| 【2014年1月】 |
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| 01/31 |
パックスタイル九州が誕生/山陽、関西に続き3社目――折兼、日野出 |
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日野出(福岡市博多区)は、折兼(名古屋市西区)と業務提携を行い、折兼が「パックスタイル」の名称で展開しているプライベートブランド商品を販売する子会社「パックスタイル九州」を設立した。日野出は九州地区で最大規模の売上高を誇る包材ディーラー。今回の業務提携によりパックスタイルの販売会社は、パックスタイル山陽(広島県福山市)、パックスタイル関西(大阪府門真市)に続き計3社となった。(1月31日17:00 包装タイムス1月27日号に詳報)
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| 01/30 |
業績好調、新たな離陸期/事業拡充、国内外で展開に勢い――富士商興 |
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富士商興(埼玉県戸田市)の展開が拡充してきた。各ブレード製品の高い品質を前提に、即応性など各種対応サービスが評価を広げるなか、昨春投入の新開発製品が大幅に需要を取り込み、同社の勢いに弾みを付けている。さらに商社としての好調な業績に加え、海外展開もとりわけ昨年からは鮮明な上昇軌道を描き始めた。わが国有数のドクターブレードメーカーは新たな離陸期を迎えているようだ。(1月30日10:00 包装タイムス1月27日号に詳報)
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| 01/29 |
従来品の大きさの半分/環境保全適性を訴求したバラ緩衝材――イージェイ |
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バラ緩衝材メーカーのイージェイ(神奈川県海老名市)は、環境保全適性に優れ、省スペース化に役立つバラ緩衝材「ハイタッチ・ハーフ」を発売した。既存の400L入りのバラ緩衝材を使用する一部ユーザーから寄せられた「大きすぎて置く場所がない」との声を受け、半分のサイズとなる200L入りのバラ詰めタイプと小袋詰めタイプをラインアップした。保管スペースの省スペース化を図れることから幅広いユーザーに提案する。(1月29日10:00 包装タイムス1月27日号に詳報)
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| 01/28 |
日本パッケージングを傘下に/“激変”浮彫り時代的「譲渡」――大日本パックェージ |
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大日本パックェージ(埼玉県越谷市)は、1月1日付でDICが100%保有する日本パッケージング(埼玉県幸手市)の全株式を取得し、同日付で譲り受けた全株式の15%をDICグラフィックス(東京都千代田区)に譲渡した。本社内で1月15日に開いた記者会見で明らかにした。サプライチェーンのスタート役を責務と認識し、生産拠点の分散化によりBCP(事業継続計画)の拡充を目指す大日本パックェージと、経営資源を事業ドメインに集中する方針のDICとの利害が一致した。日本パッケージングは今後、大日本パックェージ傘下のグループ企業として活動を繰り広げる。(1月28日10:00 包装タイムス1月27日号に詳報)
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| 01/27 |
西尾取締役が社長に就任/経営基盤強化と若返りを目指す――リンテック |
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リンテック(東京都板橋区)は、1月16日に開催した取締役会で、4月1日から取締役(常務執行役員)の西尾弘之氏を代表取締役社長(社長執行役員)に、代表取締役社長(社長執行役員)の大内昭彦氏を代表取締役会長とするトップ人事を発表した。今回の異動は、経営基盤の一層の強化と経営トップの若返りを図り、今後の経営環境の変化に迅速に対応するためのもの。同社グループは、さらなる成長を目指し、平成26年4月から新たな3カ年中期経営計画をスタートさせる予定。(1月27日10:30 包装タイムス1月27日号に詳報)
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| 01/24 |
12年フロー図を発表/廃プラ有効利用80%に――プラスチック循環利用協会 |
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プラスチック循環利用協会は、アンケート調査「2012年プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の状況」(=フロー図)を発表した。これによると、樹脂生産量は前年に比べて105万t減少(前年比-9.1%)し、25年ぶりに1100万tを下回った。また、国内樹脂製品消費量は26万t減少(同-2.7%)、廃プラ総排出量も29万t減少(同-2.4%)した。なお、廃プラの有効利用率は前年よりも2%上昇し、初の80%になった。(1月24日10:00 包装タイムス1月20日号に詳報)
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| 01/23 |
GLフィルムを活用/レンジ専用チャック付パウチ開発――凸版印刷 |
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凸版印刷(東京都千代田区)は、同社の「GLフィルム」を活用した電子レンジ専用チャック付きパウチ「ステマデリバッグ」を開発した。同製品はあらかじめ封入された調味液や具材に新鮮食材を加えて電子レンジで加熱するだけで本格的な蒸し・煮込み料理ができる。1月下旬から食品業界に向けて本格販売を開始する。(1月23日10:00 包装タイムス1月20日号に詳報)
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| 01/22 |
米袋にライスインキ/PE製で商品化、将来はラミ製にも転用――熊谷 |
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熊谷(新潟市中央区)は、100%国産の米ぬか油由来成分を配合した表刷り用グラビアインキ「ピクセスライスインキ」(T&KTOKA製)で表印刷したポリエチレン(PE)製米袋を商品化した。現状、ピクセスライスインキは表刷り用のためPE製米袋のみの商品化だが、裏刷り用のライスインキが開発された段階でラミネート製の米袋にも転用していく考え。(1月22日10:00 包装タイムス1月20日号に詳報)
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| 01/21 |
品質向上へ環境整備/OPPの横延伸機更新――フタムラ化学 |
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フタムラ化学(名古屋市中村区)は、フィルム製品の品質向上を事業戦略に掲げ、生産体制の拡充を進める。名古屋工場(愛知県大治町)で製造するOPPフィルムの歩留り改善を図るため、8m幅フィルム製造機の横延伸機を更新し、今春までに本格稼働に入る。併せて、フィルムの品質向上にもめどが立ったことを明らかにしており、顧客筋となる軟包材加工企業との信頼関係を強化しながら差別化製品の拡販に力を注ぐ考え。(1月21日10:15 包装タイムス1月20日号に詳報)
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| 01/20 |
一定幅だけ蒸着加工/特徴的設備で技術化に成功――メイワパックス |
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メイワパックス(大阪府柏原市)はこのほど、世界唯一の連続式真空蒸着機を駆使し、同一フィルム上に蒸着加工を施した部分と加工せずにプレーン状態を保つ部分を混在させる技術を確立した。フィルム表面上に一定幅だけ蒸着をかけることも可能。袋の機能向上やデザイン性アップなど具体的な製品提案を行うなど営業活動を本格化する。(1月20日11:45 包装タイムス1月20日号に詳報)
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| 01/17 |
透明感・鮮明度が向上/サーマル層の改良で新開発――大阪シーリング印刷 |
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大阪シーリング印刷は、このほど透明性に優れたフィルムタイプのサーマル紙を開発した。サーマル層を改良したことで、インキの色が鮮明に写り、バリエーション豊かな印刷の組み合わせを可能にする。医療品、化粧品、ノベルティーグッズ、店頭販促ツールなど幅広い用途に展開していく考え。(1月17日10:30 包装タイムス1月13日号に詳報)
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| 01/16 |
海外にケーサー出荷/差別化提案で実績着実増――大和エンジニアリング |
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大和エンジニアリング(愛媛県松前町)は、差別化製品の提案で上昇軌道を鮮明にしている。先にも、ピロー包装された乾麺を集積して箱詰めする海外向け製封函一体型ケーサーを受注し開発。個包装された製品をバラ集積して箱詰めするラインと、5食包装された製品を集積してケースに装填するラインの二つを持つもので、すでに現地に出荷した。今後も独自技術を駆使し開発提案型のスタイルでマーケット需要に対応していく考え。(1月16日10:30 包装タイムス1月13日号に詳報)
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| 01/15 |
世界初のハイブリッド検査機/X線と光学系でかみこみ検出――システムスクエア |
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システムスクエア(新潟県長岡市)は、世界初めてX線と光学系を一体化したハイブリッド検査装置「SXS2154D1D」をリリースした。X線と光学系の検査装置を併用することで、アルミ包材や印刷が施されたフィルム包材でも、シール部分のかみこんだ微小な異物を高感度で検出可能。また、製品の割れ不良、形状不良、欠品不良なども同時に検査できる。(1月15日16:00 包装タイムス1月13日号に詳報)
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| 01/14 |
50周年宣言の実現を/「社会のニーズに対応したより高度な包装の開発」など5テーマ推進――包装界合同新年会 |
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あいさつする尾ア元規JPI会長 包装関連11団体共催の包装界合同新年会が1月8日、都内で開催され600人を超える業界関係者が集った。開催に先立ち、日本包装技術協会(JPI)の尾ア元規会長は包装産業に共通する課題として「社会に調和した包装の実現に向けた新しい挑戦が始まっており、持続可能な社会形成への貢献が大きな命題になっている。特に、食品に対する安全・安心への関心が大変高くなっており、トレーサビリティの浸透など包装を通して食品の信頼に向けた取り組みが進展する一方、適正表示の強化やユニバーサルデザインの促進などもまた消費者に向けた命題として現在の大きな課題となっている」と述べた。
昨年創立50周年を迎えたJPIは、活力ある包装産業の実現をめざし「50周年宣言」を行った。尾崎会長は、「社会のニーズに対応したより高度な包装の開発」「包装における『安全・安心』への取り組み強化と技術開発の推進」「包装活動のグローバル化と国際連携活動の促進」「包装技術の科学的な体系化推進と包装人材の育成強化」「次世代包装に向けた情報共有化、技術交流の推進」の五つのテーマに対して、具体的な実現に向けた活動の実施を図りたいと述べた。
また、今年10月に開催される東京パック2014への意欲を示し、「世界を代表する国際包装展としてふさわしい内容と運営を図り、包装産業の活力ある発展と社会生活の向上、さらに国際相互の理解を促進できるような機会の拡充に寄与するよう願ってやまない」と結んだ。(1月14日16:00 包装タイムス1月20日号に詳報)
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| 01/10 |
食材を高温のままパック/HVPシリーズに省スペース型を追加――TOSEI |
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最大容量1kgの新ラインアップ 「HVP-282」 TOSEI(静岡県伊豆の国市)は、できたてのままホットパックできるチャンバー式の卓上真空包装機「トスパックホット HVPシリーズ」に、省スペース型の「HVP-282」を追加し、2月20日に発売する。2012年11月発売の「382」(最大容量3kg)、13年7月発売の「482」(同5kg)に続き、最大容量1kgの新ラインアップを加えることで、より広範なユーザーニーズに対応した。(1月10日15:30 包装タイムス1月13日号に詳報)
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| 01/09 |
ドリップをしっかり吸収/接着剤を未使用で環境にも配慮――ジェプラ |
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ジェプラ(東京都台東区)は、PB製品「Jマット5」の販売を開始した。刺身など商品のドリップを吸収する5層構造の吸水シートで、吸収量・保水量が高く、商品を発色良く保つ。メュシュフィルムを採用することで高品質を実現。サイズは65×120mmと65×160mmの2サイズ。高機能だけでなく接着剤を使用せず環境にも配慮した。(1月9日13:45 包装タイムス1月13日号に詳細)
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| 01/08 |
トップはコンビニのサービス拡大/日本包装管理士会選定の包装10大ニュース |
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日本包装管理士会は昨年末、「2013年包装界・10大ニュース」を発表した。トップに選ばれたのは「サービスを拡大するコンビニエンスストア」。カウンターコーヒー販売への各社の参入、店内調理の拡充など業態がますます多様化する中、小分け包装や小容量包装、包装のコンパクト化など、若者のみならず高齢者も対象とした専用パッケージが求められていることを選定理由に挙げた。ほかには、新規格の段ボール誕生、3Dプリンターの普及本格化、長期保存可能な樹脂カップ詰めコンビーフ、「エアホールドパウチ」開発など、包装に関連する技術や製品の新たな動きを選出。JISZ0200の改正、賞味期限「年月表示」への移行、日本経済のデフレ脱却への動きなど法制度や社会的な動向も選ばれた。(1月8日14:00 包装タイムス1月13日号に詳細)
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| 01/07 |
世界初のハイブリッド検査機をリリース――システムスクエア |
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光学式とX線を併用の検査機 システムスクエア(新潟県長岡市)はアルミ包材でも、シール部の微小な異物のかみこみを高感度で検出できる世界初となるX線と光学系を一体化したハイブリッド検査装置「SXS2154D1D」(以下かみこみX線検査機)をリリースした。これまでの光学系かみこみ検査機では、検査範囲の設定が難しかったが、今回発表の検査機はタッチパネルの表示に従って操作できるという使いやすさも追求した。用途は個包装の菓子類やパック入りのハム、袋入りのかやく、使い捨てカイロなど。価格は800万円で、初年度は30台、2年目から80台の販売を見込んでいる。(1月7日13:30 包装タイムス1月13日号に詳細)
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| 01/06 |
2014年 段ボールの需要予測は136億m2――全国段ボール工業組合連合会 |
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全国段ボール工業組合連合会(大坪清理事長)は2013年12月10日、2014年の段ボール需要予測を発表、前年比101.0%の136億m2と予測した。
2012年の段ボール需要は+1.0%の伸び率だった。2013年も平均1%強の伸長で推移しており、2012年12月に全段連が公表した予測前年比100.5%を上回る同101.4%程度となる見込み。
2014年の期間別内訳は、1-3月に消費増税前の駆け込み需要が発生し、4月以降はその反動があると見て、1-3月 102.8%、4-9月 100.3%、10-12月 101.0%と予測した。主な需要部門別動向は次の通り。
【加工食品用】消費者の低価格志向はまだ強く景気回復による個人消費の押し上げ、中食市場の拡大、夏場の高温による飲料などの増を見込み、1%以上の伸びと予測。
【薬品・化粧品用】生活必需品が多く、消費増税前の駆け込み需要も予測され前年増を予測。
【青果物用】天候に左右されるが、底打ち感もあり、前年並みと予測。
【電気器具・機械器具用】円安による国内生産増の傾向もあり、海外生産移管の動きに歯止めがかかるが、4月以降の消費増税後の反動も大きいと予想され、1%程度減少を予測。
【通販・宅配・引越し用】引き続きネット販売を中心に好調さを継続し、段ボール需要も増えると予測。(1月6日17:00 月刊カートン&ボックス1月号に詳報)
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