デイリーニュース


DAILY NEWS 包装・環境分野の情報を毎日掲載しております!

 
 ニュース一覧に戻る
【ニュース分類】
包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2022年2月】

02/28 バイオPE50%使用/2月発売のクロステープ――リンレイテープ

無溶剤粘着剤を使用
 リンレイテープ(東京都中央区)は、植物由来のバイオマスポリエチレン(PE)をテープ基材に50%使用した「バイオクロステープ#672N」を商品化し、2月中旬から販売を開始した。同製品の特徴はテープ基材に、バイオマスPEを50%配合していることに加え、製造時の環境負荷が極めて低い無溶剤粘着剤を使用していること。さらに、同様の用途で使用される布粘着テープと比較し、燃焼時のCO2排出量で約50%以下(同社製布テープ比較)、燃焼残渣量を95%(同)も削減した。製品仕様は50ミリ幅×25メートル巻。テープ色は透明。(2月28日13:00 包装タイムス2月21日号に詳報)
02/25 金印、AIでデザイン開発/「革新的な方法」岡本常務――プラグ
 プラグ(東京都千代田区)が提供するパッケージデザイン評価サービス「パッケージデザインAI」がこのほど、金印(愛知県名古屋市)の新製品「わさびアイスクリーム」のデザイン開発に導入された。プラグでは、消費者がデザインをどのように評価するかをAIが予測する「評価AI」と、デザイン生成と評価を繰り返し行い1時間で1000のデザイン案を生み出す「生成AI」の2つを展開している。今回導入されたのは「評価AI」。コロナ禍で対面式の調査実施が難しいなか、多くの関心が寄せられており、普及・活用が進んでいる。(2月25日11:10 包装タイムス2月21日号に詳報)
02/25 廃棄繊維を配合した紙/タオルメーカーと共同で開発――王子エフテックス
 王子エフテックス(製品開発部=東京都中央区)は、これまで廃棄されていた各種の繊維・端切れ・回収衣料などを紙原料として配合した循環資源混抄紙「MEGURISH(綿)」を開発した。王子グループが保有する紙・パルプ製造技術を活用し、愛媛県の老舗タオルメーカー、楠橋紋織(くすばしもんおり)と共同で、タオル製造工程で発生する糸や端切れを紙原料化するに成功したという。同製品は先のJAPAN PACKで、王子エフテックスと王子タックの共同ブースで展示された。(2月25日11:10 包装タイムス2月21日号に詳報)

楠橋紋織の高級タオルブランド「ROYAL-PHOENIX of the seas」のギフトボックスと包装紙に採用
02/24 23年春、福岡第二工場新設/生産自動化で省力化など目的に――丸東産業

福岡第二工場の外観イメージ
 丸東産業(福岡県小郡市)はこのほど、「福岡第二工場」の建設計画を発表した。工期は今年2月に着工し、2023年3月の完成、4月の稼働を目指す。同社は「製品の生産量を増加するための生産エリア拡大、生産の自動化による省力化、環境配慮型のユニークな研究開発の強化」を目的に新設を決めた。併せて、太陽光発電設備の新設、社用車をEVなど“脱炭素社会”に向けた取り組みにも注力する考え。新工場は敷地面積2951m2、地上四階建て、延床面積6110m2の規模。投資総額は21億円となる。(2月24日11:15 包装タイムス2月21日号に詳報)
02/24 環境配慮製品として訴求/クロステープをリニューアル――積水化学工業

用途を表すアイコンが追加して
ユーザビリティ向上
 積水化学工業(東京都港区)はこのほど、クロステープ製品3種類をリニューアルした。ユーザーの環境志向に合わせたもので、クロステープ製品を環境配慮製品として訴求していく。3製品全てで粘着剤を無溶剤のものに変更し、製造時のCO2排出量を削減。「ビニクロス」「新布」の2製品では外装袋を薄肉化し、年間1t以上のプラスチック使用量を削減した。「エコラクロス」では、外装袋を、バイオマスマーク10を取得したフィルムに変更するなど、環境に配慮したリニューアルとなった。(2月24日11:15 包装タイムス2月21日号に詳報)
02/22 紙トレーの共同開発を開始/包装システムとセットで提案――大日本印刷/東京食品機械

「密封紙トレー」のイメージ
 大日本印刷(=東京都新宿区)と東京食品機械(=東京都中央区)は、バリア性と密封性を併せ持つ紙トレー「密封紙トレー」の共同開発を開始した。同製品はプラスチック製のトレーと比較してプラ使用量を約90%削減する。紙部分には森林認証紙を使用する。トレー内部にフィルムを貼合して内容物の漏れや染みこみを防ぐ。なお、廃棄の際にトレーと内面フィルムが分離しやすい設計を検討しているという。両社は今後も継続的に環境負荷低減、フードロス問題の解決、生活者の利便性向上に向けた共同開発に取り組むという。(2月22日11:30 包装タイムス2月21日号に詳報)
02/22 次世代型印刷機を発表/段取り時間を削減し省力化に貢献――富士機械工業

版胴・ファニッシャー自動交換型
「FSRU」
 富士機械工業(広島県東広島市)は省人化と省力化を実現した次世代型グラビア印刷機を開発した。次の印刷作業のために必要な作業の一部を自動化することにより、段取り時間を大幅に削減する「版胴・ファニッシャーロール自動交換」装置を搭載する他、随所に新機構を備えている。機械速度は最大毎分400m、基材幅は最大1350〜最小700mmに対応する。同社は1月に東京ビッグサイトで開催された「コンバーティングテクノロジー総合展」で、印刷ユニットを展示した。(2月22日11:30 包装タイムス2月21日号に詳報)
02/21 抗ウイルス仕様の段ボ製品/屋内外で使えるゴミ箱を開発――マツダ紙工業

蓋の色違いで分別にも役立つ
「アウトインダストBOX」3個セット
 マツダ紙工業(大阪府東大阪市)は、家庭でもアウトドアでも使える段ボール製ゴミ箱「アウトインダストBOX」を商品化し、自社のウェブサイト(https://danrism.com/)で発売した。同製品はオール段ボール製なので環境に優しく、不要になった際の処分に困ることもない。水濡れに強く、全面抗ウイルス・抗菌仕様で衛生的、地獄底の形状で組み立てやすく、再度折り畳んで持ち運ぶこともできる。完成時のサイズは幅285×奥行き230×高さ570mm。販売価格は1個1980円、3個セット5940円(ともに税込、送料別)。(2月21日13:40 包装タイムス2月14日号に詳報)
02/18 水性とUVの新モデル発表/食品や医薬品ラベルの製造に貢献――エプソン販売
 エプソン販売(東京都新宿区)は、デジタルラベル印刷機Sure Presシリーズ新機種の水性インク搭載モデル「L-4733A」「L-4733AW」を発表した。同製品は、フィルム基材への印刷速度向上を実現した。インクおよびインクの乾燥ユニットの性能向上により、現行機で0.9〜2.8m/分の印刷スピードを最速5m/分へ向上させた。発売は今年6月を予定。またUVインク搭載モデルの新機種「L-6534VW」は、高速・高精細プリントを特長とする。こちらは今月から発売を開始する。(2月18日11:00 包装タイムス2月14日号に詳報)
02/17 八潮第二流通センター開設/段原紙の増産体制を支え効率化――レンゴー

八潮第二流通センターの外観
 レンゴー(大阪市北区)は、関東における段ボール原紙の物流拠点として、八潮第二流通センター(埼玉県八潮市)を開設した。営業開始は4月を予定する。同センターは、地上3階建ての倉庫を全階使用し、倉庫面積は3万563m2。2万4000tの段ボール原紙が収容できる。八潮工場(製紙)の機能拡張を目的に、RFIDの活用による物流の効率化を実現することでCO2削減も見込む。(2月17日12:50 包装タイムス2月14日号に詳報)
02/16 環境負荷に考慮した粘着テープ/クラファン開始で国内普及ねらう―――セブンシーズ

特殊な粘着剤を使用
 海外のベンチャー企業製品を中心に輸入販売を手掛けるセブンシーズ(東京都港区)は、韓国で実績のある粘着テープ「RE-TAPE」国内普及に向け、クラウドファンディングプロジェクトを立ち上げた。同製品は、他の薬品を入れずにアルカリ性で溶ける粘着剤を使用した粘着テープ。段ボールから剥がさずに一緒に紙としてリサイクルすることが可能だ。18日までクラウドファンディングサイト「Ready for」で個人を含めた支援者の募集を行っている。担当者は通販業界を中心に法人への導入提案を進めていくとした。(2月16日13:20 包装タイムス2月14日号に詳報)
02/16 国内50%超を再生PETへ/事業系ルートの回収を強化―――サントリー食品インターナショナル

記者会見に登壇した同社の齋藤社長
 サントリー食品インターナショナル(東京都港区)は、年内中に国内の全PETボトル重量のうち、50%以上でサステナブル素材を使用することを明らかにした。本数ベースで2本に1本が「100%サステナブルボトル」になることを目指し、事業系ルートの回収率向上に向けた活動方針を発表。また海外の状況について、欧州ではCarbios社(フランス)と共同で、ケミカルリサイクルの商業プラントも立ち上げ、アジアは「軽量化技術を積極的に展開し、リデュースに注力するとした。(2月16日13:20 包装タイムス2月14日号に詳報)
02/15 両面テープ切出し移載機開発/手間やコストに産廃も大幅削減――ソルテック工業

スペースカッターの外観
 ソルテック工業(栃木県那須塩原市)は、機械部品の固定用として使われる両面テープの切出し移載機「スペースカッター W−300」を開発した。従来の機械部品用両面テープはハーフカットされた後、セパレーター上にある製品となる部分は、使用時に製品同士が糊で接着しないように、間隔を空ける必要があった。そのためハーフカット後に、別なセパレーターへ手作業で移載するなどしていた。同カッターは両面テープをハーフカットして、別なセパレーターに間隔(スペース)を空けて貼りかえる工程を、全自動で移載する。(2月15日14:35 包装タイムス2月14日号に詳報)
02/15 バイオ原料50%の収縮フィルム/マスバランス方式で石化原料削減――グンゼ

2月1日に収縮フィルム「ファンシーラップGB50」を販売開始
 グンゼ(大阪市北区)は、石油化学原料と温室効果ガスの削減に貢献する収縮フィルムの新グレード「ファンシーラップGB50」を2月1日から販売開始した。マスバランス方式によるバイオマス原料を約50%相当使用したスチレン系製品で、シュリンクフィルムとしての機能性は維持したまま、石油由来原料を削減する。製品厚みは45μmで自動ラベル装着機の使用が可能。石油化学原料の製品と同等の美麗性と環境負荷低減の両立を可能にしたのが特徴。初年度200tの販売を目指す。(2月15日14:35 包装タイムス2月14日号に詳報)
02/14 いよいよ明日15日開幕/5年ぶりビッグサイトで――JAPAN PACK2022
 “包む”にまつわる総合展「JAPAN PACK2022(日本包装産業展)」が、2月15日〜18日まで開幕する。1964年の初開催から33回目となる今回は、バーチャル展示会を融合させたハイブリッド展として、5年ぶりに東京・有明の東京ビッグサイトでの開催となる。オンラインコンテンツも2月25日までの期間、公式ウェブサイト内に実装する。主催は日本包装機械工業会(大森利夫会長)。テーマは「ともにつくる 未来の包程式」で、持続可能な社会やカーボンニュートラルの実現、アフターコロナ対応など、喫緊の課題に対する解決策を発信する。(2月14日12:25 包装タイムス2月14日号に詳報)
02/14 空中ディスプレイの非接触セルフレジ/セブン‐イレブンで実証試験開始――アスカネット/神田工業/セブン‐イレブン・ジャパン/東芝テック/三井化学/三井物産プラスチック
 非接触・空中ディスプレイ技術を採用したキャッシュレスセルフレジ「デジPOS」の実証実験が、都内のセブン‐イレブン6店舗にて、2月1日から順次始まった。同技術をPOSレジに採用した実証実験は世界初。レジ画面を空中に結像し、空中に浮かんだ映像をタッチパネルと同様に操作する。今回の実証実験の目的は、新しい買い物体験の提供や、店舗従業員の安全・安心なレジ操作、レジカウンタースペースにおける効率化の検証だ。サイズは317.5×600mm(横×奥行)で、既存レジと比較して約70%の大きさとなるという。(2月14日12:25 包装タイムス2月7日号に詳報)

空中ディスプレイのイメージ画像
02/10 ラベラー、PCで視える化/セパレス専用のラベラーも同時開発――OSP

毎分300枚貼付。セパレスラベル専用の
高速ラベラー「SLA-5CP」
 大阪シーリング印刷(=OSP、大阪市天王寺区)は、クラウド上でのデータ収集システム「LabeLinkSystem」(商標登録出願中)を開発した。特徴は、ラベリングマシンのコントロールBOXの実績データや状態変化のログデータを、インターネットを介してクラウド上に集約でき、パソコン上で閲覧できる点。今後は同社の標準機「LA5シリーズ」以外の機種にも展開を広げるという。同システムは2月15日から開催の「JAPAN PACK 2022」で参考出品として発表する。(2月10日11:00 包装タイムス2月7日号に詳報)
02/10 使用済みカップ循環へ/飲食店向け洗浄機を開発――東洋製罐グループ
 東洋製罐グループは、飲食店などの使用済みカップを可燃ごみから循環資源に変えるプロジェクト「CUP TO CUP PROJECT」を開始し、使用済みカップ洗浄機「Re-CUP WASHER(リカップウォッシャー)」の提供を1月から開始した。同洗浄機で使用済み容器を水圧洗浄し、再生紙製造プラントで再生紙原料を抽出。その後、東洋製罐グループの東罐興業の工場で新しい紙コップに再生することでマテリアルリサイクルの実現を目指す。(2月10日11:00 包装タイムス2月7日号に詳報)

飲み残しを消費者自身が洗浄することでSDGsやリサイクル活動につながるエコアクションの機会も創出
02/09 検体保管容器、国内普及へ/大規模PCR検査で期待――Mawi DNAテクノロジー

独自の溶液入りの「iSWAB
(アイスワブ)マイクロバイオームEL」
 Mawi DNAテクノロジー(米・シリコンバレー)は、検査用検体保管容器「iSWAB(アイスワブ)マイクロバイオームEL」の普及に向け、日本国内で提案を行っている。同製品はチューブ型と呼ばれる細長い円筒状で、口内の唾液をスワブ(綿棒)で採取し、容器内に挿入して溶液に浸す。容器内の溶液は同社独自のもので、検体採取後のウイルス不活性化とRNA抽出の工程を省略でき、ラボなどの特別な設備に輸送する工程も省略可能。そのため同社は大規模のPCR検査に最適としている。(2月9日13:00 包装タイムス2月7日号に詳報)
02/09 高鮮度保持袋に新機能/資源節約、CO2排出抑制などに寄与――ベルグリーンワイズ

「オーラパックバイオ規格品」を発売
 ベルグリーンワイズ(名古屋市中区)は、高鮮度保持機能にバイオマス原料を配合したフィルム包材「オーラパックバイオ規格品」を発売した。バイオマスプラスチックを10%配合し、環境に配慮した「フィルム」と「インキ」を使った高鮮度保持パッケージだ。袋サイズは、8号(150×250mm)〜13号(260×380mm)をメインサイズに用意。厚みは18μm。最低ロット数は1ケース5000枚。オンラインショップ「ベジパケ」では1000枚単位から購入できる。(2月9日13:00 包装タイムス2月7日号に詳報)
02/08 PET分解酵素の共同研究開始/ケミカルリサイクルに期待――キリンホールディングス
 キリンホールディングス(東京都中野区)は、PET分解酵素の実用化を巡り静岡大学および自然科学研究機構(NINS)分子科学研究所と共同研究を開始した。PETボトルのケミカルリサイクルにおいて、分解の工程で注目されている分解酵素「PET2」を改変し、熱耐性と分解活性をさらに向上させた熱耐性PET分解酵素の獲得を目指す。三者は同研究で、PET分解に必要な酵素量の低減、およびPETリサイクルの低コスト化、ケミカルリサイクルにおける環境負荷低減につなげていく。(2月8日 包装タイムス2月7日号に詳報)
02/08 食品容器に再生“キャップ”/社会貢献にもつながる新提案――ケーピープラテック
 ケーピープラテック(東京支店=東京都千代田区)は、環境と社会に貢献する耐熱リサイクル食品容器「SPF」シリーズを上市する。原料の一部にPETボトルの“キャップ”を使用した折蓋式フードパックで、バージン原料の使用量を大幅に抑制し、環境負荷低減を図った。容器はスタッキング可能で、持ち運びや陳列にも便利。耐熱性があり、電子レンジでの加温にも対応する。同製品は2月開催の展示会で披露する。(2月8日13:15 包装タイムス2月7日号に詳報) CAP=食事の際に蓋を切り離すことができる耐熱リサイクル容器「SPF-56」
02/07 ジェネリック各社から好評/医薬品向け横ピロー包装機――大森機械工業

耳折り機構が特徴の「S-7690 BXF」
 大森機械工業(埼玉県越谷市)の医薬品専用横ピロー包装機「S-7690 BXF」が、ジェネリック医薬品を扱う各社から好評だ。同製品は、充填済みの10枚のPTPシートを抱き合わせる形に重ねてピロー包装を行う。フィルムのヒートシールおよびカッティングと同時にフィルムの耳を片側に折る機能を有し、タイトな包装ができ資材コスト低減につながる。同機構はお土産の包装などにも活用されている。同社は昨年の「インターフェックスWeek東京」に出展し、改良型のS-7690 BXFで実演を行った。(2月7日14:15 包装タイムス1月31日号に詳報)
02/04 機能性と環境配慮に脚光/断熱性、高精細な再現性に評価――アテナ工業

「ペプラカップ」の採用実績が増加
 アテナ工業(岐阜県関市)の複合型容器「ペプラカップ」が、プラスチック容器の断熱性と紙容器の高精細な再現性が評価され、採用実績を伸ばしている。同製品は、スリーブと容器(紙とプラ)を容易に剥離できる一体型の容器。薄肉化によるプラ使用量削減とリサイクル性の向上が支持され、カップ麺、高級スープなどで実績を拡大している。同社は「今後は質感の向上、口当たりの良さなど細かな視点で開発を進め提案を強めていきたい」と意欲を示した。(2月4日11:45 包装タイムス1月31日号に詳報)
02/03 ステッカー4万枚を寄贈/「ながらスマホ」防止啓発に活用――シール印刷大阪府協同組合

贈呈式のようす
 シール印刷大阪府協同組合(坂田康司理事長)は、大阪府交通対策協議会(吉村洋文大阪府知事)に「STOPながらスマホステッカー」4万枚を寄贈した。同協議会は「ながらスマホ」防止啓発活動をさらに広めるため、昨年9月所属するシール印刷大阪府協同組合にステッカーの作成を依頼。同組合は4万枚の作成を無償で引き受けた。ステッカーは、大阪府内のタクシーや公共交通機関、学校・教育機関などへ配布され、車両の窓ガラスやエレベーターなどに貼付される。(2月3日13:15 包装タイムス1月31日号に詳報)
02/02 プロセス情報を生活者に提供/二次元コード用いた実証実験――DNP
 大日本印刷(=DNP、東京都新宿区)は、日本農業(大阪府箕面市)と共同で、パッケージの二次元コードを読み込むと商品の原材料や商品化のプロセス情報が表示される実証実験を開始した。個体識別IDによって個品単位の情報管理を可能とする「スマートIoTパッケージ」を使用し、実験を通じてプロセス情報の登録、運用手順や作業負荷、情報に対する生活者の評価やニーズを検証していく。今後は情報蓄積のためのスマートフォンアプリの企画、運用設計と、農場や製造拠点、販売店舗などでのアプリの活用を支援していく。(2月2日14:20 包装タイムス1月31日号に詳報)
02/02 納品伝票電子化に向け/標準データフォーマット、運用手順公開――デジタルロジスティクス推進協議会
 デジタルロジスティクス推進協議会(東京都千代田区)は、物流業界での納品伝票の電子化について、参加企業が議論・策定した標準データフォーマット、運用手順を公開すると発表した。特徴は業界全体が採用しやすいよう汎用性を考慮されている点。また実運用の際、物流現場への影響に配慮した運用手順を定めるなど、当事者目線での策定に努めた点だ。この公開内容に基づき、同協議会では納品伝票電子化の社会実装に取り組んでいく。(2月2日14:20 包装タイムス1月31日号に詳報)
02/01 新コンセプト機を発表/極小ロットで高生産性のFFG――三菱重工機械システム

印刷部の上は色間を自由に動けて、
印版ラックも設置可能
 三菱重工機械システム(印刷紙工機械事業本部=広島県三原市)は新型固定式フレキソフォルダーグルア(FFG)「MC-100」の内覧会を開催した。高品質と安定性を追求しつつ、極小ロットの高生産性を実現した新コンセプト機だ。印版交換は印刷部の上部から行い、オペレーターが各色間を移動できる。またカウンタエゼクタ部に、CNC生産管理と運転操作の機能を一つにまとめた24インチ統合操作パネルを設置。止転時間の削減として、三菱MQI総合検査装置を用意した。給紙部やフォルディング部の改善で、品質向上にもつながった。(2月1日15:45 包装タイムス1月31日号に詳報)
02/01 変形規格袋シリーズを増強/ボディに“くびれ”で訴求力高く――ベリーパック

変形チャック付き三方袋
「KBWタイプ」など提案
 ベリーパック(大阪府枚方市)は、売り場訴求力の高い変形規格袋シリーズを増強し、袋のボディ部分に“くびれ”を設けたタイプを製品化した。新たに製品展開を始めたのは、変形チャック付き三方袋では片面が無地・もう一方の面が透明基材を使った「KBTタイプ」と、背面の片面フィルム基材に白を印刷し、表面に透明フィルムを使用した「KBWタイプ」。白を使ったことで視認性も向上し中身の商品を一層引き立たせる。同社では製品形状について「くびれデザインは独自形状。商品の持ちやすさや陳列時にアピール力を発揮」するとしている。(2月1日15:45 包装タイムス1月31日号に詳報)
 ニュース一覧に戻る