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【ニュース分類】
環境関連のニュースは次のように分類されています。
東日本大震災関連 廃棄物・リサイクル 温暖化防止・環境総合

【2014年5月】
 
05/30 アルクス、ワックス剥離廃液の回収を本格化
   ビルメンテナンス・産廃収集運搬などを手がけるアルクスは、ワックス剥離廃液の回収業務を拡大した。中部圏の約500店舗から廃液を運搬している。店舗の業態は大型電気店、スーパーマーケット、ホームセンターなどで、回収したワックス剥離廃液は中部地域の業者が補助燃料等にリサイクル処理する。
 店舗におけるワックスの塗りなおし作業はおよそ年に1回で、大型電気店でも1店舗で一度に排出する量はドラム缶3〜4本程度だ。自社ビルクリーニング業務で出る廃液のほか他社廃液の運搬も手がけており、専用ドラム缶の無料貸し出しやルート回収による低コスト提案などで受注件数は拡大している。(5月30日09:45 週刊循環経済新聞6月2日号に詳細掲載)
 
 
05/29 三井造船、北海道でバイオガス発電事業に着手
   三井造船は、北海道別海町と共同で国内最大規模のバイオガス発電事業に乗り出す。酪農家から供給される家畜排せつ物を発酵させてメタンガスを発生。これを燃料に発電を行い、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)を活用して売電を行う。商業運転開始は2015年7月からの予定。
 新施設の建設と運営は、町と共に設立した特別目的会社「別海バイオガス発電」が担う。発電能力は1800キロワット時(600キロワット時×3基)で、年間約9600メガワット時の発電量を見込む。原料には日量280トンの家畜排せつ物と、同5トンの食品系・水産系産業廃棄物を活用していく。(5月29日15:00)
 
 
05/28 京都市、ごみ3R推進の取り組みに助成
   京都市ごみ減量推進会議は2014年度のごみ減量モデル事業への応募を受け付けている。京都市内のごみの3Rなど減量につながる取組を活発にすることを目的に、市民生活に関わりが深く、かつ事業効果が高い取組に対して助成を行うもの。締め切りは6月10日午後5時30分まで。
 助成枠は(1)先進的モデル事業助成(新たな仕組みづくりが対象、50万円超〜上限100万円)(2)地域活動事業助成(継続的な活動の支援が対象、10万円〜上限50万円)の2種類。いずれの助成枠も助成率は100%となっている。6月27日にプレゼンテーション審査を開催し、採用案件を決定する。(5月28日11:00)
 
 
05/27 焼却灰リサイクルなど16社が受賞――(一社)中国地域ニュービジネス協議会
   (一社)中国地域ニュービジネス協議会はこのほど、第22回の中国地域ニュービジネス大賞等の受賞者を発表した。特別賞に焼却灰のリサイクルシステムを開発した大協組(鳥取県米子市)が選ばれたほか、環境関係企業2社が奨励賞を受賞した。
 同表彰制度は中国地域のニュービジネス育成、振興を目指して設立されたもの。第22回目を迎えた今年は自薦・推薦の32件について書類選考、訪問ヒアリングなどの審査を実施。大賞1社、優秀賞3社、特別賞6社、奨励賞6社が選出され、6月3日に表彰式が開催された。(5月27日11:15)
 
 
05/26 誠宇ジャパン、アルミ缶リサイクルセンター完成
   PETボトルリサイクル事業で実績を重ねる誠宇ジャパン(千葉市)はアルミ缶を回収し、再生するための拠点「千葉アルミリサイクルセンター」を、本社工場を拡張し、6月から開設する。今年度は創立10年の節目であり、次の布石としてアルミリサイクルの新規事業で顧客へのサービス提供を目指す。(5月26日13:15)
 
 
05/23 加山興業、荷受け施設を増設
   総合リサイクル・廃棄物処理事業を展開する加山興業(愛知県豊川市)は本社工場に新たな荷受け施設を設置した。顧客の増加に伴い受け入れの効率性を高め、サービス力の向上を図る。増設した施設は荷受け並びに保管ヤードとして設置したもの。対象品の受け入れと事前選別を行うほか、原料の保管場所として使用する。多品目を総合的に扱う同社では、サービスの拡大や顧客の増加に伴って出入りする搬入車両も多くなっており、荷受けまで車両が待機するケースも出ていた。(5月23日10:00 週刊循環経済新聞5月26日に詳細掲載)
 
 
05/22 来週27日から「2014NEW環境展/地球温暖化防止展」がスタート
   「2014NEW環境展/地球温暖化防止展」が来週27日から30日まで東京ビッグサイト(東京・江東)で開催される。出展規模は617社2095小間でアジア最大級。ここ10年、日本国内の環境産業は「廃棄物」と「温暖化防止」を中心に規模を拡大。多彩な技術やサービスが一堂に会する同展は、新たなビジネス創出へ活発な情報交流の場となりそうだ。(5月22日13:15 週刊循環経済新聞6月2日号に詳細掲載予定)
 
 
05/21 三和興業、福岡県で第一号となるリサイクルマスター3級を受検
 
熱心に研修する収集運搬関連社員たち
(三和興業)
 産廃の収集運搬や中間処理・最終処分などを手掛ける三和興業(福岡県糟屋郡)は5月17日午後6時から同社リサイクルセンターで「リサイクルマスター3級」検定を実施、同社の収集運搬関連社員30人が受検した。同検定の出張検定では福岡県第一号という。(5月21日13:45)
 
 
05/20 再生可能エネルギーの導入、約815万キロワットに
   資源エネルギー庁は5月16日、今年2月末時点の再生可能エネルギー発電設備の導入実績について明らかにした。2012年7月固定価格買取制度(FIT)の施行後、導入されたのは容量で約815万キロワット、件数ベースで約59万件となった。種類別では、非住宅用太陽光が最も多く、575万6000キロワット、次いで住宅用太陽光が219万キロワット、バイオマス12万キロワットとなった。(5月20日14:45)
 
 
05/19 塵芥センター、廃プラ類などフラフ燃料化
   収集運搬から中間処理、最終処分まで一貫した処理で実績を持つ塵芥センター(香川県高松市)は廃プラ類などを粉砕してフラフ(燃料)化し、全面を圧縮梱包してユーザーに提供するための新ラインを導入した。ウエノテックス製の1軸破砕機を新設し、粉砕した燃料を利用者が使いやすく、輸送効率を高めるため、サイコロ状にして6面全部を圧縮梱包する機械を採用。施設の変更に伴う高松市産業廃棄物処分業の許可書の書き換えも終了し、完成した施設で、受け入れ稼働を開始した。(5月19日11:30)
 
 
05/16 DVD「脱★ドンブリ経営と自衛隊式リーダー育成術」が完成
 
DVD「脱★ドンブリ経営と
自衛隊式リーダー育成術」
 価格競争に巻き込まれている処理業経営者には必見! 処理業経営者のための人材育成DVD「脱★ドンブリ経営と自衛隊式リーダー育成術」が完成、5月21日からクリエイト日報で発売を開始する。第1部は処理業者向け「脱★ドンブリ経営」。見ているようで見ていない決算書の見方などを分かりやすく解説。第2部は「処理業経営者のための自衛隊式リーダー育成術」。講師自身の自衛隊での体験を基に、現場のドライバーや作業員の士気を高める人心掌握術のポイントを披露。収録時間は60分ずつで合計120分。(5月16日10:45)
 
 
05/15 「破砕・選別・減容」が最多、「バイオマス・地中熱利用」が目立つ
   今月27日から30日まで東京ビッグサイトで開催される「2014NEW環境展/地球温暖化防止展」(主催=日報ビジネス)の出展概要が明らかになった。廃棄物分野では破砕・選別・減容関連の出展が最も多く、温暖化対策分野ではバイオマス・地中熱利用関連の出展が目立っている。(5月15日13:00 週刊循環経済新聞5月26日号に詳細掲載予定)
 
 
05/14 「イメージアップにつながれば」関西のごみ処理施設をユーチューブで紹介
   大阪工業大学の福岡雅子准教授、大阪産業大学の花嶋温子先生らは5月9日、広く一般市民にごみ処理へ関心を持ってもらおうと、関西のごみ処理施設をアイドルの楽曲に合わせて紹介する動画を公開した。タイトルは「恋するフォーチュンクッキー 関西のごみ処理施設 Ver.」。大阪市、八尾市、堺市、寝屋川市、守口市、枚方市、東大阪市、奈良市、大和郡山市のクリーンセンターなどが曲に合わせた現場担当者らによるダンスとともに紹介されている。福岡准教授は「ごみ処理施設のイメージアップにつながれば」と語る。動画のリンクは以下の通り。http://www.youtube.com/watch?v=bebX5sI7XF4&feature=youtu.be (5月14日16:00)
 
 
05/13 下水汚泥固形燃料の需要拡大でJIS規格制定へ
   国土交通省は下水処理の過程で生じる下水汚泥を原料としたバイオマス燃料「下水汚泥固形燃料」の需要拡大を支援するため、2014年度中に同燃料のJIS(日本工業規格)を制定する。JIS認証により品質や性能についての信頼を高め、普及につなげる。同燃料は石炭などの化石燃料の代わりに使えば、二酸化炭素(CO2)を削減できるが、使用する企業などに十分浸透していないという。(5月13日17:00)
 
 
05/12 バイオエナジー、2014年度食品廃棄物の受入れ量増へ
   食品廃棄物のメタン発酵ガス化発電事業を手掛けるバイオエナジー(東京・中央)は2014年度に受入れ量増を目指す。2012年9月、発酵槽の一つに亀裂が発生、操業を停止したが、2013年2月から再稼働を開始。1日当たりの受入れ量は事故前の状態に戻っている。(5月12日13:45)
 
 
05/09 浜田グループ、グループ拠点で太陽光発電を開始
   総合リサイクルに取り組む浜田(大阪府高槻市)はグループの金属スクラップ子会社オカガミ(京都府八幡市)に太陽光発電システムを導入、売電事業を開始した。すでに運用中の「BEMS」(ビルエネルギー管理システム)と合わせ、社会貢献も含めたエネルギー対策として推進する。(5月9日15:00)
 
 
05/08 RMPC研究会が汚染廃保管容器を展示
   リサイクル材料の有効利用を目指すRMPC研究会(代表幹事=北辻政文・宮城大学食産業学部教授)は4月22日、福島県郡山市内で廃ガラスカレットなどを利用した放射線遮蔽コンクリート容器「RMPC-BOX」の展示発表会を開催し、ゼネコンや自治体の関係者が多数参加した。北辻政文代表幹事は「(同製品は)放射性汚染物質を長期保管するためのプレキャストコンクリート製の容器で福島など被災地支援に役立てたい。今日は実物を見て知ってもらい、さまざまな意見をいただきたい」と述べた。(5月8日16:30)
 
 
05/07 フクナン開発、建設系グラスウールを原料化
   産廃の収集から中間処理、最終処分まで手掛けるフクナン開発(福岡県久留米市)は、建設系廃棄物のグラスウールやロックウールを廃プラスチックなどと一緒に焼却処理することで、燃えた後のガラス繊維を原料利用するリサイクル方式を開発した。アスファルトを切断するときに発生する汚泥も同時に処理できることで関係者から期待が集まっている。(5月7日14:30)
 
 
05/02 春の叙勲、廃棄物関係で3氏
   2014年春の叙勲の受章者が4月29日明らかになった。廃棄物関係は(一社)兵庫県産業廃棄物協会会長、永川仁秀氏(旭日双光章)、元全国環境整備事業協同組合連合会理事、北川光明氏(旭日双光章)、元(社)群馬県環境保全協会副理事長、田中照雄氏(旭日単光章)の3氏となった。(5月2日09:45)
 
 
05/01 神鋼環境ソリューション、木質バイオマス発電事業に着手
   神鋼環境ソリューションは福井県大野市で間伐材や一般木材等を燃料とする木質バイオマス発電事業を始める。4月23日には同市や福井グリーンパワーと3者で発電所の立地に関する協定書を締結した。発電規模は6000キロワット。このうち5000キロワットを再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)を活用して売電する予定。2016年度からの稼働を目指す。(5月1日10:00 循環経済新聞5月12日号に詳細掲載)
 
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