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【ニュース分類】
包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2014年6月】
 
06/30 集積装置連動ライン帯束機開発/食品容器の段積み帯束自動化――大洋精機
   大洋精機(大阪府大東市)は、新型集積装置連動ライン自動帯束機「COM・WAS-250-100-AUTO」を先に開催されたFOOMAで公開し、大きな反響を得た。同社は、製品供給装置を連動した各種ライン型帯束機で実績を持つが、「3個1帯束」の場合、3段積みは手作業で行っていた。今回これをさらに進化させ、自動集積装置を組み込むことにより、小型食品パックの段積み帯束を自動化した。(6月30日14:45 包装タイムス6月30日号に詳報)
 
 
06/27 クリップ活用「調理」を実現/ポリ袋内の食材を沸騰湯などで調理――エバーグローリー
   エバーグローリー(東京都中央区)が新たな展開に乗り出した。著名シェフとともに、パウチ内の食材などを鍋あるいは熱湯による沸騰で調理するシステムの開発に取り組み、完成に漕ぎ着けた。今後専用レシピを拡充させ、商品化を目指す。チャックテープなどの代わりに独自開発のクリップを使用することが鍵。パウチを含めた包材コストは、中期的に改善され、調理メニューの幅も広がる。先般開催された食品系の展示会で実演され、味覚と調理の簡便さは、来場者から高い評価を得た。(6月27日11:15 包装タイムス6月23日号に詳報)
 
 
06/26 平成24年度の実績を発表/市町村による分別収集および再商品化――環境省
   環境省は、容器包装リサイクル法に基づく市町村における平成24年度の分別収集および再商品化の実績を取りまとめた。平成24年度の全市町村に対する分別収集実施市町村の割合は、ガラス製容器(無色:98.4%、茶色:98.3%、その他の色:97.9%)、PETボトル(99.6%)、スチール製容器(97.5%)、アルミ製容器(97.7%)が、前年に引き続き9割を超えた。全市町村の分別収集量は、PETボトル、プラスチック製容器包装、飲料用紙製容器、その他の色のガラス製容器は増加した。(6月26日11:45 包装タイムス6月23日号に詳報)
 
 
06/25 新会長に稲木氏就任/「足立前会長の路線踏襲」――日本印刷産業連合会
   日本印刷産業連合会は6月11日に東京・丸の内の東京会館で「第29回定時総会」を開催。役員の専任に関する議案が審議され、新会長に印刷工業会会長の稲木歳明氏(共同印刷代表取締役会長)が選出された。稲木新会長は総会後に行われた懇親会の場で「足立前会長が取り組んできた路線を踏襲し、『グランドデザインの再構築』を念頭に置きつつ、印刷産業に山積する課題に取り組みたい」とあいさつ。(6月25日11:00 包装タイムス6月23日号に詳報)
 
 
06/24 パラレルリンク機構搭載ケーサー開発/あらゆるパターンの箱詰めに柔軟対応――イシダ
   イシダ(京都市左京区)は、パラレルリンク機構を搭載した新型ケーサー「ACP-600シリーズ」を開発、先のFOOMAで初公開した。4本のパラレルアームと吸着ヘッドで商品を自由自在に配列し、これまで対応できなかった複数のパターンの箱詰めを実現。あらゆる商品に応じた詰め方ができ、最適な出荷が可能になる。一般的なピロー包装品のほか、自立袋の商品などもコンパクトに箱詰め。段ボール箱の空スペースを効果的に節約できる。食品業界などを軸に需要を取り込む。(6月24日11:15 包装タイムス6月23日号に詳報)
 
 
06/23 深絞り包装後に変形カット/ロボ式の超音波カッターを搭載――大森機械工業
   大森機械工業(埼玉県越谷市)は、深絞り包装した容器の縁をインラインで自由なデザインにトリミングカットする新たなアプリケーションを先頃開催のFOOMAで発表した。今回実演したシステムのベース機は、3連式の深絞り型全自動真空包装機「Vp-800」。ロボット式の超音波カッターを使ったシステムで、会場では3種類のキャラクターに変形カットするデモを行い、来場者の注目を集めた。(6月23日13:30 包装タイムス6月23日号に詳報)
 
 
06/20 新会長に森本廣氏が就任/第17期定時総会と懇親会を開催――プラスチック容器包装リサイクル推進協議会
   プラスチック容器包装リサイクル推進協議会は5月29日、東京都港区にある日本酒造会館で17期通常総会および懇親会を開催した。総会では森本廣氏が新会長に就任。懇親会であいさつに立った森本新会長は「今後もプラスチック容器包装リサイクルの仕組みがさらに合理的に、ムダがなくなるよう、会員の皆様と協力していきたい」と述べた。(6月20日11:30 包装タイムス6月16日号に詳報)
 
 
06/19 新理事長に増田文治氏/世代交代と海外を運営方針に――日本製パン製菓機械工業会
   日本製パン製菓機械工業会は5月27日開催の第53回通常総会で役員改選を行い、増田文治氏(マスダック社長)が新理事長に就任した。前理事長の田中利幸氏は相談役に就いた。増田新理事長は、就任あいさつの中で今後の組合運営の方針として世代交代と海外の二つを掲げた。世代交代については、高度成長期を支えてきた世代が引退し、さらに次の世代も引退が近づく中、その子息にあたる世代がこれから業界に出て行く過渡期にあると指摘。「私の世代的な役割というものは、先人の皆様から受け継いだ業界を若い世代に渡していくこと」とした。(6月19日14:15 包装タイムス6月16日号に詳報)
 
 
06/18 賛助会員制度を導入/協賛会との折合いに注目――全日シール連
   全日本シール印刷協同組合連合会(以下連合会)は、連合会の事業に対して協力しようとする非組合員を会員としていく「賛助会員制度」を新たに導入、6月1日から運用を始めた。中小企業等組合法では資本金や従業員数など組合員資格に厳しい制限を設けているため、小宮山会長が当初描いていた日本版FINAT構想は棚上げ。新たな組織改革案として浮上した賛助会員制度が、5月29日、同連合会傘下の10協組の理事長が全員出席して行われた第55回通常総会で承認された。(6月18日14:15 包装タイムス6月16日号に詳報)
 
 
06/17 食品接触用途でFDAが認証/次世代リン技術の包材用液体添加剤――アディバント社
   世界的なポリマー添加剤技術である米国のAddivant(アディバント社)は、ノニルフェノールを使わない次世代のリン技術を用いた「WESTON 705液体添加剤」が、食品接触用途について米国食品医薬品局(FDA)の承認を取得したと発表した。同添加剤は、従来の固体リン系酸化防止剤に比べて優れた安全性を示し、使用中ポリマーの劣化保護性能の向上に寄与する上、高い加工生産性を実現する。LLDPEやHDPEの二次酸化防止用途に適している。(6月17日13:30 包装タイムス6月16日号に詳報)
 
 
06/16 ソレノイド駆動、ワイド対応/ノズル式脱気シーラーの新製品――富士インパルス
   富士インパルス(大阪府豊中市)は、610mmのシール長さに対応した卓上タイプの新型真空脱気シーラー「V-610シリーズ」を発売する。駆動部をソレノイド方式に刷新するなどしてメンテンス性やコストパフォーマンスの向上が図られたほか、使用する用途に応じて複数の真空源から選択できる特徴などを備える。発売は6月下旬を予定し、食品分野などを軸に需要を取り込む。(6月16日12:00 包装タイムス6月16日号に詳報)
 
 
06/13 「POViC-BR」商品化の公算/環境包材、文具・雑貨に進出へ――アキレス
   アキレス(東京都新宿区)の戦略包品「アキレスPOViC(ポビック)-BR」の商品化が実現する公算が高まっている。リサイクルエチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)を植物由来のPE樹脂で挟み込んだ環境適性に優れたフィルムで、雑貨、文具など幅広い用途から商談が舞い込み、とりわけ文具用途では具体的な検討が進み、近く商品化の実現する可能性が膨らんできた。(6月13日13:00 包装タイムス6月9日号に詳報)
 
 
06/12 上野茂次氏、次期会長/第42回通常総会を開催――全日本包装資材連合会
   全日本包装資材連合会は5月27日、東京・上野公園内の上野精養軒で第42回通常総会を開催した。真尾茂相談役が議長を務め、上野茂次氏が次期会長に選任された。(6月12日11:30 包装タイムス6月9日号に詳報)
 
 
06/11 成田に梱包サービス拠点/関空に続いて開設、定温庫も完備――ワコン
   関西国際空港内で梱包サービスを展開しているワコン(和歌山県紀の川市)は今年4月、成田国際空港発貨物に対応するための施設「成田ロジスティクスセンター」を成田国際空港から車で約10分の千葉県芝山町内に開設した。これにより同社は、東西2つの主力空港(成田・関空)に拠点を構える唯一の梱包企業となった。両拠点を利用すれば、急なフライト変更にも時間・費用のロスなく対応できる。(6月11日13:45 包装タイムス6月9日号に詳報)
 

 

 

06/10 印刷のハイブリット化を加速/包括的協業を開始――FFGS/HJP
   富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(FFGS)とハイデルベルグ・ジャパン(HJP)は、日本市場における包括的協業を開始する。富士フイルムおよびFFGSは昨年11月からドイツのハイデルベルグ本社とグローバルな協業関係を強化してきたが、日本でもより緊密な連携を行っていく。日本市場における包括的協業を発表した背景には「日本の印刷業界の課題解決には、大局的な視点で企業全体を強化する全体最適化の取り組みが重要」という共通認識があったという。(6月10日13:00 包装タイムス6月9日号に詳報)
 
 
06/09 屋根型紙容器の新充填機/低価格・小型化で日本市場に展開――日本テトラパック
   日本テトラパック(東京都千代田区)は、5月29、30日に静岡・御殿場のテクニカルセンターで内覧会を開催し、屋根型紙容器「テトラレックス」用成形充填機の新製品「TR/G7」を初披露した。低コストながら安定生産を実現、またコンパクトなデザインがスペースに限りある工場での設置を可能にするなど、日本の飲料製造環境を強く意識した点が特徴だ。(6月9日13:00 包装タイムス6月9日号に詳報)
 
 
06/06 BCPマニュアル作成/不測の事態による人命や会社保護を目的――東京都ラベル印刷協同組合
   東京都ラベル印刷協同組合はこのほど中小企業でも策定できる事業継続計画(BCP)の簡易型手引書(マニュアル)を作成、必要とする組合員には無料で提供していく。BCPは、大規模な地震が発生し、情報システムが壊滅的な被害を受けて業務が停止するような事態が起きても最低限度の業務を継続しながら迅速に通常体制に復旧するための手順をまとめたもの。実際にBCPを策定するとなると中小・零細規模の事業者では資金面や人的な面で課題が多いため、同組合の清宮和夫常務理事が中心になって、簡易型BCPマニュアルを作成した。(6月6日16:30 包装タイムス6月2日号に詳報)
 
 
06/05 ピンホール検査ユニットの新製品/透明フィルムのインライン検査に最適――浜松ホトニクス
   浜松ホトニクス(浜松市中区)は、半透明および透明フィルムの生産ラインに後付けできる光学式ピンホール検査ユニットの新製品「C12760」を発売した。半透明・透明フィルムや金属箔などの生産時に発生する50μm程度の微小な穴の有無を高速かつ高精度で検知する。光源ユニットには半導体レーザーを採用。線状の焦点をつくるシリンドリカル(円柱状)レンズで照度が均一な2000μm幅のライン平行光を出射し、インラインでの高速検査に対応する。(6月5日16:30 包装タイムス6月2日号に詳報)
 
 
06/04 「バイオマテック事業」本格離陸/品揃え拡充、需要家の“意識”が演出――大日本印刷
   大日本印刷のバイオマテック事業が本格的離陸の情勢を鮮明にしてきた。ポリ乳酸系基材を始め、バイオマテックPE、バイオマテックPETで各種多機能フィルム、シート、ボトル用レジンなど品揃えが拡充したことを前提に、需要家の環境・省資源化包材に対する認識の変化が“離陸”を演出して見逃せない。業界をけん引する最大級企業が展開するバイオマテック事業の加速は、幅広い包装業界各社の環境配慮型包材の展開にも直接間接、生産的な一石を投じる可能性が高そうだ。(6月4日14:30 包装タイムス6月2日号に詳報)
 
 
06/03 来春米で収縮フィルム増強/新中計策定で海外強化を明記――グンゼ
   グンゼ(大阪市北区)は、創業125年にあたる2020年まで7カ年の新中期経営計画「CAN20(キャン トゥエンティ)」を策定した。最初の3カ年でプラスチックフィルム事業戦略の最重点強化として「収縮フィルムの海外強化」を打ち出し、その中で「米国での収縮フィルム生産能力増強」を最上位に掲げた。需要増加が見込めるアメリカでの2号機設備計画を15年春までと時期を明らかにしており、伸長する同市場で競争優位性を鮮明にする考えを示した。(6月3日17:15 包装タイムス6月6日号に詳報)
 
 
06/02 新社長に注連浩行氏/経営体制刷新図る――ユニチカ
   ユニチカは5月26日、注連浩行(しめひろゆき)取締役常務執行役員が代表取締役社長執行役員に昇格する人事が内定したと発表した。安江健治社長は取締役相談役に退く。6月27日に就任する予定。同社は同日、低採算事業およびノンコア事業の縮小・撤退による事業ポートフォリオ改革を通じ、経営資源を高分子事業およびアジア地域向け事業に積極投下し、持続的な成長を目指す新中期経営計画を公表。今後は、注連新体制のもとで、新生ユニチカの実現に取り組む。(6月2日13:15 包装タイムス6月2日号に詳報)
 
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