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【ニュース分類】
包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2015年5月】
 
05/29 印字視認性向上の包材/賞味日付が鮮明、改ざん防止にも有効――キユーピー、大日本印刷
 
主力の「キユーピー マヨネーズ」
から採用
 キユーピーと大日本印刷は共同で、インキとフィルム材料の改良により、低価格ながら従来製品よりレーザー印字の視認性が向上する包装材を開発した。賞味期限などを鮮明に表示するとともに、改ざん防止にも有効。キユーピーでは、「キユーピー マヨネーズ」での採用を皮切りに、今年内に業務用商品を含む89品に採用を拡大する予定だ。(5月29日16:00 包装タイムス5月25日号に詳報)
 
 
05/28 新たな料金制度を採用/自動包装機の本格提案開始――ダイワハイテックス
   ダイワハイテックス(東京都板橋区)は、気泡入りフィルムシートで構成された包装資材の自動包装システム「バブル自動包装機」に積算カウンター料金制度を採用した通販物流ソリューションを本格的に提案することを明らかにした。一般に積算カウンター制度は、コピー機などの事務機に採用されている。同社の「バブル自動包装機」では保守契約料、修理費などが無料。同包装機は5月に東京・有明で開催された「通販ソリューション展」で発表された。(5月28日16:00 包装タイムス5月25日号に詳報)
 
 
05/27 小型排ガス浄化・脱臭装置3種/触媒+蓄熱式で高分解・熱効率――新東工業
 
デオサーモECR型
 新東工業(環境事業部・愛知県豊川市)は、新排ガス浄化・脱臭装置「デオサーモECR型」を開発し、販売を開始した。食料品や化成品など製造現場での作業環境を改善し、作業者の安全と健康を守る装置として評価が高まっている。新装置では、触媒効果により200℃〜400℃の低温度で臭気やVOCを95%以上分解。加えて、熱交換に蓄熱方式を採用することで90%以上の熱効率を達成するため、使用電気代を50%以下に低減できる。(5月27日11:00 包装タイムス5月25日号に詳報)
 
 
05/26 中国法人「上海梅谷机械有限公司」設立/海外市場開拓に一丸――梅谷製作所
   梅谷製作所(和歌山県有田川町)は、中国・上海に新会社、上海梅谷机械有限公司を設立、4月16日に取引先らを招き記念式典を開催した。中国に拠点を設け東南アジア、さらに欧米市場の開拓に挑む。(5月26日16:00 包装タイムス5月25日号に詳報)
 
 
05/25 板材締結部材を実用化へ/計4種に品揃え拡充で普及に弾み――国盛化学
 
プラ段に限らず多種多様な部材を
締結できる「パンロック」
 国盛化学(愛知県小牧市)は6月から、ワンプッシュ式リベット「パンロック」の新サイズを発売する。板材厚み10mm対応品に加え、6mm、8mm、15mmを新たにラインアップ。多種多様な板材、用途への活用が可能となることから今後の普及にも一層の弾みがつきそうだ。(5月25日15:00 包装タイムス5月25日号に詳報)
 
 
05/22 ホットメルト受託スタート/専用マシン導入で多様な加工実現――Bax
   Bax(大阪市阿倍野区)はホットメルト加工事業を本格化する。社内に専用ホットメルトコーティングマシンを導入し、小ロットでの加工や試作などの受注活動を開始し、多用途での需要獲得を目指す。(05月22日14:00 包装タイムス05月18日号に詳報)
 
 
05/21 オートスプライサー型自動帯束機/大手流通企業が本格採用――大洋精機
 
ずらり並んだテープ自動接続装置型
自動帯束機「WAS-500」
 大洋精機(大阪府大東市)は、「COM」ブランドの自動帯束機を多種多彩揃えているが、特に昨年開発したフルオートタイプの新オートスプライサー(テープ自動接続装置)型帯束機「WAS-500」が大手流通企業に採用され、今春までに5台を各工場に納入した。その後の動きもさらに加速しそうだ。(05月21日16:00 包装タイムス05月18日号に詳報)
 
 
05/20 結束機と検知装置を連動/製函ラインの連続運転で品質向上――山田機械工業
 
 山田機械工業(千葉県佐倉市)はトップシェアを誇る段ボール用自動結束装置のユーザーに検知装置などとの連動を推奨することで、製函ラインの連続運転を確保し、より一層顧客満足に寄与する品質の向上に努める。(05月20日11:00 包装タイムス05月18日号に詳報)
 
 
05/19 緩衝材システムをレンタル/新たに現場発泡システムも――パックウェル
   多品種小ロット短納期に対応する輸配送包装システムを提案するパックウェル(さいたま市桜区)は、必要な時に必要な場所で必要な量(数)だけ緩衝材を製作するシステムを貸し出す(レンタル)事業を本格的に始める。レンタルする緩衝材システムとしては、紙タイプとピロー上のフィルムタイプに、新しく現場ウレタン発泡システムを加えた大きく3種類で提案していく。(05月19日16:00 包装タイムス05月18日号に詳報)
 
 
05/18 ベトナム第2工場が完成/従来比3倍強の年産1万トン体制に――司化成工業
   司化成工業(東京都台東区)は、ベトナムホーチミン市郊外の合弁会社、サイエンテックス・ツカサ・ベトナム(STV)がかねて建設を進めていた第2工場が3月28日に完成し、増設したラインによる生産を開始したと発表した。第2工場は約6500平方メートル、総工費は3億円。設備増強により生産能力は従来比3倍強となる年産1万トン規模となり、日本への高品質で競争力のある結束材の安定供給を実現するとともに新規グローバル市場への展開が可能となった(05月18日17:00 包装タイムス05月18日号に詳報)
 
 
05/15 創立25周年式典盛大に/故芹沢氏の遺志受け継ぎさらなる挑戦――トライ・カンパニー
   保冷材でグローバル展開しているトライ・カンパニー(静岡県沼津市)の創立25周年記念式典が4月25日、沼津市内で行われた。同社関係者など124人が出席した。高安るみ子社長は主催者あいさつの最後に、故・芹沢順一創業社長へのメッセージとして「私たちは常に挑戦する精神を持ち、未来に向けて価値を創造し、顧客満足、社会貢献を通じて全員が自己実現できる会社を目指します」と述べた。(5月15日17:00 包装タイムス5月11日号に詳報)
 
 
05/14 新工場棟本格稼動/将来を見据えた生産体制――ペーパーウェア
   ペーパーウェア(東京都千代田区)の新工場棟が本格的な稼動に入った。新工場棟は多様化するニーズに応えるため、千葉工場敷地内に昨年10月に建設。将来を見据えた生産体制を整えており、熱プレス加工による紙容器の生産を行う。延床面積1500m2の規模を誇る地上2階建てで、1階には成形室(クリーンルーム)、梱包室、資材倉庫、2階には事務室、応接室などを完備。(5月14日14:00 包装タイムス5月11日号に詳報)
 
 
05/13 新コンセプトに脚光/“和力”で差別化を提案――アクタ
   アクタ(福岡県古賀市)は、4月に開催されたファベックス2015で、単に和柄や伝統工芸といった「和風」的なものではなく、これまで積み上げてきた技術力や色彩感覚、デザインなどを集大成し、製品化していくことを目標にした新コンセプト「和力―WAJIKARA―」を発表した。同ブースでは新コンセプトをモチーフにした容器が数多く並んだ。(05月13日17:00 包装タイムス05月11日号に詳報)
 
 
05/12 キャップの回収活動開始/エコキャップ推進協会通じ社会貢献――ウッドプラスチックテクノロジー
   環境保全適性や強度に優れる独自樹脂パレットを展開するウッドプラスチックテクノロジー(東京都文京区)はこのほど、PETボトルキャップの分別・回収活動を開始した。同社では従来から再生プラスチックをパレット等の製品の原材料として使用しており、エコキャップ活動で回収されたプラスチックの有用性を利用者の視点で高く評価していた。今後、PETボトルキャップの分別・回収活動を行うことで、再生プラスチック業者に支払う購入代金の一部が、NPOのエコキャップ推進協会を通じて、ワクチン寄付、東日本大震災への義援金、障害者支援などの社会貢献活動に使われるという。(5月12日16:00 包装タイムス5月11日号に詳報)
 
 
05/11 世界初「デジタルグラビア印刷機」/少量印刷対策の「特効薬」――FFGS、富士特殊紙業、ミヤコシ、オリエント総業
   富士特殊紙業(愛知県瀬戸市)は、富士フィルムグローバルグラフィックシステムズ(東京都港区、FFGS)、ミヤコシ(千葉県習志野市)、オリエント総業(愛知県小牧市)と協働して、おそらく世界初のデジタルグラビア印刷機「FUJIMO印刷機」を開発、4月24日に本社で開催した合同記者発表会で公表した。同印刷機は、UVインクジェットプリンターでデジタル印刷し、次工程で「白」を水性グラビア(水性フレキソも可)で印刷する仕組み。色はプロセスカラーで対応し、あらゆる汎用フィルムに印刷が可能。溶剤対処は不要、版レス、バリアブルであることから軟包装市場で増加する少量発注のソリューションとして期待される。(5月11日16:00 包装タイムス5月11日号に詳報)
 
 
05/08 包装寿司の計量ラベルプリンター/色で識別、「スズモフェア」に出展――寺岡精工
 
シールの色を判別する
計量ラベルプリンター
 寺岡精工(東京都大田区)は、4月22〜23日の2日間、東京・東池袋のサンシャインシティ文化会館で開催された「スズモフェア2015」(鈴茂器工主催)に、テイクアウト用包装寿司向けの値付けを行うセルフ計量ラベルプリンター「SM5600BS」シリーズのカメラ搭載タイプ「SM5600BSC」を参考出品した。同製品は、重量を計量するだけではなく、5種類の色(緑、青、黄色、赤、紫)を搭載のカメラで識別し、その色別シールの数を計測し、値付けを行う。操作は、大型タッチパネル画面からの音声ガイドに従い行える。同会場では、参考出品ではあったが来場者の関心を集めた。(05月08日10:00 包装タイムス05月11日号に詳報)
 
 
05/07 洋ナシの食べ頃を色の変化で判定/特殊ラベルの利用技術を開発――山形県農業総合研究センター園芸試験場
   山形県農業総合研究センター園芸試験場は、洋ナシの食べごろを色の変化で知らせるラベル「ライプセンス」を使用した、地元特産洋ナシ「ラ・フランス」の熟度判定技術を開発した。同果実は、収穫を実の固いうちに行い、常温で10〜14日ほど追熟されることで初めて生食に適したものとなる。追熟する過程で皮の色があまり変化しないことから食べ頃の判断が難しく、誰でも簡単に判断できるツールが求められていた。同試験場では2015〜17年度の間に、さらに食味を重視した追熟管理技術の開発、新資材などを用いた販売期間の延長などに取り組むとしている。(05月07日16:00 包装タイムス05月11日号に詳報)
 
 
05/01 飲料充填の異物混入対策で新提案/不良商品の市場供給を未然に回避――Takeda Works
   Takeda Works(大阪府門真市)は先頃、主力の無菌充填機用ロータリージョイント(回転継手)に取り付ける異物混入監視装置「TESS(タケダエマージェンシーセフティーシステム)」を開発した。メカニカルシール機構に損傷などが発生し、トルクが上昇した際にロータリージョイントから緊急信号を発信し、システム全体を自動停止させる仕組み。ボトリング時の商品への異物混入を効果的に防止し、不良商品の市場供給リスクを回避する。(5月1日00:00 包装タイムス4月27日号に詳報)
 
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