デイリーニュース


DAILY NEWS 包装・環境分野の情報を毎日掲載しております!

 
 ニュース一覧に戻る
【ニュース分類】
包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2013年7月】
 
07/31 非破壊式放射線検査装置を開発/福島県の支援事業に採択――日立造船
   日立造船(大阪市住之江区)は、福島県が公募した「ふくしまの特産品復活支援事業(あんぽ柿産地再生事業)」に、非破壊方式の放射線検査装置を提案。同案が採択されたこと発表した。同事業は、福島県を代表するブランド認証産品あんぽ柿の安全性を確認するため、食品中に含まれる放射性セシウムの基準値超過の有無を検査する非破壊検査器の製品開発を行うというもの。テクノエックス(大阪市東淀川区)と共同で、今秋に行われる予定のあんぽ柿の加工・出荷に向けた放射線検査体制の構築を目指す。(7月31日09:30 包装タイムス7月29日号に詳報)
 
 
07/30 世界標準の紙製パレット/昭和丸筒と提携し生産・販売――もりや産業
   もりや産業(大阪市城東区)は、昭和丸筒(大阪府東大阪市)と業務提携し、世界的な実績を持つハニカムボードと桁材用紙管、フラットボード(紙板材)を組み合わせた環境配慮型高強度紙パレット「APPAパレット」の製造・販売を国内で開始する。同製品は、フィンランドに本社を置くELTETE社開発による世界標準を目指した環境配慮型の紙製パレット。すでに欧州・南米・中東など10数カ国で生産されており、スウェーデンの大手家具メーカー、IKEAなどに代表されるグローバル企業の紙製標準パレットとして世界中で認知、採用され始めている。(7月30日09:30 包装タイムス7月29日号に詳報)
 
 
07/29 業績は鮮明な上昇軌道に/事業環境国内外とも“追い風”――浅野研究所
   真空・圧空成形機製造のトップメーカーである浅野研究所(愛知県愛知郡東郷町)の展開に弾みが付きそうだ。東南アジア市場で販売量が拡大し始め、国内も熱を帯びる“コンビニ・コーヒー戦争”も新たな需要を刺激し、販売は高水準の推移に転じている。もともと累計5000台を超える販売機器への補修料金で底堅い収益を誇るが、マーケット環境が国内外とも追い風の様相を濃くする現在、同社の業績はここ当分、より鮮明な上昇軌道を描く可能性が出てきた。(7月29日14:30 包装タイムス7月29日号に詳報)
 
 
07/26 名称は「エスプリ工場」/デジタル印刷専門工場が竣工――吉村紙業
   茶・海苔向け食品包装資材サプライヤーの吉村紙業(東京都品川区)は、静岡県焼津市のデジタル印刷専門工場および新静岡営業所の増築工事を完成。6月13日に竣工式を行った。同社では2008年3月に導入したヒューレット・パッカード(HP)社のデジタル印刷機「Indigo」を活用したサービス「エスプリ」の提供を開始しており、新工場の名称もこれにちなみ、「エスプリ工場」とした。(7月26日16:30 包装タイムス7月22日号に詳報)
 
 
07/25 中国のラベル印刷機メーカーと総輸入元契約を締結/山形に間欠式オフセットラベル印刷機を設置――太陽機械製作所
   太陽機械製作所(東京都大田区)は今年3月に、中国のラベル印刷機メーカーである淅江岡机械(淅江省温州市)と日本国内のラベル印刷機市場における総輸入元契約を締結した。その1号機となる間欠式オフセットラベル印刷機「T&W LABEL ZX-320」は、同社の山形工場(山形県寒河江市)に置かれ、操作などに関する社内トレーニングが行われている。現在同社では、7月下旬からの見学希望者を受け付け中だ。(7月25日16:00 包装タイムス7月22日号に詳報)
 
 
07/24 “水性フレキソ”で新規参入/印刷加工のフルラインを1年内に稼働――佐川印刷
   佐川印刷(京都府向日市)は、水性フレキソ印刷のフルライン的製造拠点を新設し、軟包装分野に本格的に参入する。フレキソ印刷機のほかにも、インフレ機、ラミネーター、製版システムなど「環境にやさしい水性フレキソによる軟包材印刷」を実現する新工場を2014年5月にも稼働させる予定だ。大手異業種が踏み出す新事業の展開は、水性フレキソ印刷の市場性はもちろん軟包装市場の今後を展望する上からも、ここ当分、極めて幅広い関係者から、切実な視線を浴び続けることになりそうだ。(7月24日10:00 包装タイムス7月22日号「軟包装通信」面に詳報)
 
 
07/23 水産商品の提案会を開催/容器活用法や陳列事例などを紹介――エフピコ
   エフピコ大阪支店(大阪市北区)は7月10日に、「水産商品提案会〜待ったなしの水産部門!明日から売り上げを増やす方法〜」を開催した。提案会は午前、午後、夕刻と3回行われ、延べ250人が参加。全国のスーパーにおける売り場の分析や、実際に売上を伸ばしている事例などを紹介した。(7月23日13:30 包装タイムス7月22日号に詳報)
 
 
07/22 プラ段ケースとプラコン業界の現状/主用途需要は落ち込むも新規用途開拓は着実に進展
   昨年、プラ段ケースの主要需要分野である自動車関係の箱・仕切り・緩衝材の売上は、エコカー減税や主要な自動車メーカー各社のモデルチェンジ数の増加により堅調に推移した。しかし今年は、エコカー減税の反動による市場縮小に加え、昨年の円高の影響による企業の海外生産シフトなどで国内生産は落ち込み、需要増加を期待することが難しくなっている。こうした背景からプラ段ケースとプラコン業界を取り巻く環境は厳しいとの見方が強いなか、積極的に新規用途開拓を進める企業も多い。同業界の市場動向を追う。(7月22日15:00 包装タイムス7月22日号に詳報)
 
 
07/19 アルミ缶リサイクル率は94.7%/昨年度に比べ2.2ポイント向上――アルミ缶リサイクル協会
   アルミ缶リサイクル協会は、平成24年度(2012年度)の飲料用アルミ缶リサイクル率の調査結果を発表した。その結果、アルミ缶リサイクル率は、94.7%で、平成23年度(92.5%)と比較し、2.2ポイント向上。回収されたアルミ缶スクラップの内、アルミ缶材に再利用された「CAN TO CAN率」は66.7%で、平成23年度(64.5%)と比較し、2.2ポイントアップした。(7月19日10:00 包装タイムス7月15日号に詳報)
 
 
07/18 2012年度は87.4%を記録/EPSの再資源化率が過去最高――JEPSA
   国内で出荷される 発泡スチロール(EPS)の再資源化率が過去最高の87.4%を記録した。再資源化手法別では、サーマルリサイクルが前年比0.1ポイント減の30.6%(3万9800t)、マテリアルリサイクルが同比1.8ポイント増の56.8%(7万4000t)となった。
 もっとも再資源化率の水準は他素材と比較して高いもののEPS自体の出荷量は減少している。「再資源化の優等生」であることは間違いないが、出荷量の回復は喫緊の課題といえそうだ。(7月18日16:30 包装タイムス7月15日号に詳報)
 
 
07/17 新潜熱蓄熱材を開発/巻温度保持時間を約2倍に延長――玉井化成
   カネカ(大阪市北区)の100%子会社である玉井化成(北海道小樽市)は、自社従来品と比べて蓄熱量を倍増させた潜熱蓄熱材「パッサーモF20」を開発し、7月から販売を開始した。断熱性能を有する発泡スチロール製容器と組み合わせた温度管理輸送容器(製品名:TACPack)を使用することで、15℃から25℃の温度帯の維持可能時間を約80時間から約150時間へと約2倍(35℃環境下)に伸ばした。(7月17日16:30 包装タイムス7月15日号に詳報)
 
 
07/16 噛み込み防止装置に脚光/木下賞受賞で採用加速の公算――三光機械
   三光機械(相模原市中央区)の超音波式噛み込み防止装置「SS2」が脚光を浴びている。液中の粒状原料がシール面に残るのを防ぎ、生産能力や製品品質を大きく向上する特許技術で、商品開発面でのメリットでも高い評価を獲得し、一昨年秋の正式発表からこれまで順調に導入実績を拡大。さらに先頃発表された木下賞で「包装技術賞」を受賞したことから今後採用が加速する公算は大きい。(7月15日10:30 包装タイムス7月15日号に詳報)
 
 
07/16 事業領域拡大へ加速/規格袋の物流集約化で収益力向上――ショーエイコーポレーション
   ショーエイコーポレーション(大阪市中央区)は、事業領域拡大に向け、市場開拓を加速する重点施策を打ち出した。企業価値、収益力向上を狙い、これまでの一気通貫ビジネスの展開に加え、規格袋製品の大幅拡充、営業活動の効率化による生産性向上、物流センターの集約化を推し進め、中期展望として掲げる2016年3月期売上高200億円、経常利益10億円達成を目指し、事業育成を本格化する。(7月16日10:30 包装タイムス7月15日号に詳報)
 
 
07/12 錠剤印刷システムを新開発/IJPで素錠に高速・高精細印字――ミューチュアル
  初公開する「IIM」
インターフェックス ジャパン2013で
初公開する「IIM」
 ミューチュアル(大阪市北区)は、インクジェットプリンター(IJP)を活用し、非接触で微細な文字や数字、記号を素錠(裸錠)などへ高精細に印字できる新しい錠剤印刷システム「IIM(ツーアイム)」を開発した。7月10日に東京ビッグサイトで開催される「インターフェックス ジャパン2013」で初公開した。新しい錠剤印刷ソリューションとして内外から注目を浴びそうだ。(7月12日09:30 包装タイムス7月8日号に詳報)
 
 
07/11 ストレッチ包装機を本格発売/悪天候に対応、メンテも簡易化――成光産業
   成光産業(東京都杉並区)は、サイズの異なる品物を自動包装できるラッケンマイヤー社(本社・デンマーク)製ストレッチフード包装機の新製品「パワーフレックスX1」の本格発売を開始した。同機は密閉性にも優れているため屋外での一時保管も可能。さらに、従来の熱シュリンク包装機と比較し、エネルギー消費量を40%低減できる。(7月11日10:00 包装タイムス7月8日号に詳報)
 
 
07/10 中国企業と業務提携/紙製飲料容器事業を拡大――山田工作所
   山田工作所(大阪府岸和田市)は、薄肉で強度を保持しつつ、容器のフラット面の透明性を実現する金型を開発した。近年、PP透明容器の需要は増加傾向にあるものの、金型形状通りの成形は難しいとされている。同金型は、耐熱・耐油性に優れたPPに透明性を持たせた成形が行えることから、幅広い活躍が期待されている。(7月10日10:30 包装タイムス7月8日号に詳報)
 
 
07/09 タイ子会社の新工場完成/塗装内製化で一貫生産体制を構築――ストラパック
   ストラパック(東京都中央区)の海外子会社であるストラパック・タイランド・コーポレーションが建設を進めていた第3新工場が完成した。バンド梱包機の主力製造拠点として年々生産を拡大する中、昨年10月のニチロ工業との合併などを背景に生産体制の増強に着手。合わせて塗装までを内製化し、梱包機の一貫生産体制を構築した。(7月9日16:00 包装タイムス7月8日号に詳報)
 
 
07/08 ロールtoロール印刷機で点字加工/巻き取り後も潰れない世界初のシステム――友功社
   友功社(東京都練馬区)は、紙やフィルムに糊塗工、シリコーンコートをワンパスで加工できるロールtoロール(R2R)の印刷加工機を使い、指先でしっかりと読み取れる点字を施す加工技術を開発した。印刷・点字・糊引き・抜きを印刷機で生産できるシステムの開発は世界でも初。印刷加工技術で施した点字の状態が高く評価され、MUD(メディア・ユニバーサル・デザイン)の取り組みに積極的な化粧品や食品のブランドオーナーがパッケージラベルに採用するケースも増えている。(7月8日10:30 包装タイムス7月8日号に詳報)
 
 
07/05 第23回通常総会を開催/川合正矩氏が会長就任――物流連
   日本物流団体連合会は6月24日、東京・新橋の第一ホテル東京で「第23回通常総会」を開催し、新体制を発表した。新たに川合正矩氏が会長に就任。また、代表理事には上野孝氏、副会長には朝倉次郎氏と田村修二氏が就任した。2年間会長として物流連の発展に尽力した伊藤直彦氏は名誉顧問に就任した。(7月5日10:30 包装タイムス7月1日号に詳報)
 
 
07/04 物流合理化表彰式を開催/AWSとキムラユニが受賞――日本ロジスティクスシステム協会
   日本ロジスティクスシステム協会は6月20日、第3回定時総会後に物流合理化賞の表彰式を行った。今回の表彰は4月に催された第27回全日本物流改善事例大会の優秀事例19テーマの発表者から選出されたもので、物流業務部門ではエイ・ダブリュ・サービス(AWS)とキムラユニティーが2013年度物流合理化賞をそれぞれ受賞した。 (7月4日11:00 包装タイムス7月1日号に詳報)
 
 
07/03 中国企業と業務提携/紙製飲料容器事業を拡大――凸版印刷
   凸版印刷(東京都千代田区)は、普麗盛社(中国・上海)と紙製飲料容器の製造システム開発・販売で協業を行うと発表した。同社はドイツの機械メーカーから紙製飲料容器「カートカン」の成形・充填機の図面およびアジア地域の非独占製造・販売権を取得。これと無菌充填技術とを組み合わせて普麗盛社にライセンス供与を行うことで、カートカンの成形・充填機の生産・販売においての業務提携を結んだ。(7月3日16:00 包装タイムス7月1日号に詳報)
 
 
07/02 高品質PHAに特化して展開/子会社のバイオプラ事業を継承――冨士端子工業
   冨士端子工業(大阪市西区)は自社の事業再編に伴い、G5インターナショナル・ホールディングス(本部=シンガポール)との合弁会社であるG5JAPANが展開していたバイオプラスチック事業を、植物由来を主原料とする微生物産生系「新型PHA(ポリヒドロキシアルカン酸)」に特化する形で継承した。同社は、新型PHAの日本国内での生産体制を整えるため長らく提携先を模索してきたが、ほぼまとまりつつあるという。これに伴い、G5JAPANは解散した。(7月2日11:30 包装タイムス7月1日号に詳報)
 
 
07/01 バイオPE製容器を開発/医薬品固形製剤の一次包装に採用――大成化工
   大成化工(大阪府茨木市)は、植物由来ポリエチレン(バイオPE)を原料としたTCB容器ボトルを開発。武田薬品工業(大阪市中央区)が製造する高血圧症治療剤「アジルバ錠(バラ包装500錠入り)」に、国内で初めて医薬品固形製剤の一次包装容器として採用された。90%以上のバイオPE原料が使用されている同ボトルは、水分透過や落下衝撃物性などの機能性をはじめ、石油由来PE製ボトルと同等の品質を確保している。今回開発されたバイオPE性容器は、最高クラスの衛生基準を設ける医薬品において、今後幅広い分野での展開が期待される。(7月1日15:30 包装タイムス7月1日号に詳報)
 
 ニュース一覧に戻る