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【ニュース分類】
環境関連のニュースは次のように分類されています。
東日本大震災関連 廃棄物・リサイクル 温暖化防止・環境総合

【2015年6月】
 
06/30 埼玉県、循環資源工場拡張で立地企業を募集
   埼玉県は、寄居町に整備した「彩の国資源循環工場」を拡張、立地企業の募集を開始した。募集企業は再資源化施設、研究施設、製造施設で、工場用地の規模は12・7ヘクタール。県が立地事業者ごとの区画を希望に合わせ調整する。用途地域は工業専用地域、建ぺい率50%、容積率200%。審査は事業条件の達成度、企業経営の安定・確実性、循環型社会・低炭素社会への寄与、周辺環境への配慮、地元産業の活性化など、総合的に評価・審査をする。問合せは埼玉県環境部資源循環推進課まで。(6月30日 13:00)
 
 
06/29 東レ、中国で下水再利用処理を実証
   東レは、下水再利用処理のパイロット実証を中国で実施、限外ろ過(UF)膜「トレフィル」を逆浸透(RO)膜「ロメンブラ」の前処理に適用することで、従来の「砂ろ過前処理法」に比べてコストが2割削減できることを確認した。(6月29日17:00)
 
 
06/26 木質バイオマスコージェネレーション設備の売買契約を締結
   「コンパクトバイオマス発電装置」を手掛けるZEエナジー(東京)は6月25日、国内ガス産業大手のエア・ウォーター(大阪)と発熱出力3800キロワット、発電出力1900キロワットの木質バイオマスコージェネレーション設備の売買契約を締結したと発表した。エア・ウォーターが今年8月から建設するエネルギーセンターに導入する。熱供給が主な狙いで、エア・ウォーターの農業事業会社、エア・ウォーター農園の安曇野菜園への温水供給により、エネルギーコストの削減を図る。(6月26日12:00)
 
 
06/25 汚泥処理施設を受注、リン回収や助燃剤Rも
   環境プラント大手の日立造船は6月、鳥取県の日野町江府町日南町衛生施設組合向け汚泥再生処理センターの建設工事を受注した。処理汚泥中に含まれるリンの回収や汚泥の助燃剤化などのリサイクル設備を導入し、し尿処理の高度化を図る。日野町、江府町、日南町の3町で構成する同衛生組合の既存し尿処理施設の老朽化に伴い、新たな処理施設の建設を計画したもの。従来のし尿処理施設と違い、リン回収と汚泥の助燃剤化が可能で、未利用資源の資源化にも資する資源循環型施設として整備を進める。(6月25日14:00)
 
 
06/24 マイナンバー対策セミナー、7月全国で開催
   カシオ情報機器は、企業のビジネスITを支援する「楽一」が累計出荷10万台謝恩企画「中小企業のための身になるマイナンバー制度対策セミナー」を7月8日から16日まで全国で開催する。同制度の概要とともに完全管理のポイントや事務担当者、従業員の研修プラン、マイナンバー法で必要な書類などについて説明。楽一の導入による経営課題を解決した事例なども紹介。参加費は無料。定員になり次第、締切り。問い合せはカシオ情報機器(電話03-6316-4703)まで。(6月24日11:00)
 
 
06/23 耐欠損性に優れた破砕刃を発売
 
チッパーナイフ「FX-4」
 工業用機械刃物の大手メーカーである兼房(愛知県)は、高靭性や耐欠損性に優れたハイス系の材質を採用したチッパーナイフ「FX-4」を発売した。耐久性を向上させ、刃物交換作業の負担を軽減できる。近年、国内で木質チップの需要が拡大していることから、チップ生産工場向けに開発した。(6月23日15:00)
 
 
06/22 木質チップ水分・水かさ測定器を本格販売
 
水分やかさ密度を測定できる
「humimeter」(ヒューミメーター)
BMAセット
 日比谷花壇グループの日比谷アメニス(東京)は、オーストリアの水分計専門メーカーSchaller(シャラー)製の水分測定器を、木質バイオマスの性状に応じて提案できるよう数種取り揃え、本格販売に乗り出した。需要が高まる発電事業や熱利用事業などに備え、ボイラーメーカーや森林組合、発電事業者などへの納入を見込む。木質チップなどの水分やかさ密度を測定できる「humimeter」(ヒューミメーター)BMAセットは12リットルのサンプル収納庫と水分とかさ密度の検出が可能な電子測定機能が一体化された本格的な測定器。(6月22日14:00)
 
 
06/19 熱中症対策に有益なマジクール、処理業向けに拡販
 
首に巻くだけで
確かな冷感が保てるマジクール
 熱中症対策に有益とされるネッククーラー「マジクール」を販売している大作商事(東京)は今夏、廃棄物処理業者向けの拡販に力を入れる。個々の処理業者だけでなく、各県産廃協会との連携も視野に入れている。同製品の性能は、水に浸すだけで確かな冷感が長く保たれ、繰り返し使用が可能。肌合いの良い生地を選択するほか安全性能を独自に試験。類似品との差別化を図るため、常に改良を加えるなど他の追随を許さない姿勢を堅持。これまでに累計800万本を販売している。(6月19日11:00)
 
 
06/18 医廃容器専用ホルダーの新商品、超低床タイプで設置が便利に
 
医療廃棄物容器専用の超低床ホルダー
 医療廃棄物容器の開発・販売を手掛け、全国5万台以上の納入実績を持つ関西通商(大阪市)は、医療廃棄物容器専用の超低床ホルダーを発売した。ふたが開いた状態でも高さを取らず、狭いスペースでも使用できるもので、ベッドやテーブルの下に収納可能。医療廃棄物収集運搬業者を通じて病院への採用を進めており、年間1000台の販売を見込んでいる。(6月18日11:00)
 
 
06/17 リサイクル石膏の貯留・出荷設備を開発、従来の半分以下の時間で出荷
 
石膏粉を貯留・出荷する簡易設備
「WIGSE-20HP」
 渡部工業(三重県)は、廃石膏ボードを分離した後の石膏粉を貯留・出荷する簡易設備「WIGSEシステム」を開発した。同システムは、リサイクル石膏を簡単にバルク車に直接積込みを可能としたもの。これによりタンクや圧送設備が不要となった。(6月17日12:00)
 
 
06/16 女性技術者懇談会を新たに設置
   (一社)日本廃棄物コンサルタント協会は女性技術者懇談会を新たに設置、6月3日に第1回会合を開催した。会員会社では、最近、女性技術者の雇用が高まりつつあり、同協会も国の施策に沿った女性の活躍推進の検討を開始しているが、手始めとして懇談会を設けた。女性技術者の目線から就業環境等の情報収集や交流を通した女性の活躍のあり方などの調査検討を進め、今後の協会活動に役立つ提言を行ってもらう。(6月16日14:00)
 
 
06/15 10月京都で生活と環境全国大会、環境と安全・安心をテーマに
   (一財)日本環境衛生センターは10月20日から22日まで京都市の京都テルサで「第59回生活と環境全国大会」を開催する。テーマは「環境と安全・安心」で環境省、厚生労働省、京都府、京都市が後援する。主な内容は環境大臣表彰などの顕彰をはじめ記念講演、特別シンポジウム、公開講座、展示会を開催する予定。記念講演は東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)機構長・教授の武内和彦氏が行う。特別シンポジウムのテーマは「大規模災害への備えを考える―災害廃棄物対策へのBCP/BCMの活用」となるもよう。基調講演とパネルコーディネーターは京都大学環境安全保健機構付属環境科学センター長・教授の酒井伸一氏が務める。(6月15日11:30)
 
 
06/12 重機の歩行者検知警戒システムを販売開始
   福井小松フォークリフト(福井市)は4月から、建設機械やフォークリフト等の産業車両と歩行者や作業者の接触事故を防止する歩行者検知警戒システム「ブラクステール」の販売を開始した。耐久性に優れた広角ステレオカメラを採用し、粉じんや雨、泥にまみれる現場でも問題なく稼働し、高い検出技術で人とその他の障害物を区別するシステムで、作業環境の安全性向上を図る。(6月12日16:00)
 
 
06/11 中国でストーカ式ごみ焼却発電プラントのエンジニアリングの合弁会社設立へ
   JFEエンジニアリングは6月3日、中国でストーカ式ごみ焼却発電プラントのエンジニアリングを行う合弁会社、東潔環保科技(上海)有限公司の設立について中国現地企業と合意したと発表した。東潔環保科技有限公司はJFEエンジニアリングが50%、中国の3社が設立する華永環境新能源有限公司が50%をそれぞれ出資する。合弁会社はJFEエンジニアリングの技術供与を受け、設計から製作まで一貫して現地で推進する。(6月11日11:00)
 
 
06/10 新モデルの回転式電動塵芥収集車を開発
 
新モデルの回転式電動塵芥収集車
 モリタエコノス(大阪府八尾市)は、新モデルの回転式電動塵芥収集車「E-SVN(イー・セブン)」を開発した。「より安全に、使いやすく。街にやさしい!」を開発コンセプトとし、作業効率をアップできる機能と美しいデザイン、地域環境を考慮した安全性と操作性を備えた。幅広い場面での活躍を見込み、9月1日から販売を開始する。(6月10日13:00)
 
 
06/09 7月10日医療廃棄物の適正処理でセミナー開催
   (一社)医療廃棄物適正処理推進機構(ADAMOS、田島知行理事長)は7月10日13時30分から神奈川県・横浜情報文化センター6階情文ホールで「第1回基礎から分かるアダモス医療廃棄物適正処理セミナー」を開催する。医廃の排出事業者責任・実務がテーマで主に医療機関が対象。参加費は無料。市川クリニック理事長の田島知行氏が排出事業者責任について講演、東京臨海リサイクルパワー顧問の原田優氏が医療廃棄物の分別や実務・エボラ出血熱への対応などについて解説する。問い合わせは(一社)医療廃棄物適正処理推進機構事務局(電話03-5368-0391)まで。(6月9日14:30)
 
 
06/08 電動三輪で初、インドでの認証取得で販売強化
   電動バイクメーカーのテラモーターズは、電動三輪として初めてARAI(インド自動車調査協会)から認証を取得、販売を強化する。同認証は「車の安全性を向上すること」と、「環境保護のために製品や製造環境を向上すること」を目的とするインドの認証制度。同社がインドで製造・販売する電動三輪の安全性や環境性能が公式に評価されたといえ、ビジネス効果は高いと期待されている。(6月8日11:00)
 
 
06/05 中国・長沙に焼却施設、日量5100トンを処理
   環境プラント大手の日立造船は5月26日、中国の長沙市向けに大型のごみ焼却発電プラントの設備工事を受注した。1日当たりの処理量5100トン、発電量10万キロワットに上る大規模なもので、同市で初のごみ焼却施設として地域のエネルギー供給源として期待される。(6月5日10:00)
 
 
06/04 NEW環境展/地球温暖化防止展に約17万人が来場
 
環境ビジネスの展開へ
賑わいを見せた屋内のもよう
 2015「NEW環境展/地球温暖化防止展」(日報ビジネス主催)が5月26日から29日まで東京ビッグサイトで開催され、16万7540人が来場、盛況のうちに閉幕した。また、記念セミナー12本、あわせて「2015 STOP地球温暖化!推進フォーラム」7テーマの講演が行われた。(6月4日10:00)
 
 
06/03 「遺品整理コンプライアンス〜違法行為をしないために〜」が発行
   月刊廃棄物で好評連載中の「阿部鋼といっしょに学ぶ廃棄物処理法」の執筆者、阿部鋼弁護士による単行本「遺品整理コンプライアンス〜違法行為をしないために〜遺品整理に関する法制度と課題(2015)」が発行した。近時の社会問題となっている「遺品整理」や「遺品整理業」について、循環型社会形成推進の観点から、主として廃棄物処理法上、民法上の問題にスポットを当て、2015年現在の法制度と課題を整理した力作。ここでいうコンプライアンスとは、法令を含め、社会的規範を遵守すること。著者は、遺品整理に対する早急な法的仕組みの必要性を訴えている。問い合わせはクリエイト日報出版部(03-3262-3465)まで。(6月3日10:00)
 
 
06/02 単独で初の展示会を開催、実機に触れる機会を提供
 
実機の説明だけでなく、実演も多く行われた
 ケルヒャージャパン(宮城県黒川郡)は5月22日23日の2日間、東京・港区の東京都立産業貿易センターで同社単独で初となる「ケルヒャーフェア2015」を開催、関係者約1000人が来場した。業界最多のラインナップを誇る清掃機器と、豊富なアクセサリーが一堂に会し、同社独自の先端技術をすべて実機で紹介しているのが特長。会場内でトイレ清掃、駅の清掃、太陽光パネル洗浄、床のワックス剥離の4つの具体的な清掃シーンの現場を再現し、来場者による操作体験の機会を提供した。同社によると、「実際の製品を見て、触り、知ってもらう、良い機会になったのではないか」と話している。(6月2日10:30)
 
 
06/01 小型メタン発酵設備導入で公募締切り迫る
   (公財)廃棄物・3R研究財団は「平成27年度省CO2型リサイクル高度化設備導入促進事業」の公募を行っているが、締め切りが12日までと迫っている。食品リサイクル関連では食品再生利用施設併設小型メタン発酵設備導入事業がある。食品廃棄物の飼料化施設や肥料化施設で出る余剰食品資源を小型メタン発酵設備によりバイオガス化、施設内で使用することで省エネを図るのが狙い。(6月1日16:00)
 
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