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【ニュース分類】
包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業
パッケージデザイン
【2015年7月】
07/31
強度と柔軟性を兼備/発泡PE緩衝材の用途拡大へ――JSP
新規格の発泡PE緩衝材
「エルブロック-Eグレー」
JSP(東京都千代田区)はこのほど、緩衝材「エルブロック-E」の新シリーズとなる無架橋ビーズ発泡体「エルブロック−Eグレー」の販売を開始した。同製品はPEを17倍に発泡。強度と柔軟性を兼備させたほか、汚れが目立たない仕様にするため製品の色彩を従来品のピンクからグレーに変更した。主に容器メーカーや自動車部品メーカーを中心に本格提案を開始する。(7月31日17:00 包装タイムス7月27日号に詳報)
07/30
樹脂容器の外観不良を高精度検知/外観検査装置「BC-i」に新機能――デクシス
デクシス(千葉県船橋市)は、樹脂製容器の外観不良を効果的に検知する外観検査装置「BC-iシリーズ」で、欠陥検査の新技術や遠隔操作といった新機能を追加したバージョンアップ機を先のインターフェックスで公開した。複数の欠陥検査を1つの光学条件で1度に可能にする「マルチプルイメージャー」と呼ばれる新技術を搭載。また、タブレット端末を使用して、遠隔操作で外観検査装置の設定変更や運転状況の監視などが行える。(7月30日10:00 包装タイムス7月27日号に詳報)
07/29
贈答用箱に新提案/“60cmサイズ”適合製品――積水技研
積水技研(兵庫県伊丹市)は、宅配便の“60cmサイズ”に適合した新たな贈答用箱「粧(よそおい)シリーズ」を製品化し、需要獲得への提案活動を本格化した。蓋を閉じた状態の3辺の長さの合計が60cm以下で設計されており、保冷効果を高めるための設計が随所に施されている。すでに通販関連の商材などで引き合いを得ており、ユーザーの選択肢を広げる有力製品として事業育成に力を注ぐ考え。(7月29日17:00 包装タイムス7月27日号に詳報)
07/28
食用粉体袋を“軽量化”/粉漏れ防ぐ独自袋の技術革新で――昭和パックス
昭和パックス(東京都新宿区)は、昨年発売するや否や大きな反響を得た両面底貼り袋「SVパック」を軽量化した進化版ともいうべき新製品「SVパック 減層版」を発表した。複数層を形成するクラフト紙を減層、単層化したもので、軽いことや環境保全適性に優れるのが特徴。同社では耐久性を維持しながらクラフト紙の層を減らす同技術を今後、ラインアップする多種多様な袋へ水平展開する方針だ。(7月28日14:00 包装タイムス7月27日号に詳報)
07/27
耐熱220℃の深絞り包装/パックのままオーブン調理が可能――東京食品機械
生の肉や魚を真空パックのままオーブン調理できるフレキシブルパッケージが日本に上陸した。冷凍やチルド状態から袋を開けずに220度Cのオーブンにかけられる深絞り包装で、調理時の利便性のアップや商品の品質保持、保存期間の延長など多くのメリットを得られる。このパッケージは、帝人デュポンフィルム(東京都千代田区)の食品包装用耐熱フィルム「Mylar COOK(マイラークック)」と、独・ムルチバック社の深絞り真空包装機「Rシリーズ」(中型機以上のモデルで対応)とのシステムで提供される。ムルチバック社の国内代理店である東京食品機械(東京都中央区)が今年6月のFOOMAと札幌パックで相次ぎ発表し、営業活動を開始した。(7月27日14:00 包装タイムス7月27日号に詳報)
07/24
帯掛機の新製品発売/間口幅240mmの小型モデル――ウチダテクノ
テープ送りには定評のある
ガイドレール方式を採用
ウチダテクノ(東京都荒川区)は結束アーチの間口寸法を小さくし、装置全体の小型化を図った卓上帯掛機の新製品「テーピット Petit」を7月から発売した。同社が従来販売してきた「テーピットWシリーズ」は、いずれも間口寸法(幅)が400mm以上あるため本体寸法もある程度の大きさがあった。しかしカード類など小物の帯掛け作業しか行わないユーザーから間口寸法の小さな小型機への要望が強まってきたことから、間口寸法(幅)を240mmの新タイプを開発した。(7月24日10:00 包装タイムス7月20日号に詳報)
07/23
包装分野が前年比倍増/フレキソ関連が牽引――FFGS
富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(FFGS)は、14年度の業績説明会を開き、フレキソ製版分野を中心としたパッケージビジネスが前年比2倍に伸張したことを明らかにした。全売上2840億円(前年比101.4%)に対し、パッケージビジネスの売上高は40億円と比率的にはまだ小さいものの、同社では「15年度も引き続き前年比200%以上を目指す」と"成長分野"に力を注ぐ。(7月23日10:00 包装タイムス7月20日号に詳報)
07/22
PET結束機の最新版/大幅なモデルチェンジで本格発売――原田物産
PETバンド結束機「P329型」
原田物産(東京都江東区)はこのほど、大幅なモデルチェンジを実施したリチウムイオンバッテリー式PETバンド結束機「P329型」の本格発売を開始した。同製品一般梱包から重梱包まで対応していることに加えて、作動時の安定性・信頼性が高く、ヨーロッパの安全基準「EN415-8」に適合している。モーターの出力が18ボルトに強化され、リチウムイオンバッテリー採用により結束サイクル回数の増大が図られている。バンドサイズにより数値は変わるものの、目安として約600回の結束サイクルが可能だ。(7月22日12:00 包装タイムス7月20日号に詳報)
07/21
液体紙容器用で“世界初”/電子線の新型殺菌装置をチルド充填機に搭載―日本テトラパック
次世代向け
チルド小型ブリック容器用充填機
日本テトラパック(東京都千代田区)は、次世代向けチルド小型ブリック容器用充填機「Tetra Pak E3/CompactFlex XHバージョン」に、このほど液体紙容器用として世界で始めて、電子線による新型包材殺菌システムを搭載した。過酸化水素を使用しないため、オペレーターの負担軽減や環境負荷低減にも貢献が期待される。(7月21日14:00 包装タイムス7月20日号に詳報)
07/17
バイオPE使用の新製品/医薬品向け易開封包材を開発――凸版印刷
凸版印刷(東京都千代田区)は、バイオマスプラスチックを使用した製品「BIOAXX(バイオアクス)」シリーズの新製品として、バイオマスポリエチレン(以下 バイオPE)を使用した医薬品向けの易開封パッケージを開発、7月から販売を開始した。複合素材によるラミネート包装材で、印刷基材となる最表面のPETフィルムのみにミシン目加工を施す技術を用いることで、内側のバリア層に影響を与えることなく、手でまっすぐに切れる機能を付与。錠剤やカプセル剤に使われるPTP包装など、内容物に厚みのある製品の外装材に適している。(7月17日17:00 包装タイムス7月13日号に詳報)
医薬品向けパッケージのサンプル
07/16
再資源化率89.3%に/14年のEPS、過去最高を記録――JEPSA
発泡スチロール協会(=JEPSA、天知秀介会長)は7月2日、東京・霞が関の霞山会館で「2014年発泡スチロール(EPS)の再資源化実績」および14年度の活動報告を発表した。14年の再資源化調査の結果、回収対象量は国内に流通する約12万9400t(前年比700t増)で、そのうち89.3%の約11万5550tが再資源化された。出荷量が微増、再資源化率も上昇し、ともに昨年を上回った。(7月16日15:30 包装タイムス7月13日号に詳報)
07/15
段差部の密封と易開封を両立/新ヒートシール技法を開発/菱沼一夫氏が日本包装学会で発表
ピロー袋の合掌貼りの段差部において「密封」と「易開封」を両立できる新たなヒートシール技法が開発された。菱沼技術士事務所の菱沼一夫氏は、段差部における圧着メカニズムの詳細解析を行い、複合的な一操作で両機能を同時に満たす方法を突き止めた。同氏は、このヒートシール方法を「一条シール(Filigree Seal)」として商標登録を行い、7月2、3日に開催された日本包装学会年次大会で発表した。(7月15日10:00 包装タイムス7月13日号に詳報)
07/14
高耐熱性の紙カップ開発/本邦初のPPラミ仕様で140℃強まで対応――大和製罐、日本デキシー
勘合蓋仕様のほか
トップシール仕様などもラインナップ
大和製罐(東京都千代田区)と日本デキシー(東京都千代田区)は、PPラミネートによるカップ型の高耐熱性紙容器を共同で開発した。両社によればPPラミ品は日本市場で初めて。これまでのPEラミ紙カップに比べ、4割以上の耐熱温度(約140℃強)を実現した。米飯、麺類、スープなど、さまざまな油分・粘度の食品に対応し、冷凍から常温まで幅広い温度帯で活用できる。満杯容量は800mlで、サイズは口径144×高さ75mm。ケース入数は600個(50個×12)となっている。発売開始日は8月下旬を予定。(7月14日11:00 包装タイムス7月13日号に詳報)
07/13
荷崩れ防止フィルム発売/伸縮性に富む特徴、仮抑えにも効果――林産業
すばやく手作業で簡単に装着できる
「ピタットシリーズ」
林産業(東京都中央区)はこのほど、荷崩れ防止等に効果を発揮するPE製フィルム「ピタットシリーズ」の本格発売を開始した。独自のフィルム素材で伸縮性に富むため、パレタイズされた荷物の荷崩れ防止をはじめ、パレットカバーの裾押さえに役立つ。今回上市したのは「ピタットS70」「同M100」「同L150」の3種類(実用新案出願中)。(7月13日14:00 包装タイムス7月13日号に詳報)
07/10
エア緩衝材の新型機/生産性を追求した国産機を本格発売――ネクサスエアー
エア緩衝材製造機
「Air-X(エアーエックス)Ver.7」
(日本製)
ネクサスエアー(川崎市多摩区)はこのほど、エア緩衝材製造機「Air-X(エアーエックス)Ver.7」(日本製)を開発し、本格発売を開始した。製造スピードが最大で毎分25mと高い生産性を有しながら形状がコンパクトなのが特徴。用途に応じて製造スピードは調整できる。本体サイズは幅446mm、奥行き505mmとコンパクトで、重量も約15kgのため設置しやすい。簡単にパーツ交換できる仕組みで、緩衝材製造時間のセンサーストップ、タイマー設定が可能だ。(7月10日13:00 包装タイムス7月6日号に詳報)
07/09
段積み保管・輸送用多面体スリーブ/NEW環境展で公開し反響――もりや産業
多面体パッケージ
「POLYGON」(ポリゴン)
もりや産業(大阪市城東区)は、フレコンバッグの保管・輸送用多面体パッケージ「POLYGON(ポリゴン)」を顧客と共同で開発し、先に東京ビックサイトで開催されたNEW環境展で公開し反響を呼んだ。部材には特殊段ボール(A・BAF)を採用。サイズは1000×1000×900mmで、パレット上に置いたフレコンバッグを囲むように、多角形の段ボールをかぶせ2〜3段積みする。同製品を使用することで、倉庫保管が2段から3段となり、積載効率は1.5倍に、トラック輸送でも1段から2段になり同2倍にアップする。(7月9日16:00 包装タイムス7月6日号に詳報)
07/08
組み合わせ計量装置の新製品/惣菜等の計量作業の効率化に貢献――イシダ
FOOMAで初公開した「CCW-RVE」
イシダ(京都市左京区)は、惣菜などの計量作業の省力化に貢献するコンパクトセミオート組み合わせ計量装置「CCW-RVE」を開発した。被計量物を手投入で行うタイプで、惣菜やカット野菜といった従来複数の人手と台秤で行っていた計量作業の効率化を実現する。先に東京ビッグサイトで行われたFOOMAで初公開した。(7月8日15:00 包装タイムス7月6日号に詳報)
07/07
食パンに続いて鶏卵にも/セブン&アイがエコナノラベル採用――サトー
サトーグループの国内販売会社、サトー(東京都目黒区)はこのほど、焼却時にCO
2
を削減する技術「エコナノ」を使ったラベル「エコナノラベル」が、全国のセブン・イレブンやイトーヨーカドーなどセブン&アイHDグループの各店舗でこの7月から販売される「セブンプレミアム こだわり新鮮たまご」の商品ラベルに採用されたと発表した。セブン&アイが同ラベルを採用するのは、今年2月にリニューアル発売した「セブンゴールド 金の食パン」に続いて2品目。(7月7日11:00 包装タイムス7月6日号に詳報)
07/06
グローバル展開を加速/タイに販社設立、蘭・代理店も買収――大森機械工業
大森機械工業(埼玉県越谷市)のグローバル展開が加速している。同社はこのほど、タイのバンコクに販売会社を設立。またオランダの代理店を買収したことを併せて発表した。「Team OMORI」のコンセプトの下、国内外で製造および販売・サービスのネットワーク強化を進める同社では、これまでに中国、英国、カナダ、インドに海外拠点を展開。今回新たに2社を加えたことで、今後の海外事業戦略にも一層の弾みが付きそうだ。(7月6日15:00 包装タイムス7月6日号に詳報)
07/03
海外展開を積極化/今年10月ベトナムに新工場――共同印刷
共同印刷(東京都文京区)は海外展開を積極化する。新会社としてベトナムに設立した「KYODO PRINTING (VIETNAM) CO.LTD.」の新工場を今年10月までに稼働させ、成長市場におけるラミネートチューブ製造を中心とした事業の拡大を図る。今後は東アジア地域の営業活動拠点「共印商貿(上海)有限公司」と連携して、東アジア・ASEAN地域におけるネットワーク強化を目指す考え。(7月3日11:00 包装タイムス6月29日号詳報)
07/02
OMORI THAILAND設立/記念ツアーで訪タイ―大森機械工業
大森機械工業は(埼玉県越谷市)は「OMORI THAILANDのお披露目と記念設立パーティ及びタイ展示会プロパックアジアの視察ツアー」を実施、関係者30人が参加した。6月15〜18日の日程でタイを訪問し、設立記念パーティーや新オフィスの見学、プロパックアジアの視察などを行った。(7月2日14:00 包装タイムス6月29日号に詳報)
07/01
紙系緩衝材の新製品上市/特許技術の中空円筒形状でコスト低減――ストロパック
ストロパックジャパン(神奈川県海老名市)は紙系緩衝材製造機「PAPERplus」の最新モデル「シェブロン2」の発売を開始した。同製品は親会社で独・メッツィンゲンに本社を構えるストロパック社の特許「プリーツ加工技術」を駆使したもので、現場で適量製造するタイプとなっている。(7月1日11:30 包装タイムス6月29日号に詳報)
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