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【ニュース分類】
包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2021年8月】

08/31 ご当地清涼飲料で地域応援/お風呂上りにシュワッと爽快――日本ガラスびん協会

イベントメインビジュアル
 日本ガラスびん協会(山村幸治会長)は、全国105軒の銭湯で『夏休み!!ガラスびん×地サイダー&地ラムネin銭湯2021』を開催している。家族や地域の交流の場となる銭湯で、ガラスびんの普及とご当地清涼飲料メーカーを後押しするのが狙いだ。今年は、一昨年まで行われていたスタンプ企画が復活。対象商品を1本購入ごとにもらえるスタンプを3つ集めると、ガラス瓶の王冠をかたどった限定バッチが2つ手に入る。イベントは9月5日まで。(8月31日13:30 包装タイムス8月30日号に詳報)
08/31 段ボ用デジタル輪転機発表/110インチIJPヘッド搭載――米HP社

段ボール用デジタル輪転印刷機
 HP社(米国カリフォルニア州パロアルト)はこのほど、プレプリント対応段ボール用デジタル輪転印刷機「HP PageWide T1195i Press」を発表した。同社のサーマルインクジェットプリントヘッドを搭載することで堅牢性と経済性を高めた。デジタル印刷によるメインストリームの生産を促進し、さらなるジョブのデジタル移行を可能とする。また、ポストプリント対応の段ボール用デジタル印刷機「HP PageWide C500 Press」のオーナー向けにクラウドベースのアプリケーション「HP PrintOS」のリリースも同時に発表した。(8月31日13:30 包装タイムス8月30日号に詳報)
08/30 高品質と低価格を両立/“手頃な”レーザー発売――ビデオジェット社

機能が一つの筐体に収まった
コンパクト設計のため
組み込みや設置が容易
 ビデオジェット社(東京都江東区)は、CO2レーザーマーカーの新製品「Videojet3210」を発売した。レーザーマーカーとしての機能が一つの筐体に収まったコンパクトかつシンプルな設計であるため、設置が容易。またガイド機能を内蔵したタッチスクリーン操作で初めて使用するユーザーにも導入しやすい。インクなどの補充が不要、半永久的に消えない印字といったメリットを訴求し、インクジェットプリンターからレーザーマーカーへの乗り換えを検討するエントリーユーザーなどに提案していく。(8月30日13:10 包装タイムス8月23日号に詳報)
08/27 剥がしやすいロールラベル/糊残りほぼゼロの新粘着剤――サントリー食品インターナショナル
 サントリー食品インターナショナル(東京都港区)はこのほど、粘着剤メーカーのトーヨーケムと協業し、ロールラベル用の新たな粘着剤を開発した。すでに「サントリー天然水」から導入を開始しており、他製品にも順次採用を予定している。新製品はPETボトルとロールラベルの接着強度を担保しつつ、剥がしやすさを向上した。PETボトルに粘着剤が残らない点も特徴で、リサイクル工程においても効率化と品質向上が見込まれる。(8月27日11:10 包装タイムス8月23日号に詳報)
08/26 炭カル51%の新シート/シート、容器、蓋材に提案――赤松化成工業

炭酸カル51%以上が主原料の
「CaCoC(カコック)」
 赤松化成工業(徳島県松茂町)は国内産の高純度な炭酸カルシウム51%以上を主原料とするシート「CaCoC(カコック)」を製品化した。水や熱に強く、電子レンジに対応する。ヒートシールも可能で、さまざまな形に成形できるのが特徴。原料の特性から可燃ごみとして焼却も可能で、CO2発生もPE比較で55%削減できる。製造時に水を使用せず、石油由来のプラスチック製品の代替となるため、同社では「持続可能な開発と新たな経済成長の両立につながる」としている。(8月26日15:30 包装タイムス8月23日号に詳報)
08/25 “定番の進化”が高評価/パッケージデザインランキング――プラグ

今回の調査で1位になった
「ハーゲンダッツ クリスピーサンド
スイートストロベリー」
 パッケージデザイン開発とマーケティング・リサーチを行うプラグ(東京都千代田区)は、21年春夏の新商品のパッケージデザインの好意度調査を実施した。1位は「ハーゲンダッツ クリスピーサンド スイートストロベリー」(ハーゲンダッツ ジャパン)。昨年来のコロナを背景とした社会不安により安全・安心へのニーズが高まり、ロングセラーブランドの人気が高まる中で、新しいブランドのあり方を見せるデザインが高評価を得たという。同調査の詳細はプラグのウェブサイトでダウンロード可能。(8月25日11:05 包装タイムス8月23日号に詳報)
08/25 ストレッチ包装機が好評/働き手の負担軽減に多種多様な提案――大阪タイユー

来場者からは「軽い」と評判
 大阪タイユー(大阪府箕面市)は、簡易ストレッチフィルム包装機「マワールでんラッパー」の訴求を開始している。同製品は、超軽量ポールと独自機構を備えたストレッチフィルム包装機。回転テーブルを大型化させることで新たに6輪台車、カゴ台車、メッシュパレット、従来型より大きいパレットなどの包装に対応できるようになった。札幌パックや関西物流展では実機を展示し、「こんな場面で使えないか」とさまざまな声が寄せられたという。(8月25日11:05 包装タイムス8月23日号に詳報)
08/24 異物低減プロジェクト開始/キャップ、ラベルの回収も――全国清涼飲料連合会

新機能リサイクルボックス(右)と
キャップ・ラベル回収ボックス
 全国清涼飲料連合会(米女太一会長)は、PETボトルのリサイクル促進に向けた異業種間における取り組み「自動販売機リサイクルボックス異物低減プロジェクト2021」を開始する。ボックスの刷新や啓蒙活動でキャップやラベルの分別回収や、たばこの吸い殻、飲み残しなどの異物混入軽減がねらい。リサイクルPETの品質を改善して、ボトルtoボトル(B to B)率の向上を図る。実証実験は静岡県浜松市、愛知県岡崎市、三重県津市で8月末から年末にかけて順次行う。(8月24日13:05 包装タイムス8月23日号に詳報)
08/24 「炭素排出量ゼロ企業」を宣言/実質CO2フリー化など提案――船場化成

西長峰工場は年間156万kWの太陽光発電を予定
 船場化成(徳島市)は、2040年までに「炭素排出量ゼロ企業」を目指すことを明らかにした。太陽光発電設備の設置や、脱炭素につながる新型フィルム開発などに取り組む。また工場から出る廃材再利用でリサイクル率100%を目指すとともに、全ての製品をバイオ原料・生分解原料に置き換え、製品での実質CO2フリー化を提案。長年培ったインフレーション技術で脱炭素実現の「次世代フィルム」開発を推進する考えだ。(8月24日13:05 包装タイムス8月23日号に詳報)
08/23 緑茶新商品で紙容器を採用/PET飲料からの代替訴求――大井川茶園
 大井川茶園(静岡県焼津市)は、7月27日から発売の緑茶飲料「茶禅華」の容器に紙製飲料容器「カートカン」を採用した。リサイクルでき、可燃ごみとして廃棄、焼却処分もできる容器で、PETボトル飲料の代替商品として訴求する。同商品は業務用での利用を想定しており、ばら売りではなく30本入りのケース販売のみ。今後はニーズを探りつつ、大口需要家向けの指定名入り別注パッケージ商品の開発なども検討していくとしている。(8月23日11:30 包装タイムス8月16日号に詳報)

パッケージの表と裏。ケース販売専用とすることで商品表示などを省略
08/20 ラーメン玉を丸め自動ラップ包装/新たな販売チャンネルの構築サポート――大和製作所
 大和製作所(香川県宇多津町)は、ラーメン玉を丸めラッピング包装する超小型包装機「玉三郎」を発表した。製麺機から排出されるラーメン玉を1玉ずつ丸め、ラッピングまでを完全自動で行う。デリバリーやテイクアウトで活路を見出す動きが拡がる今日、店本来の味を再現できる生麺を用いた持ち帰りや通販といった新たな販売チャンネルの構築をサポートする。(8月20日11:15 包装タイムス8月16日号に詳報)

玉丸めラッピング機「玉三郎」

ラッピングされた麺
08/19 50超の自治体で採用/紙製バイアルトレー――グラフィック・パッケージング・インターナショナル

耐水性の紙で、組み立て式の
ため保管も容易
 グラフィック・パッケージング・インターナショナル(東京都港区)は、新型コロナウイルス抗ワクチン輸送用包材(バイアルトレー)の原料として同社の板紙「アクアコート」が採用されたと発表した。7月時点で53の自治体で採用。同板紙は耐水性の板紙で、解凍した際の結露にも対応する。同容器は、温度管理や保管期限がシビアなワクチンの扱いに対応でき、ワンウェイでの使用が可能。(8月19日 包装タイムス8月16日号に詳報)
08/18 オンライン展の概要発表/リアル展との相乗効果図る――JAPAN PACK2022
 日本包装機械工業会(=日包工、大森利夫会長)は7月28日、日本包装産業展「JAPAN PACK2022」のオンライン展に関する開催概要説明会を実施した。東京ビッグサイトで開催するリアル展とオンライン展の双方を活用することで相乗効果を得られる「ハイブリッド展示会」としての提案を強化する。オンライン展は、リアル展の公式ウェブサイトの機能を拡張して運用される。出展者ページでの動画掲載、オンライン商談機能、来場者ログ取得サービスなどを活用可能。(8月18日11:10 包装タイムス8月16日号に詳報)
08/18 多層フィルムをリサイクル/独自の2軸押出機システム販売へ――コペリオン

2軸押出機「ZSK」
 コペリオン(横浜市港北区)は、三井物産プラントシステム(東京都港区)と共同で、包装用多層フィルムをマテリアルリサイクルするためのシステムを販売する。同システムでは、マテリアルリサイクルが難しかった多層フィルム廃材を特殊シュレッダーにかけて粉砕し、2軸押出機「ZSK」に投入、ペレタイザーで再生ペレットに加工する。相溶化剤を使わず、強いせん断力、ならびに高真空脱気システムにより多層フィルムの均質分散化を可能にした。(8月18日11:10 包装タイムス8月16日号に詳報)
08/17 段ボールの“手切れ”防止へ/ランダムウェーブ刃を新提案――塚谷刃物製作所

打抜きサンプル、刃先形状の比較
 塚谷刃物製作所(トムソン部=大阪府八尾市)は、打抜機用のウェーブ刃「ダブルデッカル」を開発し、今年7月から販売を開始した。特徴は段ボールに起因する手指の切傷、いわゆる“手切れ”を低減させる点。頂点間隔の異なる複数の波刃をランダムに配置して、2P波刃(頂点間隔2mm)と比べて摩擦抵抗を半減させた。手切れ防止のほか、パレット積みの際に巻くストレッチフィルムが破れにくくなり、製造・梱包現場で使う手袋の消耗も軽減されるという。(8月17日11:05 包装タイムス8月16日号に詳報)
08/17 業界初の生産棟稼働/AIを用い豆腐を自動検品――四国化工機
 AIを用い豆腐の自動検品を行う業界初の拠点が稼働を始めた。四国化工機(徳島県北島町)食品事業の主要工場の一つ「阿南食品工場」(徳島県阿南市)隣接地に建設を進めていた豆腐の新生産棟が完成稼働を開始した。これまで人が目視や手動で行っていた負荷の高い作業の代替が可能となる。速度や精度向上、品質の安定化、技能継承不要、労務費削減などの全てを同時実現するとして脚光を浴びている。(8月17日11:05 包装タイムス8月16日号に詳報)
08/16 健康志向の食事サービスが台頭/SDGs思考はパッケージにも――新・冷凍宅配食動向
 “時間や手間をかけずに豊かな食事を摂りたい”というニーズに応えた、新たな冷凍宅配食文化が、じわりと広がっている。特に巣ごもり生活を送る若い世代に支持されているのが、ダイエットや体づくりなど体質強化のサポートや、食習慣の改善に役立つ食事メニューを提供するサブスクリプション(定額購入)制サービスだ。
 健康志向の強い消費者をターゲットに展開するサービスの多くは、栄養士やシェフの監修・考案によるバランス食や、低糖質・高タンパク質に特化した食事をブランドの持ち味としている。また、定期便で届くという利便性だけでなく、メニューや数量、配達頻度などをライフスタイルや好みに合わせて選べるカスタマイズ性の高さも、若年ユーザーに選ばれるポイントのようだ。
 一例としては、2016年にスタートした「nosh」(ナッシュ・大阪市)や、「マッスルデリ」(Mascle Deli・東京都渋谷区)などが挙げられる。また「GOFOOD」(ゴーフード・東京都港区)や、「三ツ星ファーム」(イングリウッド・東京都渋谷区)など、近年新たに開始したサービスも少なくない。(8月16日14:15 包装タイムス8月2日号10面に詳報)
08/05 スキンパックフィルムをPR/肉、魚などをロングライフ化――東京食品機械

肉などの鮮度保持に役立つ
 東京食品機械(東京都中央区)は先の焼肉ビジネスフェアで、連続包装機用の「バリアスキンパックフィルム」をPRした。酸素バリア性を持つフィルムで、菌の増殖を抑制する。食品のロングライフ化、おいしさの維持に役立つ。肉、魚、レディーミールなどさまざまな食品に活用できる。
 バリアスキンパックフィルムは、熱で温めると軟化するため、溶着する際に空気を抜いて真空状態にすると、内容物や容器の表面に沿ってフィルムが隙間なく密着する。食品の鮮度保持につながるだけでなく、肉のドリップの抑制に寄与する。吊るして陳列したり、縦に置いて展示したりすることもでき、店頭でのアイキャッチにも有効。またトレーのほか、板紙を使ってスキンパックを行うことも可能で、プラスチック使用量の削減も図れる。(8月5日11:05 包装タイムス8月2日号10面に詳報)
08/05 清涼飲料でエシカルな夏/全国57種の味を新宿で――日本ガラスびん協会

新宿中村屋の総料理長兼
チーフテイスター二宮健氏監修の
「新宿ジンジャーエール」
 日本ガラスびん協会は、スイーツ&デリカBonna新宿中村屋(東京都新宿区)とコラボレーションし、全国からクラフトサイダー、クラフトラムネを集めた「ガラスびんでしゅわしゅわ市」を開催している。「ガラスびんで、シュワッと、夏、エシカル」をテーマに、57種を取りそろえている。同イベントは6月29日から8月中旬まで行われる予定。
 昔ながらのビー玉が入ったラムネやパッケージデザインにこだわったサイダーが並ぶ中、新宿中村屋は、総料理長を務める二宮健氏監修のもと、「新宿ジンジャーエール」を発売した。同社で飲料の商品化はこれが初めてだという。同社の創業者である相馬愛蔵氏の出身地である安曇野で有名なワサビからヒントを得て、中村屋伝統の「インドカリー」に合う商品を目指した。中村屋総括ソムリエを務める大谷雅広氏は「新宿ジンジャーエールを皮切りに、今後も中村屋で飲料を販売していくきっかけになればと思う」と話す。(8月5日11:05 包装タイムス8月2日号2面に詳報)
08/04 新型ストレッチ包装機で作業改善提案/気軽に導入できる仕様に――野添産業
 ストレッチフィルムなど包装資材の製造販売を行う野添産業(大阪府東大阪市)はこのほど、ストレッチ包装機「マックンダースリム NZ1」をリリースした。従来型よりもさらに導入しやすい仕様になっている。
 同製品は、キャリッジの昇降速度は4段階、フィルム巻き数は3段階、ターンテーブル速度は12段階で調整可能な半自動パレットストレッチ包装機。1時間あたり20〜25パレット、最大積載量1800kgの能力を持つ。
 従来機に比べ、高さ寸法が40cm低くなり、機能を最低限必須の内容に抑えることで安価に設定。梱包・出荷現場における「設置スペースがない」「人が集まりにくい」「安定してフィルムを巻けない」といった環境で初めての導入に適している。(8月4日11:20 包装タイムス8月2日号1面に詳報)
08/04 抗ウイルスニスを開発/UVオフやグラビア用を用意――東洋インキ
 東洋インキ(東京都中央区)は、印刷物への衛生性付与ニーズの高まりに応え、新たにUVオフセットおよびグラビア印刷用の抗ウイルスニスを開発した。UVオフセット印刷用、グラビア印刷用ともに、抗ウイルス性能評価試験ISO 21702に基づき、エンベロープを持つA型インフルエンザウイルスに対し有効であることを確認。抗菌製品技術協議会が制定する「SIAA抗ウイルス加工マーク」も取得している。
 同社では、昨年から抗菌ニスの種類を拡充。収束の見通しが立たない新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い「安心・安全・衛生」への関心は依然高く、不特定多数の人が触れる各種印刷物に対して、さらなる衛生性を付与したいという要望が食品・日用品メーカーや印刷加工会社から多く寄せられていた。(8月4日11:20 包装タイムス8月2日号1面に詳報)
08/03 デパレロボットの次世代型/段ボールを自動積み下ろし――Mujin

2m以上に高積みされた
積荷の最下部も認識
 ロボット制御システムを手掛けるMujin(東京都江東区)はこのほど、知能デパレタイズロボットの次世代型「MujinRobot デパレタイザー」をリリースした。従来機と比べて機能拡張、性能向上を大幅に実現。物流倉庫での段ボールの積み下ろし作業の自動化に役立つ。
 次世代型モデルは、知能ロボットの脳にあたるコントローラー、目にあたる3Dビジョン、手にあたるロボットハンドという主要構成システムの三つを刷新した点に特徴がある。多くのロボットを提供してきた経験や現場で得たノウハウを集約することで、ロボットの能力向上につなげた。例えば、コントローラーの動作ロジックの高速化、3Dビジョンの認識精度向上で処理速度の高速化に成功。3Dビジョンの認識範囲の拡大で、2m以上の高さに積まれた積荷の最下部も認識できるようになった。(8月3日13:30 包装タイムス8月2日号1面に詳報)
08/03 「Loop」拡大へ協力強化/容器リユースの普及目指し――伊藤忠商事/ループ・ジャパン

ループ・ジャパンによるEC展開のイメージ
 伊藤忠商事(東京都港区)は、LOOP JAPAN(横浜市、以下ループ・ジャパン)と資本・業務提携を締結したと発表した。今後はループ・ジャパンが展開する、リユース容器を利用した循環型ショッピングプラットフォーム「Loop(ループ)」の事業拡大に向けて、協力関係を強化していく。
 Loopは、米・TerraCycle社が開発した、使い捨て容器を使用しない循環型販売システム。ステンレスやガラスなど耐久性の高い素材の容器を利用して食品や日用品を販売し、利用者は容器をリユースすることで、従来のライフスタイルを大きく変えることなく、環境負荷の低減やゼロ・ウェイスト(ごみをゼロにする考え方)の達成に貢献できるという。日本では今年5月下旬に小売大手のイオンでの実証実験が始まっている。(8月3日13:30 包装タイムス8月2日号1面に詳報)
08/02 ナチュラルローソン5店舗に納入/セルフ量り売り棚システム――寺岡精工
 寺岡精工(東京都大田区)は、ナチュラルローソンの都内5店舗に、今年5月発売のセルフ量り売り棚システム「All-in-One Rack」(オールインワンラック)を全国で初めて納入すると発表した。ナチュラルローソンは同システムの導入に合わせ、従来から量り売り販売を行う洗剤・せっけんに加えて食品の取り扱いを開始する。
 今回導入のオールインワンラックは、棚、商品什器、セルフ量り売りスケール(SM-6000)、電子棚札などが一体となったオールインワンモデルだ。商品什器の開閉部や液体ポンプに取り付けたモーションセンサーが購入動作を感知し、セルフ量り売りスケールに選択した商品情報を送信。画面上に購入商品を表示することで複雑な操作や商品の選び間違いをなくした。(8月2日13:40)
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