沖縄県は日本の南端に位置し、その地理的優位性を生かし、南の国際交流拠点「国際都市、沖縄」として、県経済をさらに活性化させようと各方面で尽力されています。しかし日本経済の不透明感は強く、しかも世界的にも不安定な状況が続いています。こうした不況感を払拭するためにも、グローバルな視点での積極的な対応が必要になってきているのではないでしょうか。特に沖縄県はアジア的な視点で見れば“アジアの十字路”としての視野ににたち、その経済動向を痛切に感じているものと思われます。
しかしその一方で、容器包装リサイクル法がいよいよ2000年から全面施行になります。「包装・物流」を取り巻く環境は“包装廃棄物”にいかに対応するかが迫られており、最近では「環境に優しい包材」「リサイクル可能包材」などの機器が注目を集めています。さらに食品の安全管理などで話題となった、食品工場でのHACCP対応システムが本格普及期に入ろうとしており、エンドユーザーにとっても今年が重要な年となり、包装産業界からの具体的な提案がまたれています。
こうした包装事業を背景に、(株)日報主催により平成12年4月21日(金)〜23日(日)までの3日間、において「FOOD PACK OKINAWA 2000」(フードパック沖縄 2000)が開催されます。
本展はこうした経済環境を反映し、単に包装材料・機器を紹介するだけではなく、食品加工機械、医薬、化粧品などの工場全体のクリーン化に対応した技術など多彩な内容で開催いたします。
つきましては、本展開催の趣旨をご理解頂き、絶大なるご協力をお願いいたします。
1999年4月吉日
株式会社 日報
社長 河村 博