【2015年4月】 |
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04/30 |
薄型樹脂製パレット開発/ガラス繊維を混合した原料使用――三甲 |
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三甲(岐阜県瑞穂市)は、高レベルの曲げ強度と耐熱性を持つ軽量の薄型パレット「タフライトG」シリーズを開発した。樹脂原料にガラス繊維を混ぜ合わせた素材を使用することで薄型でありながら高強度を実現。積載重量は約1tで、最大2段までの段積みにも対応する。また従来のPP製パレットの耐熱温度が約60℃なのに対し、同パレットは164℃まで変形せず、強度も落ちない。(4月30日14:00 包装タイムス4月27日号に詳報)
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04/28 |
タイ新工場が本格稼動/高付加価値分野で差別化提案――オーケー化成 |
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オーケー化成(大阪府摂津市)が昨年設立したタイの子会社「OK KASEI(THAILAND)CO.LTD(オーケー化成タイランド)」の新工場が稼働を開始した。日系を中心にタイ現地企業への営業活動を積極化する。国内同様、高付加価値分野における差別化提案を競争戦略とし、マーケットでの優位性の発揮を目指す。(4月28日10:00 包装タイムス4月27日号に詳報)
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04/27 |
容器から食器に変身/口部が広がるペールボックス――ペーパークラフト |
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ペーパークラフト(埼玉県草加市)は、テークアウト容器でありながら、食べる際には口部が広がり“食器”としての機能を備えるペールボックス「ボウルBOX(ボックス)」を製品化した。容器の左右を外側に軽く引っ張り、次に前後も同様に引っ張ると、料理が食べやすい"すり鉢"状になる。同社では、デパ地下やスーパー、フードコートなど向けに本格的に営業展開を開始した。(4月27日11:00 包装タイムス4月27日号詳報)
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04/24 |
オフで成形フィルム印刷/世界初、専用システムを開発――リョービMHI、ミノグループ |
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リョービMHIグラフィックテクノロジー(東京都北区)とミノグループ(岐阜県郡上市)は、水なしLED-UVオフセット印刷機で成形用フィルム印刷を行う世界初の「SAT SYSTEM(サットシステム)」を共同開発した。インモールド成形に用いるフィルムの印刷は一般的にスクリーン方式で行われているが、近年は短納期・大量生産対応と、高品位な印刷表現が求められるようになっている。こうしたニーズに対応し、安定生産に欠かせない水なし印刷専用の枚葉オフセット印刷機をリョービMHIが、成形性や耐熱性を高めた専用インキをミノグループが開発した。(4月24日10:00 包装タイムス4月20日号に詳報)
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04/23 |
OEE向上で正常進化/IJPの新モデルを発売――マーケム・イマージュ |
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マーケム・イマージュ(東京都渋谷区)は、小文字用インクジェットプリンター「9450」を4月から発売した。ミドルレンジ市場で多くの導入実績を持つ主力モデル「9232」の後継機で、OEE(総合設備効率)向上という新たなコンセプトの下に正常進化を遂げた。TCO(総保有コスト)削減といった従来の訴求ポイントに加え、生産ラインの能力を最大限に引き出せるマシンへと完成度を高めた。(4月23日14:00 包装タイムス4月20日号に詳報)
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04/22 |
「中四国支店」を新設/3月23日から営業開始――リスパック |
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リスパック(愛知県犬山市)は、高松営業所と広島営業所を統廃合し、「中四国支店」(岡山市北区)を新設、3月23日から営業を開始した。フレキシブルな営業ネットワークを確立することで、さらなる営業力強化とサービス向上を図る。(4月22日17:00 包装タイムス4月20日号に詳報)
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04/21 |
PET配合の撚り紐発表/PP単一と比べ強度が大幅向上――司化成工業 |
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司化成工業(東京都台東区)は、PP融着3本撚りロープにPET繊維を混撚りした「ペッピーロープ」と、PP周面融着縄に同じくPET繊維を組み合わせた「ペッピーコード」をそれぞれ発表した。両製品は従来品であるPP単一素材の商品より高強度で低伸度であるのが特徴。PP融着3本撚りロープやPP周面融着縄は、手結束用紐として製造現場や農業分野等で幅広く利用されている。(4月21日11:00 包装タイムス4月20日号に詳報)
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04/20 |
口詮付自立袋をデジタルで/タキガワ、ヤマトマテと提携し――福島印刷 |
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福島印刷工業(東京都板橋区)は、ミドルウェッブの湿式電子写真方式のデジタル印刷機を導入したタキガワ・コーポレーション・ジャパン(千葉県船橋市)と容器包装のソリューションで実績のあるヤマトマテリアル(東京都江東区)の3社で提携し、スパウト付きスタンディングパウチを製品化した。主に美容院向けなど、中小ロットのシャンプー・リンスの詰め替え容器として本格的に販売していく。(4月20日15:00 包装タイムス4月20日号詳報)
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04/17 |
独自研究機関を設立/物流の最適化、標準化に向けて――JPI |
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日本パレットレンタル(東京都千代田区)は4月1日、JPR 総合研究所を設立した。パレットをはじめとするRTI(リターナブル物流機器)の情報収集と基礎研究、事業化に向けた実証的研究やモデル開発を行い、物流業務の最適化・標準化を推進する。(4月17日14:00 包装タイムス4月13日号に詳報)
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04/16 |
4月1日に新会社設立/包装等のプロデュースも――サトー |
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サトーグループ(東京都目黒区)は4月1日、商品パッケージや売り場の装飾をプロデュースする新会社「デザインプロモーション株式会社」(東京都目黒区)を設立した。市場調査と分析に基づいた商品パッケージやPOP、売り場装飾に関する企画立案をはじめ、デザイン提案、印刷までを総合的に提供するサービス「SOZO Lab(ソウゾウ ラボ)」を、食品・飲料・日用雑貨など製造業を中心に展開する。(4月16日17:00 包装タイムス4月13日号に詳報)
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04/15 |
新グレード透明PPシート販売/独自技術で高防曇性を実現――出光ユニテック |
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出光ユニテック(東京都港区)はこのほど、無延伸高透明PPシート「ピュアサーモ」の超高透明化グレード「FGK704」の販売を開始した。ヘーズ値は耐熱OPSと同等で、急冷技術とせん断応力制御技術により、可視光の波長よりも小さなスメチカ晶を形成し、白濁感のないクリアな透明性を発現。低・高温の防曇性にも優れ、ホット充填、チルド流通、電子レンジ加熱時も曇らない。(4月15日17:00 包装タイムス4月13日号に詳報)
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04/14 |
欧州の包装コンペで1位入賞/“開封の挑戦”への賢い発想が評価され――PopPack(ポップパック) |
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気泡の破裂を用いて開封する「PopPack(ポップパック)」が、スウェーデンの国際的な包装技術コンペティションで見事、第1位に入賞した。同コンペは2010年に設立された国際的な包装・物流組織“パックブリッジ”による「開けやすさのパッケージコンテスト」。ポップパックは今回、「包装のイライラをなくし、使いやすいデザインのための『開封の挑戦』に向けたスマートなソリューションのベストアイデア」として評価された。(4月14日17:00 包装タイムス4月13日号に詳報)
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04/13 |
輸送用温度履歴システム発売/RFID使用で簡便、安価に――三喜鋲螺 |
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三喜鋲螺(大阪市東住吉区)は、ICタグを用いた温度管理システム「RFID・コールドチェーン・マネジメントシステム」(Temp-lD) の国内販売を開始した。データロガー使用のシステムと比べて、簡便かつ安価に輸送中の温度管理トレーサビリティを実現できる。製造元の台湾では、統一企業グループをはじめ日系のコンビニや輸送企業などで採用されており、日本での普及に期待をかけている。(4月13日15:30 包装タイムス4月13日号詳報)
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04/10 |
グループ6社が統合/4月から「ミツワ」に |
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合成樹脂原料の販売・加工、プラスチック製品の製造や繊維製品のOEM事業を行っているミツワホールディングス(名古屋市中区)は、4月1日にグループ会社6社を統合し、「ミツワ」として営業を開始した。統合したのは、ミツワ、ホクト工業、ホクトプラ、中部日本ラミ、アール・アンド・イーサンマルカ、トモヤアパレル。M&Aなどにより業容拡大を図ってきたが、さらなる営業体制の強化と経営資源の最適配置を推し進める中で、コスト削減と業務効率の向上、経営の合理化を図ることが最良と判断した。(4月10日11:00 包装タイムス4月6日号に詳報)
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04/09 |
加工の自由度が向上/立体的な湾曲加工を実現――ヒューマンテック |
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きれいなカーブを描く加工面 国産カッティングマシンメーカーのヒューマンテック(東京都板橋区)は、厚さ100mmまでの硬質素材を湾曲にカットできる新機構を開発した。材料を上下方向から3基のエアクランプで、さらに台座からバキュームで材料を固定し、二つのヘッドで両側からカット。その加工中に刃を上下させることで立体的な加工を可能にした。4月に新機構の搭載機を納入する。(4月9日11:00 包装タイムス4月6日号に詳報)
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04/08 |
高級和風用紙に新色/包装紙や各種パッケージ用途にも――リンテック |
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「さくら」(春)、「うみ」(夏)、 「つき」(秋)、「ゆき」(冬)
の4色を追加 リンテック(東京都文京区)は、和紙のような上品な風合いと肌合いを実現した高級和紙用紙「しこくてんれい」に、日本の四季をイメージした新色を追加した。「さくら」(春)、「うみ」(夏)、「つき」(秋)、「ゆき」(冬)の4色で、これまでの便箋やあいさつ状にとどまらず、高級感あふれる包装紙や各種パッケージなど幅広い用途展開にも期待。(4月8日17:00 包装タイムス4月6日号に詳報)
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04/07 |
最優秀賞は「ヌーベル月桂冠」/“美しい形状の中の高度な技術”を評価/第11回ガラスびんアワード |
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月桂冠の「ヌーベル月桂冠 純米吟醸」 日本ガラスびん協会主催の「第11回ガラスびんアワード」で、月桂冠の「ヌーベル月桂冠 純米吟醸」が最優秀賞を受賞した。選考では「磁器の徳利のように柔らかな細見の形状の美しさ、さらに江戸時代の流行色である"璃寛茶"(りかんちゃ)を使用し、日本酒をより一層、美味しそうに見せる演出が施されている。自然な美しい形状の中に高度な技術が隠れている」ことが評価された。(4月7日14:00 包装タイムス4月6日号、食品包装5月号に詳報)
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04/06 |
低温シールPET本格化/改質技術生かし大型事業に育成――中本パックス |
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中本パックス(大阪市天王寺区)は、低温シール性を有したヒートシールPET「HS-PET」の本格的な事業化に乗り出す。耐熱性が必要な分野や耐薬品性、フレーバーバリア性など優位性が発揮できる製品での採用を目指し、営業活動を推進。今年5月末までに押出機を茨城県の新工場で稼動させる計画で、大型事業への育成を図る考え。(4月6日17:00 包装タイムス4月6日号詳報)
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04/03 |
GP認定制度で新試行/ドライトナー型デジタル印刷機を追加――日本印刷産業連合会 |
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日本印刷産業連合会は、環境に配慮した印刷工場・印刷製品・印刷資機材を認定するグリーンプリンティング(GP)認定制度で、3月20日から「ドライトナー型デジタル印刷機」の資機材を対象とする認定の試行をスタートした。今回の措置は、印刷会社に普及が進んでいる同印刷機を認定基準に追加するもの。試行期間は3月20日から3カ月間で、認定基準に関する意見を5月15日まで募集する。試行期間中の登録(一覧掲載)は無料で、登録製品はGP認定制度のホームページにおいて公開する。5月に認定基準を正式に決定し、6月にGP認定委員会が認定、7月から運用を開始する。対象製品は無版であり、印刷製品の生産用の同印刷機で、事務用プリンター、コピー機は除く。(4月3日15:30 包装タイムス3月30日号に詳報)
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04/02 |
新OPSシートを開発/ファベックスで初披露――デンカポリマー |
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デンカポリマー(東京都江東区)はこのほど、耐油・耐酸性を向上させたOPSシート「ユーガード」シリーズを新たに開発し、同シートを使用した新容器「OPライトR」シリーズを4月15日から開催のファベックス2015で初披露する。同シートは、従来の課題であった耐油・耐酸性を大幅に向上させただけでなく、剛性も高めた。耐熱性も一般的なOPSシートよりも向上しており、より安心・安全なシート素材を実現した。新容器「OPライトR」シリーズは、これまでの嵌合フードパックの容器デザインを一新し、パック作業の効率化、液だれ防止、パック後輸送時および段積み陳列時のつぶれ、内容物のズレ防止などにも考慮された形状となっている。(4月2日15:00 包装タイムス3月30日号に詳報)
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04/01 |
GP認定制度で新試行/ドライトナー型デジタル印刷機を追加――日本印刷産業連合会 |
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日本印刷産業連合会は、環境に配慮した印刷工場・印刷製品・印刷資機材を認定するグリーンプリンティング(GP)認定制度で、3月20日から「ドライトナー型デジタル印刷機」の資機材を対象とする認定の試行をスタートした。今回の措置は、印刷会社に普及が進んでいる同印刷機を認定基準に追加するもの。試行期間は3月20日から3カ月間で、認定基準に関する意見を5月15日まで募集する。試行期間中の登録(一覧掲載)は無料で、登録製品はGP認定制度のホームページにおいて公開する。5月に認定基準を正式に決定し、6月にGP認定委員会が認定、7月から運用を開始する。対象製品は無版であり、印刷製品の生産用の同印刷機で、事務用プリンター、コピー機は除く。(4月1日16:00 包装タイムス3月30日号に詳報)
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