空気を抜いた後は、 口を縛って巾着状にもなる
オンラインで展開するセレクトショップのエル・ショップ(東京と港区)は、ネクサスエアー(川崎市多摩区)の協力のもと開発した、空気を抜くとフィルム袋として使えるエアー緩衝材「Bubble Bag For Reuse(バブルバッグ フォー リユース)」の運用を開始した。11月上旬の発送から順次使用している。同製品は、ゼロにすることが難しいエアー緩衝材を廃棄ではなく再利用するという発想で、エル・ショップを運営するハースト婦人画報社が企画開発し、ネクサスエアーが製造した。緩衝材としての役目を終えても、縦50×横40cmのフィルム袋として使えるポリエチレン製のエアー緩衝材だ。バイオマスを10%含有しているため、バイオマスマークも取得している。両サイドを切り離せば袋口を結ぶことが可能で、同社ではごみ箱にはめる用途を提案する。(12月3日11:15 包装タイムス11月30日号に詳報)