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【ニュース分類】
包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2016年6月】
06/30 産業用領域拡大で新規参入/YAGレーザーマーカーを発売――ブラザー工業

家庭用プリンター感覚で使える
 ブラザー工業(名古屋市瑞穂区)は、スタンドアロン型のYAGレーザーマーカー「LM‐2500」を7月27日から発売する。産業用領域の拡大を目指す同社にとって新規事業製品の第1弾で、レーザーマーカー市場への参入は初めて。家庭用プリンター感覚で簡単に使用でき、1個単位で加工が可能。曲面印刷もスピーディに行える。多品種少量生産が多いノベルティ業界などでの需要を見込む。初年度の目標販売台数は500台。(06月30日14:00 包装タイムス06月27日号に詳報)
06/29 小型ピストン充填機の新製品/ユニット交換、液・粘体を1台で――ナオミ

FOOMAで初公開したコンパクト型
ハイブリッドピストン充填機「PS703」
 ナオミ(大阪府箕面市)は、1台で液体から粘体までの充填が可能なコンパクト型ハイブリッドピストン充填機「PS703」を、先のFOOMAで初公開した。ユニットの交換により兼用を可能としたもので、ユニットには、液体仕様をはじめ、中粘度向けの粘体吸上仕様、ホッパー仕様で高粘度の充填用途に最適なものなどをそれぞれ用意した。(6月29日16:20 包装タイムス6月27日号に詳報)
06/28 果実をやさしく包む/作業性、緩衝性に優れる――コバヤシ

作業効率性、緩衝性に優れた
「フルーツキーパー」
 コバヤシ(東京都台東区)は、作業効率性、緩衝性に優れ、やさしく果実を包む包材「フルーツキーパー」を開発し、7月から全国販売を開始する。高発泡ポリエチレンを使用した果実用緩衝トレーで、産地やスーパーのバックヤードなどで果実を個包装する際の作業性をアップする。今後は展示会などを通じて積極的に訴求し、認知度を高めていく構えだ。(6月28日13:30 包装タイムス6月27日号に詳報)
06/27 IJインク米欧2社買収/2025年には売上300億円――花王
 花王(東京都中央区)は6月20日、産業印刷用途のインクジェット(IJ)インクに関する技術とグローバル展開の加速を目的に、欧米IJインク会社2社を買収したと発表した。6月1日に米国子会社を通じて米・コリンズインクジェット社(本社・オハイオ州シンシナティ)の買収契約を締結、6月9日には欧州子会社を通じて、スペインのチミグラフホールディング社(本社・バルセロナ)の事業買収契約を締結した。2社合わせての買収額はおよそ100億円。2025年には売上300億円を目指す。(6月27日13:50 包装タイムス6月27日号に詳報)
06/24 関根新一氏、会長に就任/第44回通常総会を開催――全包連
 全日本包装資材連合会(=全包連)は6月10日、横浜・みなとみらいの横浜グランドインターコンチネンタルホテルで第44回通常総会を開催、関根新一氏が新会長に選任された。(6月24日16:55 包装タイムス6月20日号に詳報)
06/23 生産性追及したCTP/全世界に向け本格発売――SCREEN GP

「drupa2016」への出展を機に販売を開始
 SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズ(京都市上京区)は、8ページサイズのサーマルCTPにおいてクラス最高の生産性を実現した「PlateRite(プレートライト)HD8900Nシリーズ」(以下8900Nシリーズ)を開発した。先日、ドイツで開催された「drupa2016」への出展を機に、世界市場に向けて販売を開始。8900Nシリーズは、2011年の発売以来、改良を重ねてきたフラッグシップモデル「PlateRite HD 8900シリーズ」の生産性、品質性能をさらに追求したもので、ニーズに合わせて、Z、S、Eの3種類のモデルをラインアップしている。(6月23日17:00 包装タイムス6月20日号に詳報)
06/22 木下賞8件が受賞の栄誉/定時総会後に発表、表彰式も――JPI
 日本包装技術協会(=JPI)は6月9日、「第40回木下賞」の審査結果を発表、今年度は22件の候補の中から特別賞を合わせて8件が受賞の栄誉に輝いた。同日に都内で開催した定時総会終了後の席上で公表し、併せて表彰式を行った。受賞事例は下記の通り。(6月22日16:30 包装タイムス6月20日号に詳報)

研究開発部門
・「透明酸素吸収性包材『OXYDEC』(オキシデック)の開発」(東洋製罐グループホールディングス、東洋製罐)
・「多様な使用シーンに対応可能なボトルタイプ小麦粉『日清クッキングフラワー』の開発」(日清フーズ、凸版印刷、本多プラス)
・「プラボトル構造解析仕様の標準化と自動化ソフトウェア」(アルテアエンジニアリング)

改善合理化部門
「ユーザビリティーを向上させた軽量大型PETボトル(Newペコロジーボトル)の開発」(キリン、キリンビバレッジ)
「胴膨れ抑制ケース(ダイエットボックス)」(王子コンテナー)

新規創出部門
・「つめかえやすいユニバーサルデザイン及び環境に配慮した新詰替え容器の開発」(花王、フジシール)

包装技術賞
・「『明治北海道十勝フレッシュ100」(明治、大日本印刷)
・「新香辛料多層ブローチューブ容器の開発」(ハウス食品グループ本社、東洋製罐、凸版印刷)
06/21 “画像で警告”日本でも?/たばこ包装デザイン調査で「賛成」多数――国立がん研究センター
 たばこのパッケージが日本でも岐路に立つ公算が大きくなってきた。国立がん研究センターが成人・未成年者1440人に行った「たばこパッケージの警告表示についての意識調査」によると、過半数が警告表示の面積拡大や画像掲載に賛成したことが判明。喫煙によるものと思われる病状などの画像を活用した警告は、先進国を中心に77カ国で採用されており、現在は日本でも検討されているという。(6月21日13:50 包装タイムス6月20日号に詳報)
06/20 ポーランドに新工場竣工/欧州全域に高品位ラベル供給――サトーHD

ポーランド西部に新設した工場の外観
 サトーホールディングス(東京都渋谷区)はこのほど、同グループの欧州事業統括会社であるサトーヨーロッパ(本社=ドイツ・デュッセルドルフ)がポーランド西部のヴロツワフにシール・ラベル工場を新設したと発表した。新工場は主にバーコードプリンター用ラベルとプライマリーラベル(シール)などのサプライ製品を製造し、西欧を含む欧州全域に供給する。(6月20日14:00 包装タイムス6月20日号に詳報)
06/17 2種類の新紙容器を開発/廃棄とリサイクルの簡易化が特徴――大日本印刷

「紙とフィルムを分離できるタイプ」
の解体方法(右)
 大日本印刷(東京都新宿区)は、口栓付きのアルコール飲料向け紙容器で、廃棄時に容易に切り開くことができる「解体しやすいタイプ」と紙層と内装のフィルム層を簡単に剥がして分離できる「紙とフィルムを分離できるタイプ」の2種を開発した。今年12月の発売を予定。アルコール飲料向け液体用紙容器の新製品2タイプを、清酒、焼酎などの酒類業界向けに販売し、2017年度に5億円の売り上げを目指す考えだ。(6月17日16:50 包装タイムス6月13日号に詳報)
06/16 手掛け穴防虫・防塵用パッド/輸液ボトル用など国内外で活発――旭加工紙

段箱の手掛け穴補強・防塵
・防虫用パッド「サンシール」
 旭加工紙(大阪市都島区)は、段ボール箱の手掛け穴補強・防塵・防虫用パッド「サンシールシリーズ」の国内外での展開を加速させている。「サンシール」は、長方形のクラフト紙や特殊クロスの中央部をくり抜いてポリウレタン系フィルムを装着したパッドで、段ボール箱やプラスチック製通箱の取っ手穴補強と防塵・防虫機能を付与する。黄砂などの要因により段ボールの手穴からホコリが侵入するリスクが大きい中国で活発な引き合いを獲得。また国内では湿布剤を皮切りに有力製薬メーカーの輸液ボトルや注射液分野などへと市場を拡大している。(6月16日14:10 包装タイムス6月13日号に詳報)
06/15 新デザインの青果物包装/易開封で作業性にも優れる――ベルグリーンワイズ

売り場を華やかに演出するデザイン
 ベルグリーンワイズ(名古屋市中区)は6月1日、新しいデザイン袋「ペリッタ」を発売した。OPP素材のガゼット付きスタンド袋で、袋口部に粘着加工が施されており、内容物を入れた後は剥離フィルムをめくって封止する。開封部分が大きいので中身を封入しやすく作業上の利便性が高い。また、封止後の袋の頂点がミシン目になっており、左右に引くと簡単に開封できるのも特徴だ。(6月15日13:10 包装タイムス6月13日号に詳報)
06/14 段ボール業界向けで/デジタル印刷開発で提携――SCREEN GP、独・BHS社
 SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズ(京都市上京区、以下SCREEN GP)は、独・BHSコルゲーテッド社(以下BHS社)と段ボール箱製造のデジタル印刷ソリューション開発で提携した。SCREEN GPでは、新会社「SCREEN GP IJC」を設立。ここでインクジェット、エンジニアリング、連帳搬送や製造における両社のコアコンピタンスと知見を統合し、BHS社の段ボール箱のインラインデジタル印刷ソリューションに組み込む新プリントエンジン開発に取り組む。2018年にはユーザーテストの開始を予定している。(6月14日17:30 包装タイムス6月13日号に詳報)
06/13 狭幅箇所向け製函機/作業スペースや動線確保が容易――大和エンジニアリング

従来は本体から張り出していた
マガジン部分をストレートに連結
 大和エンジニアリング(愛媛県松前町)は、製函機本体とシート供給のためのマガジンをストレートに連結した全自動製函機「ストレート型リトルフォーマー(テープ式)」(形式CFC-STN-10T)を開発した。従来は本体から張り出していたマガジン部分をなくし、機械による省力化が困難とされていた狭幅箇所への設置を可能にするとともに、作業スペースや動線確保も容易にした。(6月13日13:50 包装タイムス6月13日号に詳報)
06/10 地域限定ポッキー一新/インバウンド需要にも期待――江崎グリコ

空港の免税店では「日本限定」として販売
 江崎グリコ(大阪市西淀川区)は今春、ポッキー地域限定商品を発売以来22年ぶりに一新し、“ご当地みやげポッキー”として国内外の観光客から人気を集めている。リニューアル発売されたのは、北海道限定「ポッキー〈夕張メロン〉」、信州地区限定「ポッキー〈巨峰〉」、近畿地区限定「ポッキー〈宇治抹茶〉」の3商品。今回のリニューアルにあたって最も重視したのが“地元”とのコミュニケーション。商品コンセプトには、「その土地に『いる人』とそこを『訪れる人』がつながるきっかけになれば」との思いから“ご当地の味覚をまとったポッキー”をコンセプトにすえた。(6月10日10:00 包装タイムス06月06日号に詳報)
06/09 買い替えキャンペーンを開始/最新2機種を値引き、9月末まで――マーケム・イマージュ
 マーケム・イマージュ(東京都渋谷区)は、インクジェットプリンター(IJP)を含む産業用マーキング装置のユーザー向けに、小文字用IJPの最新モデル2機種の本体価格を値引きする買い替えキャンペーンを開始した。期間は今年9月末まで。対象機種の「9450」および「9028」を導入する場合、自社製、他社製を問わず現在使用中のマーキング装置の下取りサービスを受けられる。費用管理が容易なリースプログラムや、PMA(予防的メンテナンス契約)などの保守サービス付きパッケージも用意されている。(06月09日10:50 包装タイムス6月06日号に詳報)
06/08 新エコインパックに脚光/化粧品業界での横展開にも注目――ヤマサキ
 通販化粧品メーカーのヤマサキ(広島市中区)がフィルムメーカー、製袋メーカーと共同開発した「新エコインパック」が高い評価を得ている。今年4月に新発売となった人気ブランド「ラサーナ シャンプー&トリートメント詰め替え用パウチ」で初採用。市場投入から約2カ月、以前まで寄せられていた詰め替え用パウチへの問い合せ件数『0件』を達成するなど、着実な成果を見せている。化粧品業界での横展開が注目される。(6月8日16:30 包装タイムス6月6日号に詳報)
06/07 手で切れるポリ袋を開発/ラミ品に比べてコスト優位――三信包装
 インフレーションフィルム製品の一貫加工メーカーである三信包装(青森県南部町)は、はさみなどを使わず手で簡単に開封できるポリ袋「Line Cut PE(ラインカットPE)」(商標登録済み)を開発した。包装機への給袋適性や作業性の高さで好評を得ている同社独自の「Rサイドシール袋」に易カット機能を付加したもの。易開封袋で一般的なラミネート品などと比べてコスト面での優位性が高いことから、今後ユーザー層が一挙に広がる可能性は高そうだ。(6月7日15:40 包装タイムス6月6日号に詳報)
06/06 プラ包材環境負荷削減に寄与/モモ損傷率5割を0.1%に――プラスチック循環利用協会
 プラスチック循環利用協会は、プラスチック製食品容器包装を適切に使用することで輸送時における青果物の損傷を減らし、結果として食品ロスを削減するため環境負荷削減に寄与するという調査結果を報告書にまとめ、公表した。調査では3次元振動試験機を用い、トラック輸送時の振動を再現して食品(モモとイチゴ)の損傷を評価。その結果、モモは国内平均輸送距離(324km)において、段ボールのみの場合は損傷率が50.8%だったのに対し、一般のプラ製包材を使用すると5.7%まで低下、さらに機能性プラ包材を使用すると0.1%まで低下した。(6月6日17:20 包装タイムス6月6日号に詳報)
06/03 弁当容器でリサイクル活動/ヨコタ東北の容器を採用――三菱地所

フィルムを剥がしてリサイクル
 三菱地所(東京都千代田区)は、丸の内ビル内で弁当を販売している飲食店舗にリサイクル容器の採用促進、協力を呼びかけ、購入者、テナントと共同でリサイクルを行う「丸の内エコ弁プロジェクト」を本格的に始動する。プロジェクトで使用する弁当容器は、ヨコタ東北が製造する、フィルムを剥がしてリサイクルできる「P&Pリ・リパック容器」を採用。三菱地所では、グループの基本使命「地球環境への配慮」に基づき、事業活動を通じて持続的な街づくりを行うことで今後も社会貢献に取り組んでいく方針だ。(6月3日09:40 包装タイムス5月30日号に詳報)
06/02 タイに現地法人設立/旺盛需要に積極的に対応――四国化工機

現地法人を置くビル外観
 四国化工機(徳島県板野郡北島町)は、タイに現地法人「Shikoku Kakoki (Thailand) Co., Ltd.」(「シコクカコウキ・タイランド」)を設立したことを明らかにした。タイや周辺の東南アジア諸国における充填機など主力機械の販売活動の強化、継続的なアフターサービスの実施を目的としており、旺盛なマーケット需要に積極的に応えていく。(6月2日10:50 包装タイムス5月30日号に詳報)
06/01 個包装フィルムが酸素吸収/業界初、切り餅ブランド全商品に採用――佐藤食品工業

賞味期限表示は個包装に印字
 佐藤食品工業は、酸素吸収機能を持つ透明な個包装フィルムを全ての「サトウの切り餅」ブランド商品に採用、今秋から販売を開始する。業界初となる同フィルムには「ながモチフィルム」とネーミング。バリア箔の内側に積層された酸素吸収機能フィルムが包材内部の酸素を吸収するもので、東洋製罐と共同開発した。(6月1日13:20 包装タイムス5月30日号に詳報)
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