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包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2021年5月】

05/31 PEとアルミを再生利用/紙パックから土木建築資材に―――日本製紙など3社
 日本製紙(東京都千代田区)、プラスチックリサイクル商品を製造販売するリプロ(岡山市南区)、プラスチックを主原料とした繊維関連商品と産業機械を製造販売する萩原工業(岡山県倉敷市)の3社は共同で、廃棄処分となった飲料用アルミ付紙パックのPEとアルミ素材を再生利用するビジネスモデルをスタートしたと発表した。第一弾として境界杭などの土木建築資材を開発し、販売を開始した。(5月31日13:30 包装タイムス5月24日号に詳報)
05/28 複合ベルト本格営業へ/FOOMA2021でも訴求―――中興ベルト
 中興ベルト(大阪市)は、ラミネートベルトと通常基材を組み合わせた「複合ラミネートベルトBL‐GLシリーズ」の本格的な営業活動を繰り広げる。同ベルトは6月1日から開催されるFOOMA JAPAN2021でも訴求する。ラミネートベルトは、PTFEでコーティングしたガラスクロスに特殊なふっ素樹脂をラミネートした食品製造ライン向けのベルト。浸透に強く、油などと接触する用途で高い耐久性を発揮できる。(5月28日14:55 包装タイムス5月24日号に詳報)
05/27 OPPバリアに熱視線/モノマテ実現に国内外で注目―――東洋紡

高いバリア性持つ「DP065」
 東洋紡(大阪市北区)が開発し3月末からサンプル出荷を始めたOPP(二軸延伸ポリプロピレン)フィルム「DP065」が国内外の包装関連企業から熱い視線を浴びている。モノマテリアル(単一素材)包材を具現化し、高いバリア性を持つとして評価が進んでいるからだ。炭素税など環境負荷抑制を目的とする環境税≠ノ関連し海外とりわけヨーロッパ企業からの引き合いが多く、日本も導入に向けての準備を進める企業が増えつつある。今後の需要動向が注目されるところ。(5月27日13:30 包装タイムス 5月24日号に詳報)
05/26 多層構造AIで外観検査/資生堂と実証実験、精度99%超――KDDIテクノロジー
 KDDIテクノロジー(東京都江東区)は、独自技術の多層構造AIを活用した外観検査ソリューションの訴求を強めている。昨秋から資生堂と実証実験を開始し、異物混入などで生じた容器の不良検知を99.9%以上の高い精度で実現した。多層構造AIは、従来のルールベースの画像認識技術とAI技術を組み合わせたもの。従来は検出しきれなかった不良品を判別できるようになった。3Dセンサーや独自の照明技術なども活用し、不良品の検出率を高めている。(5月26日11:10 包装タイムス5月24日号に詳報)
05/26 一次包装利用可能な紙包材/フリーズドライ飲料で採用――凸版印刷

日本コカ・コーラの新商品に
採用された紙素材チャック付き
スタンディングパウチ
 凸版印刷(東京都文京区)は、食品の一次包装に利用可能な「紙素材チャック付きスタンディングパウチ」を開発した。一次包装として必要な機能を維持しながら、スタンディングパウチの最外装の紙化を実現している。同製品は日本コカ・コーラ(東京都渋谷区)のフリーズドライ飲料「1,2,CUBE(ワン・ツー・キューブ)」に採用されている。紙素材チャック付きスタンディングパウチはベースに紙素材を採用しており、プラスチックフィルムを使用した従来のスタンディングパウチと比較してプラスチック使用量を約13%、CO2排出量を約18%削減する。紙の重量が包装材全体重量の50%を超えるため、容器包装リサイクル法上の紙製容器包装に分類され、紙マーク表記となる。(5月26日11:10 包装タイムス5月24日号に詳報)
05/25 森永乳業の新製品で採用/パッケージデザインAI――プラグ

AIを使用して開発したデザイン
 プラグ(東京都千代田区)が開発した「パッケージデザイン AI」が、森永乳業の新商品「通のこだわり 濃密カスタード 深みカラメル」のデザイン開発に採用された。このシステムは、590万人の消費者調査の結果を学習データに使い、東京大学と共同研究したもので、消費者がデザインをどのように評価するかをAIが予測する。「通のこだわり 濃密カスタード 深みカラメル」では、商品特徴であるカラメルソースの写真が好意度に寄与し、既存の商品よりも「高級感・上質感」「特徴がわかりやすい」とAIが評価した。(5月25日11:35 包装タイムス5月24日号に詳報)
05/25 剥がせるIMLを開発/高度な資源循環実現に向けユポと協業で――シーレックス
 容器と一体化したインモールドラベル(IML)は剥がれない――というこれまでの既成概念を根底から覆すIMLの登場だ。シーレックス(東京都台東区)はこのほど、ユポ・コーポレーション(東京都千代田区)と協業で、容器から剥がせるIMLを開発した。剥がせるIMLは、一般系廃プラスチックの高度な資源循環を実現するための一助となるべくソリューションとして開発したもの。容器と一体化するという利点は残しつつ、これまでと視点を転換。容器から剥がせるという特性を持ったIMLボトル素材に対応した「ストレッチブローPET容器用はがせるインモールドラベル」と「ダイレクトブローPE・PP容器用はがせるインモールドラベル」の2種類で、ESG経営やSDGsなど、社会や環境の持続性に取り組む化粧品メーカーやトイレタリーメーカーへ提案していく。(5月25日11:35 包装タイムス5月24日号に詳報)
05/24 上包みした透明包材を検査/AIで印刷面の影響受けず――Phoxter
 Phoxter(大阪府豊中市)は、消しゴムなどに上包みした透明フィルムの外観を検査できるソリューションの訴求を強めている。AIを活用することで、商品名などを記載した印刷面の影響を受けずにフィルムの破れや異物の検出を行えるようになった。従来の画像処理システムでは、上包みした透明フィルムの欠陥のみを安定して検出するのは難しく、過検知が発生するケースが多かったが、AIにより複雑なルール設定を行うことなく過検出を抑制できる。また、ワークの撮影位置がずれて生じる画像上の写り方の変化をAIに学習させておくことで、撮影位置や向きが多少変わった場合でも検査に対応する。導入にあたってはカメラ接続、設定画面、PLCリンクといった製造設備で必要な機能をオールインワンで提供するという。(5月24日13:15 包装タイムス5月17日号に詳報)
05/21 エアリークテストの新機種/定量的試験の要望高まり開発――フクダ
 工業用計測器の製造販売を主力事業とし、漏れを“見える化”してきたフクダ(東京都練馬区)は、包装容器エアリークテスト装置の新機種「MSP-0102」と、漏れ試験用の基準孔の「フクダピンホールFPH-0100,0101」の販売を開始した。近年、医薬品の品質向上や流通の国際化、新型コロナウイルス感染拡大により、医薬品包装容器の定量的試験の要望は高まってきている。加えて、6月に開示予定されている第十八改正日本薬局方(JP18)や米国の薬局方に準拠するための漏れ試験装置と、検査の基準となるピンホールを開発した。
 同社のエアリークテストは、シール部分の剥がれ・破れ、微小なピンホールなどの不良を確認できる検査装置で、タッチパネル操作・コンパクト・対象品種の多さが特徴的だ。新たに開発した0102では、大きいサイズや背の高い包装容器の漏れ試験に対応している。ピンホールFPHシリーズは、JP18に準拠した包装完全性の評価で、不良品サンプル(陽性対照)の制作に使用できる。(5月21日11:15 包装タイムス5月17日号に詳報)
05/20 新コンセプトの新柄発表/ヨーロッパ想起の色調を3色で――アクタ

「ジパングシリーズ」を提案
 アクタ(福岡県古賀市)は、新コンセプト「CHANGE・THE・STANDING・POSITION」(チェンジ・ザ・スタンディング・ポジション)のもとデザインされた「新柄」を発表した。ヨーロッパの風景を想起させる色調を3色で構成した「ジパングシリーズ」の名称で製品展開を本格化する。これはフチ、底、蓋がパーツ別に保管できる“ワン折”として設計され、フチ部分を3色でデザイン。異なる色合いの3タイプがそろい、すでに和洋中の全ジャンルで採用を得ており、新たなファン獲得につながっている。
 同社は、5年ごとに新しい「コンセプト」を定め、それに基づく新製品投入とニーズの掘り起こし、マーケット開拓に注力してきた。新コンセプトは、価値観の多様化するマーケットに現状の“立ち位置を変える”製品提案を行い、機能性、デザイン性などの全てにおいて、これまでの概念にとらわれない製品開発を進めていく。(5月20日13:45 包装タイムス5月17日号に詳報)
05/19 紙袋に切り替えで環境配慮/衛生用品の圧縮梱包も検討――クリンペット・ジャパン
 クリンペット・ジャパン(愛媛県西条市)は、圧縮して梱包したペーパータオル「圧縮ディックE クラパック」の拡販を進めている。従来の段ボールケース入りから角底袋への切り替えで、輸送・保管効率向上とCO2排出量の削減を実現できるとあって反響も大きい。
 ペーパータオルを食品などの真空パックの原理を応用して圧縮し、クラフト梱包袋に入れて膨らむようにした同製品。二重になった袋は内側から膨らむ力により、積み上げても荷傷みが発生しにくい。日本のみならず海外特許も取得済みで、今後は不織布素材の衛生用品でも開発を進めるほか、ライセンス契約によって他社と提携しさまざまな商品展開を進めていく考え。(5月19日11:05 包装タイムス5月17日号に詳報)
05/18 外袋の工夫で実用新案/アルファ米とコラボのカレーを温かく――尾西食品
 尾西食品(東京都港区)は4月1日、「カレーハウスCoCo壱番屋」で有名な壱番屋(愛知県一宮市)とのコラボレート商品「CoCo壱番屋監修 尾西のカレーライスセット」を発売した。アルファ米とレトルトカレーを組み合わせており、本来は温めなくてもおいしい商品だが、アルファ米にお湯を使った場合、外袋の使い方次第でカレーも同時に温められる工夫が盛り込まれた(実用新案登録第3231257号)。
 尾西尾西によれば、非常食の市場は今年度で約220億円規模と言われ、このうち米飯類は4割と最多で、その8割をアルファ米が占め、その半分以上が同社の商品だという。
 新商品は、アウトドアでも手軽においしく食べられるカレーを作りたい壱番屋が、備蓄食品に対する尾西食品の姿勢に賛同する形で共同開発を始めた。
 外袋の中にはアルミパウチ入り(ジッパー仕様)のアルファ米とレトルトカレー、プラス製スプーンを封入。アルファ米は、お湯なら15分、水なら1時間。お湯を使って温かい状態で食べたい場合は、まず外袋を上部のノッチから開封してアルファ米とカレーを取り出し、アルファ米入りアルミスタンドパウチに所定の量のお湯を注ぎ、付属のスプーンでよく混ぜてからジッパーで閉じる。次に外袋を中央部のノッチから横にカットして帯状にした後、アルファ米の袋に被せ、外袋とアルファ米の袋の間にカレー入り袋を挟み込めば、アルファ米が出来上がる15分後にはカレーもおいしく温まっている。(5月18日15:10 包装タイムス5月17日号に掲載・姉妹誌「月刊食品包装」6月号に詳報)

新商品のパッケージ

帯状の外装をアルミパウチに被せ

その間にカレーの袋を挟み込み

約15分でカレーも温かく
05/18 埼玉に大型物流センター稼働/関東エリアへの出荷体制を強化――尚美堂
 尚美堂(東京都台東区)は3月30日、埼玉県行田市に新たな物流センター「関東物流センター」を稼働させた。同社では埼玉県内に3カ所の物流倉庫を所有しているが、手狭となり今回の物流倉庫購入に至った。敷地面積約9500m2、延べ床面積約9000m2の鉄筋造2階建構造で、物流倉庫として使い勝手もよく、3カ所の物流倉庫を集約しても関東エリアの出荷を十分にカバーできるスペースがある。今回の稼働に伴い、既存商品の安定供給強化を図るとともに、衛生商品を中心に更なる新商品ラインアップも検討中だ。(5月18日11:25 包装タイムス5月17日号に詳報)
05/18 磁化式金属検出機を開発/アルミ包材内の微小金属検出――システムスクエア

すり身、練り物などに混じった微小な
金属粉を高感度に見つけ出す
 システムスクエア(新潟県長岡市)はこのほど、アルミ包材に使える磁化式金属検出機「SDM-3006W」を開発した。アルミ、塩分、水分の影響を受けずに検査できる点が特徴。従来の金属検出機やX線検査機では困難だったレベルの微小な金属粉を高感度に検出できるという。非磁性金属であるアルミの性質を生かした製品で、アルミ箔やアルミ蒸着フィルムを包材として使ったレトルト食品などに対応可能となる。高額な消耗品がないため、ランニングコストの抑制につながる。防水仕様であり、脱着しやすい構造の搬送ベルトなどメンテナンス性にも優れている。(5月18日11:25 包装タイムス5月17日号に詳報)
05/17 ドライアイス不使用を提案/食品や医薬品の保冷輸送に有効――ワコン

頑丈で洗える折り畳みコンテナ「クールワン」
 食品や医薬品の保冷輸送では、一般的にドライアイスが多用される。しかし、近年は価格上昇が続いており、その使用量削減を目指し、ワコン(和歌山県紀の川市)は先の国際物流総合展やFABEXで三つのアイテムを提案した。衛生的かつ高耐久の保冷折り畳みコンテナ「クールワン」は、中空のプラスチックパネルの中に高性能な発泡ウレタンを注入し、壁面の厚みを均一にして高い保冷機能を実現。壁面に穴が開いておらず、約60度までの温水洗浄に対応している。使用しないときは折り畳んで容積を約半分にでき、段積み性にも優れている。専用保冷剤を併用すればドライアイス不使用でマイナス15度以下を8時間キープし、「マルチパック」オプションを使えば1ボックス内で3温度帯(冷凍・冷蔵・常温)輸送が可能。冷蔵車で常温輸送するといった使い方も考えられる。(5月17日13:10 包装タイムス5月10日号に詳報)
05/14 春の展示会はリアルとウェブで/新常態へ多彩な製品を提案――リスパック
 リスパック(営業本部=愛知県犬山市)は、このほど春の展示商談会「リスパックNEXT2021 SPRING」を開催した。「ニューノーマルで進化する食の真価」と題し、万全の感染対策のもと、3〜4月にかけて東京・名古屋・大阪・岡山の各会場を巡回。4月12日には会場風景を動画で紹介するZoomライブも実施し、全国の顧客に食マーケットの課題解決につながる新製品をアピールした。今回、見どころの一つとなったのが"加速する外食産業の進化"の展示コーナーだ。安定の段積みや作業性、ロースタック性など多機能を盛り込んだレンジ対応容器「テイク丼」や好評の「麺丼」といったテイクアウト専用容器をはじめ、デリバリー、ミールキットなど多様化する提供方法に応じた製品や活用アイデアを紹介した。新常態のニーズに応える多彩な提案が繰り広げられた今回展の模様は、5月24日からオンラインで公開予定。各会場の展示コーナーや新製品を動画で紹介するコンテンツなどを配信する。(5月14日11:10 包装タイムス5月10日号に詳報)
05/13 三菱食品の地酒シリーズに最高賞/第17回ガラスびんアワード結果発表――日本ガラスびん協会

最優秀賞の「蔵べる シリーズ」
 日本ガラスびん協会(石塚久継会長)は4月16日、「第17回ガラスびんアワード」の受賞8商品を発表、最優秀賞に三菱食品の「蔵(くら)べる シリーズ」を選定した。「全国各地の酒蔵の協力で日本酒27銘柄が集まり、自宅にいながら旅行気分を味わえ豊かな気持ちになれる商品」と評価した。最優秀賞「蔵べる」のガラスびんは、飲み比べに適した1合サイズ。縁起が良いとされる七宝の文様を刻印し、清酒らしい印象とした。ラベルデザインは各蔵元にちなんだ伝統あるデザインを使用し、目で見ても楽しい商品に仕上げている。(5月13日11:45 包装タイムス5月10日号に詳報)
05/12 リーク検出装置の新型/真空システムの気密性テスト等―――日本ブッシュ

持ち運びが簡単な「TAPIR HL 1102A」(右)と
大型で汎用性の高い「同 2216A」
 真空ポンプメーカーの日本ブッシュ(神奈川県平塚市)は、2機種の新型リークディテクターを発売した。真空システムや真空コンポーネントの気密性テスト、リークしている可能性のある場所の特定、リーク率の計測に役立つ。ガス漏れによる真空システムの経済性の悪化、品質への影響を未然に抑制できる。小型で持ち運びが簡単な「TAPIR HL 1102A」は、ターボ分子ポンプとバックポンプのダイヤフラム真空を筐体に格納してコンパクト化した製品。作業者が移動することを考慮した設計となっている。大型で汎用性の高い「同 2216A」には排気速度の高いオイル潤滑ロータリーベーン式真空ポンプを取り入れた。製造ラインで常設し、定期的に計測を行うことを想定して設計されている。(5月12日12:00 包装タイムス 5月10日号に詳報)
05/12 特殊機能紙を製品拡充/小ロットに最適なセット提案―――フジカ

中箱、ガスバリア袋、乗せ紙3点を300枚セットした
「カステラ0.5斤セット」を提案
 フジカ(長崎県長与町)は、特殊機能紙「HOS(ホス)」の既製品バリエーションを拡充し、小さいサイズ≠フカステラに最適な3つのセットアイテムの提案活動を開始した。カステラの売れ筋が小さいサイズに変化していることに対応したもので、これまでの「カステラ1斤セット」に加え、中箱、ガスバリア袋、のせ紙(ホス)の3点を300枚ずつ同梱した「カステラ0.5斤セット」「キューブカステラセット」や、トレー、ガスバリア袋や敷き紙を1000枚ずつセットした「1切れカステラセット」をラインアップに加えた。(5月12日12:00 包装タイムス 5月10日号に詳報)
05/11 ボトルtoボトル率50%を宣言/「2030年までに確実に」――全清飲
 全国清涼飲料連合会(米女太一会長)は、2030年までにPETボトルの「ボトルtoボトル(BtoB)」比率50%を目指すことを宣言した。専務理事の河野敦夫氏は「現状の技術と経済性に基づき設定し、確実に実現できるベースとした」と話す。リサイクル技術の進歩に合わせて上方へシフトする方針だ。同会は18年11月に「清涼飲料業界のプラスチック資源循環宣言」を発表。30年度までにPETボトルの有効利用率100%を目指すことを掲げている。同会の調べでは19年のBtoB率は12.5%。現状のPETボトル回収率やリサイクル率、技術、経済性に基づき確実に実現できる数値目標とした。将来的にはマテリアルリサイクルの進歩やケミカルリサイクルの確立を通じて、より高いBtoB比率を目指す。(5月11日11:15 包装タイムス5月10日号に詳報)
05/11 ガイドラインを策定/外装サイズ標準化で効率向上へ――加工食品分野における外装サイズ標準化協議会
 加工食品メーカー、物流会社、卸、小売、業界団体等で構成する「加工食品分野における外装サイズ標準化協議会」は、「加工食品分野における外装サイズ標準化ガイドライン」を策定し、第1版を公表した。同ガイドラインは、昨年3月27日付で発表された「加工食品分野における物流標準化アクションプラン」のうち、外装サイズ標準化をより具体化することを目的として策定。パレタイズ化に加え、パレタイズド貨物解体後の作業性を含む、サプライチェーン全体を通しての作業が最適化され、空間効率・時間効率の改善達成に向け、外装サイズ標準化の新たな指針となることが期待される。(5月11日11:15 包装タイムス5月10日号に詳報)
05/10 生分解フィルム90%分解/海洋生分解性試験を1年間――三菱ケミカル

大分県中津市のレジ袋に採用
 三菱ケミカル(東京都千代田区)は、植物由来の生分解樹脂コンパウンド「FORZEAS(フォアぜス)」を使用したフィルムの海洋生分解性試験を行い、1年間で約90%が分解されたことを発表した。国際基準ISOに準拠した試験を第三者機関で実施。フォアぜスで製膜した厚さ25μmのフィルムを使用した。
 また今回、海洋生分解性が確認されたグレードを使用したレジ袋が大分県中津市のNPO法人中津街づくり協議会に採用された。4月から協議会の会員事務所や市内の小中学校に配布される。(5月10日12:00 包装タイムス4月26日号3面に詳報)
05/07 知財功労賞で経産大臣表彰/鮮度容器や充填包装機の開発など評価され――悠心

悠心の充填包装機
「Universal TypeV Ver.2」
 液体・粘体用自動充填機などの開発・設計・製造・販売を手がける悠心(新潟県三条市)は、2021年度「知財功労賞 経済産業大臣表彰」の1社に選ばれた。経済産業省特許庁では毎年、知的財産権制度の発展および普及・啓発に貢献のあった個人に対して「知的財産権制度関係功労者表彰」、また制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業等に対し「知的財産権制度活用優良企業等表彰」として、経済産業大臣表彰および特許庁長官表彰を行っている。今年度は経済産業大臣表彰として個人4人と企業など7者、特許庁長官表彰として個人3人と企業など11者が受賞した。
 同表彰を受けた悠心のビジネスの特徴は、基礎研究の結果を商品開発に直接活かし、独創的な商品を上市している点。社長の二瀬克規氏自身が発明者となり知的財産権の取得・活用の推進を実施し、研究開発部門の責任者を含め社長直轄の組織として効率良く、スピード感のある開発を行っている。また、積極的に研究開発投資を行い、知的財産権を重要な経営財産と位置づけていることにもある。(5月7日11:45 包装タイムス4月26日号10面に詳報)
05/06 練り物のLL化を実現/主力商品をトップシールで――紀文食品
 紀文食品(東京都中央区)は、主力の練り物商材である「野菜てんぷら」「シャキッと玉ねぎ天」「さつま揚極上」のロングライフ(LL)化に成功している。包装をトレーラップからトップシールに変更、またガス置換包装により、中身の賞味期限切れによる店頭での廃棄ロスのほか、買い置き需要の増加をはじめとした消費者の購買行動の変化にも対応する。
 賞味期限の延長にあたり、すでに採用実績のあるピロー包装への形態変更も検討した。しかし練り物商材がトレーラップ形態で消費者に広く認知されていること、またトレーラップの良さである見た目のボリューム感や鮮度感を維持したいという狙いから、トップシールを選択した。トップシールへの変更にあたっては、シール面の油の付着を防ぐため、中身をずれにくくするなどのトレー形状の改善も行った。こうしてトップシール商品の生産を2020年10月にスタート。野菜てんぷら、シャキッと玉ねぎ天の2品を発売した。(5月6日15:50 包装タイムス4月26日号1面に詳報)

MA包装機でトップシールした
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