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【ニュース分類】
包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2013年9月】
 
09/30 容リ法改正審議会がスタート/今年で改正法施行後5年経過――環境省/経済産業省
   環境省は、中央環境審議会循環型社会部会容器包装の3R推進に関する小委員会と、経済産業省の産業構造審議会産業技術環境分科会廃棄物・リサイクル小委員会容器包装リサイクルワーキンググループとの第1回合同会合を 9月19日に港区の航空会館で行った。
 平成20年4月1日に施行された「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律(容リ法)の一部を改正する法律」(平成18年法律第76号)附則第4条において、「施行5年経過後、状況を勘案し、必要がある場合には規定について検討を加え、その結果に基づき必要な措置を講じる」とされている。これを受け、平成20年から5年経った平成25年の今年、ついに改正審議が開始した。(9月30日13:30 包装タイムス9月30日号に詳報)
 
 
09/27 洋菓子素材の可食容器/器の機能備えた焼き菓子ブランド新設――日世
   コーンカップで知られる日世(大阪府茨木市)は、コーンカップ開発で培った技術とノウハウを駆使し、焼き菓子の美味しさと器としての機能にこだわりを持たせた新カテゴリー商品を開発。可食容器「チュイル」として新発売した。これに合わせ、器としての機能にこだわりを持った焼き菓子商品専門ブランド「NISSEI OVEN FACTORY」を立ち上げた。(9月27日10:00 包装タイムス9月23日号に詳報)
 
 
09/26 生産高は0.9%増の3864億円/平成24年度の包装機生産・輸出入実績――日本包装機械工業会
   日本包装機械工業会(生田芳規会長)はこのほど、平成24年度の「包装機械及び荷造機械 生産高・輸出入高統計資料」を発表した。生産数量は対前年度比(以下同様)0.4%減の35万6821台で2年続けて減少となったものの、生産高(金額)は0.9%増の3864億3400万円となり、3年連続の増加。輸出も前年に続いて高い水準となった。(9月26日11:30 包装タイムス9月23日号に詳報)
 
 
09/25 竹パルプで食品容器/レンジ加熱で容器が発熱――サスティナグリーン
   サスティナグリーン(福岡市博多区)は、原料に竹パルプを用いたモールド容器を製品化し、本格的な営業展開を開始した。電子レンジ加熱時に容器自体が発熱するだけでなく、素材の持つ抗菌性、脱臭性などの機能性なども特徴。今後、環境配慮に加え、機能性容器として業界認知を急ぐ考え。(9月25日12:00 包装タイムス9月23日号に詳報)
 
 
09/24 光触媒チタンアパタイトを応用/印刷・粘着加工品へ展開――佐々木印刷
   シール・ラベル印刷加工の佐々木印刷(岩手県北上市)は、消臭、抗菌、汚れ防止などの効果を持つシール・ラベルや吸着シートなどを製造し、商品化していく。消臭、抗菌、汚れ防止には、東京大学先端科学技術研究センターと富士通研究所によって開発された「光触媒チタンアパタイト」(特許番号3697608号)を使用。これを粉末にしてシリコン剤やインキ、糊に練り込みニス状にしたものを印刷機で各素材に塗工することで、シール・ラベルや吸着シートへの応用を可能にした。(9月24日13:30 包装タイムス9月23日号に詳報)
 
 
09/20 インド第2工場稼働/「金型」生産から販売まで拡充――日精エー・エス・ビー機械
   日精エー・エス・ビー機械(長野県小諸市)の主力生産拠点であるインド工場に、このほど、第2工場棟が完成した。関連する生産設備などの移設も完了し、新たな生産拠点の稼働を開始。市場競争力の向上、受注増への対応、さらに経営基盤の強化を図り、グルーバル展開の拡充に取り組む。 (9月20日10:00 包装タイムス9月16日号に詳報)
 
 
09/19 報告書を関連省庁に提出/容器包装3R推進の方向示す――3R推進団体連絡会
   容器包装3R推進の8素材団体で構成する「3R推進団体連絡会」は、容器包装のより良い3R推進への課題と方向を示した研究報告書を、9月9日、環境省、経産省、農林水産省に提出した。この報告書は、同連絡会が市民、自治体、学識者、事業者など各ステークホルダーに呼びかけ、自主的に開催した「容器包装3R制度研究会」で、2010年8月から2013年7月までの3年間検討してきた容器包装3R制度に関する課題と方向を示したもの。 (9月19日10:00 包装タイムス9月16日号に詳報)
 
 
09/18 透明性、耐熱性を向上/環境に優しい新素材のパレット――日産化学工業
   出成形用の結晶核剤市場をリードする日産化学工業(東京都千代田区)は、ポリ乳酸用結晶核剤「エコプロモート」の新グレード「エコプロモート-TF」を開発した。従来、ポリ乳酸で結晶化させると白濁する問題があったが、同製品を添加するだけで、ポリ乳酸を結晶化させながら透明性を向上できる。また高い耐熱性も実現。これらの特性を生かし、ファーストフード店の透明コーヒーカップやカットフルーツ用透明容器などA-PET製品の代替を狙う食品包材メーカーを中心に拡販を目指す。 (9月18日10:00 包装タイムス9月16日号に詳報)
 
 
09/17 高機能発泡ポリスチレン容器/新成形技術で市場ニーズに対応――東北資材工業/DAISEN
   東北地区を代表するEPS成形メーカーの東北資材工業(岩手県花巻市)は、発泡樹脂自動成形機の製造・販売で優れた実績を誇るDAISEN(岐阜県中津川市)との共同開発により、末端市場が発泡成形容器に求めるニーズに対応する高機能発泡ポリスチレン容器「G-WAT(ジー・ワット)」の工業生産に成功した。DAISEN独自の開発技術であるポーラス成形を生かした同製品は、球体の原料ビーズを完全に融着させることなく接着、空隙を持たせることで通気性、通水性を付与するのが特徴。年内に本格販売される予定だ。 (9月17日13:30 包装タイムス9月16日号に詳報)
 
 
09/13 情報量約3倍のラベル/9月中旬発売の新商品に採用――ハナマルキ/凸版印刷
   凸版印刷(東京都千代田区)は、ハナマルキ(東京都中央区)が9月中旬から販売する「液体塩こうじ」の新ラベルを共同で企画開発した。従来に比べて約3倍の情報掲載が可能なこの新ラベルは、凸版印刷が従来培ったラベル製造技術を独自の複合技術で組み合わて開発。胴ラベルを二重にし、その表層ラベルに易はく離性を持たせることで、表層ラベルの両面と、内層ラベルの表面に情報を掲載できるようにした。(9月13日10:00 包装タイムス9月9日号に詳報)
 
 
09/12 ガラス瓶3R進捗状況を発表/平成24年の生産量は微減――ガラスびんリサイクル促進協議会
   ガラスびんリサイクル促進協議会は、平成24年「ガラスびん」3Rの進捗状況を発表した。平成24年度におけるガラスびん生産量は130万3200t(前年比97.1%)で、出荷量は128万5500t(前年比96.8%)。出荷量は、ビール瓶、清酒瓶(一升瓶、中小瓶)が前年並みを維持したものの、清涼飲料の減少と小瓶ドリンク瓶の減少やデフレによる景気低迷ムードの影響で、生産量・出荷量とも微減した。(9月12日10:00 包装タイムス9月9日号に詳報)
 
 
09/11 コスト・強度で高評価/環境に優しい新素材のパレット――ウッドプラスチックテクノロジー
   ウッドプラスチックテクノロジー(東京都文京区)は10月に、鳥取工場(鳥取県倉吉市)を稼働させる。同社では東京大学大学院の安藤直人教授が開発した新たな樹脂「ウッドプラスチック」を用いたパレットを展開。岡山工場(岡山県津山市)で製造している従来の11型、12型に加え、鳥取工場では年間生産枚数約30万枚の規模で、より大型の14型の生産も開始する。(9月11日10:00 包装タイムス9月9日号に詳報)
 
 
09/10 独自の間欠糊面印刷を開発/1号機はすでに納品済み――三條機械製作所
   間欠式凸版輪転機による糊面印刷は他社が特許として確立しているが、三條機械製作所(新潟県三条市)はその特許に抵触しない方法で、間欠式凸版輪転機による糊面印刷システムを開発した。この糊面印刷のシステム制御は、国内販売台数で500台を超える間欠式凸版輪転機「NS-250」シリーズに搭載。1号機を新潟県内のコンバーターに納入した。(9月10日13:30 包装タイムス9月9日号に詳報)
 
 
09/09 レンゴーと共同開発/新型ロールオンシュリンクラベラーを公開――澁谷工業
   澁谷工業(金沢市)は、レンゴー(大阪市北区)と共同で、PETボトルに巻き付けて装着するロールオン(巻きシュリンク)方式のシュリンクラベラー「ロールオンシュリンクラベラ AHR型シリーズ」の新機種を開発。8月26日〜28日の3日間、澁谷工業本社および津幡工場内で開催された「インハウスショー」で公開した。同製品は、従来機よりコンパクト化するとともに、ホット飲料にも対応できるよう、貼り合わせ部分の接着力を強化した。(9月9日16:30 包装タイムス9月9日号に詳報)
 
 
09/06 角型ピロー機、順調な滑り出し/本格販売から2カ月で受注2桁――川島製作所
   川島製作所(埼玉県草加市)の小型密封ピロー包装機「GW-7」が順調な滑り出しをみせている。角折り包装に似た完全密封の角型包装袋を成形する同製品は、2月に大阪で行われたモバックショウで初公開され、6月のFOOMAへの出品を機に本格販売が開始された。実質2カ月で受注件数はすでに二桁に達しており、今後この勢いにさらに加速が付く可能性は高そうだ。(9月6日10:00 包装タイムス9月2日号に詳報)
 
 
09/05 設計開発棟が本格稼働/完成した設計開発棟――不双産業
   茶業界向け包装機トップの不双産業(静岡県菊川市)がかねて建設を進めていた設計開発棟が完成した。社内で分散していた設計開発機能を集約し、情報を一元化することで製品開発の迅速化と効率化を図るのが狙い。7月から本格的に稼働している。(9月5日10:00 包装タイムス9月2日号に詳報)
 
 
09/04 食品包装部門賞を受賞/酸素濃度1%未満で粉体をガス置換――テクニカ
   8月27日に発表された「2013 パッケージングコンテスト」で、テクニカ(東京都台東区)の「粉体のガス置換」が食品包装部門賞を受賞した。今年度の入賞114作品の中で、包装・充填機メーカーの受賞は同社のみ。昨秋の発表以来、注目を集めている技術だけに今後の展開にも弾みが付きそうだ。(9月4日10:30 包装タイムス9月2日号に詳報)
 
 
09/03 自動認識システム大賞を受賞/オートバックスセブンの納入事例――TKSL
   トーヨーカネツソリューションズ(TKSL;東京都江東区)は、オートバックスセブン(オート社)に納入したシステムをテーマにした「RFID物流リターナブル資産管理システム導入効果の検証」で、先進的かつその効果が極めて顕著な自動認識関連の技術やシステムが表彰される「第15回自動認識システム大賞」(主催:日本自動認識システム協会)を受賞した。TKSLが納入したシステムは、オート社の物流資産可視化と作業コスト削減に寄与。各店舗への商品供給業務に関し、顧客視点に立った物流サービスを強化し、運用・顧客満足度の向上を図った。(9月3日11:30 包装タイムス9月2日号に詳報)
 
 
09/02 詰め替え用で差別化提案/泡がついても滑らず開口――メイワパックス
   メイワパックス(大阪府柏原市)は、風呂場などで包材にソープの泡が付着しても滑らず、しっかり手で持てる特殊加工を施した「滑らないパウチ」を製品化し、本格的な営業提案を開始した。同社がこれまで培った加工技術力を付加し、注ぎ口の形状に工夫を凝らすことで、詰め替え作業に要する時間の短縮化も実現。詰め替え用パウチで差別化展開に拍車をかける。(9月2日13:30 包装タイムス9月2日号に詳報)
 
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