強めている。「カットE」シリーズは、手でまっすぐ切れる特徴を持つOPPテープ。同テープの基材には、食品の易開封包装としても採用実績のある独自のフィルムを使用。手切れの良さに高い評価が寄せられており、大手輸送会社をはじめ、航空貨物や食品倉庫など、異物混入を防ぎたい現場など、多岐にわたり活用されているという。
 同テープは全て国内生産で対応。環境対応糊を使用するほか、巻き戻しの軽さを有すなど、使用者にとっても社会にとっても長く安心して使える商品を提供する考え。(1月21日12:00)
01/20 超低温断熱ボックスを開発/コロナワクチン対応マイナス70度――スギヤマゲン
 低温輸送容器メーカーのスギヤマゲンは、無電源で超低温を約12日間保持できる超高性能断熱ボックス「BioBox Freezer(バイオボックスフリーザー)」を開発した。新型コロナウイルスワクチンで求められるマイナス70度以下の温度管理に対応し、調達の困難が予測されるディープフリーザーの需要に対応する。医薬物流をメインターゲットに、実際にワクチン接種の現場になるクリニックや老人ホームでの使用も視野に入れる。
 無電源での使用が可能なため、災害や停電を想定したBCP対策として提案する。発売は2月を予定している。(1月20日11:05)
01/19 次世代の表面加工を実用化/抗菌・抗ウイルスと環境配慮――新生
 印刷物への表面加工などを手掛ける新生は、時代のニーズに応えるため、抗菌・抗ウイルスのコーティングとラミネート加工、および環境配慮型のラミネート加工を実用化した。いずれも製函機での糊付けが可能で、紙器パッケージへの採用が期待される。
 「抗菌・抗ウイルス加工」では、外面に抗菌UVコート、内面に抗ウイルスフィルムのラミネートを施した紙製マスクケースのサンプルを作成し、安心・安全に役立つ加工技術を提案している。「環境配慮型ラミネート加工」では、「バイオマスマーク」や「PETボトルリサイクル推奨マーク」の表示できる表面加工を施し、付加価値の高い製品提案に取り組む。(1月19日14:00)
01/18 紙製バリア材に評価高く/化粧品用包材で採用に期待――宇津商事
 宇津商事が提案する特殊機能紙「Protego(プロテゴ)」の採用機運が高まっている。紙に高いバリア性を備え化粧品分野の包装用途で「水蒸気バリア性が欲しい」「減プラを具現化させ『紙』表示を記したい」といった要望に応え、国内ブランドオーナーが本格採用へ物性評価を進めている。食品分野でも同様の動きがあり、今後の動向が注目されている。
 「プロテゴ」は、韓国大手製紙メーカーのHansol社が開発した特殊機能紙。紙をベースにバリアコーティング層で素材を構成し、酸素バリア性、水蒸気バリア性で高い性能面を保持する。内容物の酸化防止や保香性などの優位性を持つ。(1月18日13:55)
01/18 8団体の19年度実績を発表/20年目標、目前に迫る――3R推進団体連絡会
 3R推進団体連絡会は、昨年12月10日に「容器包装3R推進のための自主行動計画」の2019年度フォローアップ報告会を行った。ガラスびん・PETボトル・紙製容器・プラ容器・スチール缶・アルミ缶・飲料用紙容器・段ボールの3Rを推進する8団体が、主にリデュースとリサイクルの数値を公表した。
 リデュースの項目では、06年度からの累計削減量が8素材合計で約860万トンに到達した。リサイクルの項目では、8素材中4素材でリサイクル率、回収率が20年度目標を達成した。(1月18日13:55)
01/15 リサイクル可能な材料/独の試験研究所から認証――ポリプラスチックス
 ポリプラスチックスのドイツ子会社であるTOPAS Advanced Polymersの環状オレフィン・コポリマー「TOPAS(トパス)COC」が、ドイツ・アーヘンに拠点を置く独立試験研究所から「リサイクル可能な材料」として認証された。
 使用後回収された低密度ポリエチレン、混合ポリオレフィン、ポリプロピレンのリサイクル時に重要な役割を果たす材料と評価された。剛性とバリア性を備えたトパスは、優れた機能性を有しながらもリサイクル可能なポリオレフィンの実現を見込んでいる。(1月15日11:00)
01/15 コーナン商事でロボ稼働/無地ケース対応の混載デパレ――MUJIN
 ロボット制御システムを手掛けるMUJINは、ホームセンターを運営するコーナン商事の川崎ベイ流通センターで混載デパレタイズロボットを稼働させたと発表した。従来のビジョンシステムでは判別が困難だった無地の段ボールケースに対応するなど、作業の自動化・省力化に寄与している。
 このほど稼働させた混載デパレタイズロボットは、形状や大きさの異なる段ボールケースが混載された状態で、ワークの積み下ろしを行える。ワークのサイズや重さを自動で判別し、最適な速度で安定した作業を実施。マスターレス仕様で事前に段ボールケースの形状などを登録することなく対応できる。透明テープが貼付された段ボールケースの認識も可能としている。(1月15日11:00)
01/14 スパウトパウチ表面に紙基材/印刷はIJ方式とグラビアも――福島印刷工業
 福島印刷工業はこのほど、プラスチック使用量を抑えた「紙スパウトパウチ」を開発した。スパウトパウチの表面基材を従来のPETから紙に置き換えたことで、プラスチック使用量削減に貢献する。
 紙の表面には抗菌・防カビの増殖を抑えるニス塗工も可能。SIAA(抗菌製品技術協議会)の表示ができ、安全性の基準を満たしていることを認証す。
 印刷はロット数に応じて対応。2000m以下で多品種少量向けにはデジタルプレスで行い、4000m以下のロットに対してはグラビア印刷で対応する。デジタル印刷ではインクジェット(IJ)方式を採用し、包材ロスの削減に取り組む。(1月14日12:30)
01/13 PL適合のタック紙開発/安全・安心なラベルを提供――大阪シーリング印刷
 大阪シーリング印刷は昨年12月末、食品衛生法のポジティブリスト(以下、PL)掲載物質で構成されたエマルション系粘着剤を使用したタック紙を開発した。準備が整い次第、同粘着剤を塗布した新たなラベルの案内を開始する。弁当や総菜、加工食品などの表示ラベルに適応し、随時切り替えを進める。
 開発責任者で執行役員兼研究開発部部長の吉田雅彦氏は「PL適合が確認されているため、万が一食品と接触したとしても、安心してご利用いただける。今まで以上に安心・安全と言える製品」と力を込める。(1月13日11:30)
01/12 医薬品向け定温輸送セットを共同開発/大幅な業務効率化可能に――シャープ/スギヤマゲン
 シャープとスギヤマゲンは、シャープが液晶材料の研究で培った技術をベースに新たに開発した「3℃適温畜冷材」とスギヤマゲンの温度設計技術を組み合わせ、医薬品向け「定温輸送容器セット」を共同開発し、1月5日にスギヤマゲンから発売した。
 同セットは新開発の「3℃適温畜冷材」の使用により、2〜8℃と2〜6℃の両方の定温管理に適用できることに加え、これまで行ってきた季節ごとの畜冷材の構成変更が不要となった。今まで必要だった1〜2時間の待機時間も不要になり、大幅な業務効率化が可能になる。今後、容器のバリエーションも増やしていく予定。(1月12日13:30)
01/08 生分解性プラフィルムの使用開始/自動包装機のラインアップに――日通商事
 日通商事はこのほど、2018年に自社開発したフィルム自動包装機「ALOZ EC Packaging System」の使用フィルムのラインアップに、環境に配慮した生分解性プラスチックを追加した。
 環境配慮を意識する顧客に応えるため試験を繰り返し、同機使用フィルムとしての採用に成功。採用フィルムは、イタリアの生分解性プラスチックメーカーNOVAMONT社が開発した「MATER-Bi」を原料としており、商品出荷時の包装資材として、寿命や強度など輸送環境に耐えうることが確認できたとしている。(1月8日13:00)
01/07 3社連携で再流通支援/賞味期限近い災害備蓄品――SynaBiz/ミドリ安全/佐川急便
 SynaBiz、ミドリ安全、佐川急便は賞味期限の近い災害備蓄品の再流通支援サービスを開始した。ミドリ安全の取引先企業向けに、佐川急便のロジスティクス・プロジェクトチーム「GOAL」が提供する新たな物流ソリューションと、SynaBizが運営する寄付型ショッピングサイトOtameshiを活用し、取引先企業が保有する、賞味期限が近い災害備蓄品の廃棄ロス削減によるSDGs2達成と社会貢献を目的とする。
 佐川急便のGOALは顧客の物流に関する顕在化および潜在的課題を抽出。物流に加え、IT、決済、人材派遣などのサービスを融合した全体最適なソリューション提案を行う。また、SynaBizが買い取った災害備蓄品はOtameshiで販売され、商品代金の一部は社会貢献活動団体に寄付される。(1月7日11:15)
01/07 新型冷凍自動販売機/多彩な容器形状に対応――サンデン・リテールシステム

マルチストック方式を業界初採用
 サンデン・リテールシステムは、1月末から、新型の冷凍自動販売機「ど冷(ひ)えもん」の販売を開始する。さまざまな容器の形状に対応が可能なマルチストック方式を業界初採用。テレワークなどの増加により需要が高まる冷凍食品を、非対面・非接触で24時間利用可能な自動販売機で販売する。閉店時間の繰り上げを余儀なくされている飲食店の閉店後の無人販売や、マンション・住居施設内での販売など多岐にわたる利用を見込む。
 具体的には、4種類の棚を自由に組み合わせることで、今まで自動販売機での販売が難しかった大型の冷凍食品を含め、大きさの異なる商品の販売が可能。液晶タッチパネルの搭載により、スマートフォン感覚で簡単に商品の選択操作ができる。(1月7日11:15)
01/06 協働でスマート物流に着手/内閣府推進のプログラムに参加――花王/ライオン
 花王とライオンは、内閣府が新たな物流基盤の構築に向けて推進する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の「スマート物流サービス」に参加し、サプライチェーン全体の最適化を目指して両社拠点間の往復輸送を開始した。
 研究代表機関である流通経済研究所が、取り組みに参加した両社を含む日用消費財メーカーが提供する物流拠点間の輸送実績データに基づき、各社の片道輸送を組み合わせた往復輸送の可能性を提案。その報告を受けて、両社は花王の川崎工場(神奈川県)から坂出ロジスティクスセンター(香川県)間の輸送と、ライオンのライオンケミカル坂出工場(香川県)から、加須(埼玉県)・柏(千葉県)・相模原(神奈川県)にある各流通センターへの輸送を結合して往復輸送とし、トラック輸送の生産性向上とCO2排出の削減を目指す。(1月6日12:00)
01/06 大型PETボトルを軽量化/2020年12月製造品より順次――キリンビバレッジ

軽量化した2ℓPETボトルと
1.5ℓPETボトル
 キリンビバレッジは「キリン 午後の紅茶」「キリン 生茶」などの一部の2ℓ・1.5ℓの大型PETボトル商品を対象に、プリフォームの金型を改良することで38.2gから32.2gに約16%軽量化し、2020年12月製造品より順次導入している。
 新たに導入した32.2gのPETボトルは、すでに国内最軽量を達成している「アルカリイオンの水」2ℓPETボトルの技術を応用し、キリンホールディングスパッケージイノベーション研究所と共同開発した。同PETボトルを導入することで、年間約439トンのPET樹脂使用量を削減し、年間1515トンのCO2排出削減が可能となる(いずれも製造計画に基づく同社試算)。2ℓPETボトルについては、必要な耐荷重強度を維持しながら、従来と同等以上に持ちやすく、使いやすく、廃棄しやすい新たなデザインとした。(1月6日12:00)
01/05 18種類のデザインパッケージ/バレンタイン需要に合わせて切り替え――明治

あみだくじ入りパッケージも
 明治は「明治ミルクチョコレート」などの板およびBOXタイプのチョコレート計9品を、期間限定で全18種類の仕掛けが入ったパッケージデザインに変更する。バレンタインの贈答需要に合わせて、2020年12月から順次切り替える。
 「明治ミルクチョコレート」など板チョコレート4商品と「明治ミルクチョコレートBOX」などBOXタイプの5商品のパッケージを変更。あみだくじや迷路など、家族や友達とミッションに挑戦して"おうち時間"を楽しめる仕掛け入りのパッケージとした。(1月5日14:00)
01/05 定番シリーズに新商品/“アマビエ”で早期収束願う――サトウ食品

サトウの福餅入り鏡餅小飾りアマビエさま
 サトウ食品(新潟市)は、1年の無病息災を願う「サトウの鏡餅」の新商品として、「サトウの福餅入り鏡餅小飾りアマビエさま」を発売した。新型コロナウイルスの早期収束を祈り、疫病を鎮めると言い伝えられる“アマビエ”のデザインを容器に印刷した。
 同社の定番シリーズ「サトウの鏡餅」は、サッと組み立てて手軽に飾れるのが特長だ。餅の個包装には、酵素を吸収する特殊な素材「ながモチフィルム」を使用。また、簡単にちぎって潰し、小さく捨てられる発泡PSタイプの「らくポイ容器」を採用している。
 化粧箱は紅白カラーに刷新し、新年にふさわしい豪華な配色にした。水引は、富士山をバックに松に止まった鶴が朝日に向かって羽ばたく様を表現した「富士結び水引」を採用し、華やかさ、めでたさを演出している。(1月5日14:00)
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