【2015年8月】 |
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08/31 |
間欠輪転UVオフ開発/ラベル向けとして本格展開――独KBA/KBAジャパン |
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オフセット印刷機でグローバル展開している独・KBA社はこのほど、ワインや化粧品向けなどの高級ラベル印刷加工向け間欠式水なしUVオフセット印刷機「Varius LX‐TX」(以下LX‐TX)を開発、ワールドワイドで販売していくと発表した。日本では、KBAグループの日本法人、KBAジャパン(東京都中央区)が販売窓口としてLX‐TXを扱っていく。(8月31日10:00 包装タイムス8月31日号に詳報)
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08/28 |
竹パルプの容器が話題/レンジ加熱で遠赤外線放射――サスティナグリーン |
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サスティナグリーン(福岡市博多区)が提案する原料に竹パルプを用いたモールド容器が話題となっている。素材の持つ抗菌性、脱臭性などの機能性、電子レンジ加熱時に容器自体が発熱するなどの特性が評価され引き合いが活発化。今後受注量を伸ばすものとみられている。同モールド容器は、電子レンジのマイクロ波を竹パルプのセルロース(繊維素)が吸収することで容器自体が発熱し、遠赤外線を放射。内容物の中身温度と表面温度を上昇させることが検査機関の実証実験で確認されている(8月28日11:00 包装タイムス8月24日号に詳報)
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08/27 |
10月20日新工場完成へ/生産力は双葉町時代の2倍に――ネットアンドプリント |
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シール・ラベル印刷のネットアンドプリント(福島県郡山市)が郡山中央工業団地内に建設中の新工場が10月20日に竣工する。敷地面積2610m2で、延べ床面積が約1400m2の2階建て。最新のフルロータリーのほか、間欠輪転機(4台)、平圧機(1台)、抜き加工機として間欠式(1台)、平圧式(2台)をクリーンブース内に置く。これにより生産力は双葉町時代に比べほぼ2倍になるという。(8月27日10:00 包装タイムス8月24日号に詳報)
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08/26 |
約2倍の情報掲載可能に/ブックレットタイプ販売開始――凸版印刷 |
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台紙付きシュリンクパッケージ
「ブックレットタイプ」 凸版印刷(東京都千代田区)は、環境配慮とユニバーサルデザインを追求した独自形状の台紙付きシュリンクパッケージを販売しているが、このほど台紙部分にブックレット機能を持たせた「ブックレットタイプ」を業界に先駆けて開発した。1枚の台紙を二つ折りにし、台紙の端部のみを貼り合わせたもので、表層2面と内層2面に印刷できるため、従来台紙に対して約2倍の情報掲載が可能となる。8月下旬から本格的に販売を開始する。(8月26日10:00 包装タイムス8月24日号に詳報)
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08/25 |
アジアで2ヵ所目/テクノロジーセンター開設――ザイコン |
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東京デモルーム内に 置かれた印刷機 デジタルカラー印刷機のザイコンインターナショナル(本社・オランダ)は、クアラルンプール(マレーシア)に次いでアジアで2番目となるテクノロジーセンターを、同グループの日本法人であるザイコンジャパン(東京都文京区)の本社内に「東京デモルーム」として開設した。(8月25日12:00 包装タイムス8月24日号詳報)
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08/24 |
PTP包装機など一貫生産/小牧本社工場の新組み立て棟竣工――CKD |
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CKD(愛知県小牧市)は国内拠点のマザー工場化に伴い、小牧本社工場の包装機械組み立て棟を建て替えた。新棟は8月17日から稼動。自動機械部門を強化し、さらなる収益力の底上げを狙う。新組み立て棟は、国内シェア首位の医薬品用PTP包装機をはじめ食品向け包装機といった自動機械製造のマザー工場化として部品加工工場2棟を統合。これにより包装機器に関する部品の加工から組み立てまでの一貫生産が可能になった。(8月24日14:00 包装タイムス8月24日号に詳報)
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08/21 |
創立60周年記念行事開催/過去から現在の業界を概観――全国清涼飲料3団体 |
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全国清涼飲料工業会(谷村邦久会長)、全国清涼飲料協同組合連合会(山口義弘理事長)、全国清涼飲料工業組合連合会(同)は7月30日、東京・丸の内のパレスホテル東京で「全国清涼飲料3団体創立60周年記念行事」を合同で開催した。式典では谷村会長、山口理事長があいさつし、創立から現在までの業界の歩みを振り返った。(8月21日10:00 包装タイムス8月17日号に詳報)
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08/20 |
フルーツキャップにグリーンPE 採用/環境保全適性を訴求――大黒工業 |
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大黒工業(愛媛県四国市)はこのほど、石化由来品であったフルーツキャップの新製品として、100%グリーンPEを使用した「グリーン フルーツキャップ」の販売を開始する。同製品は従来の石化製品と比較してもコスト面、性能・物性面でも同等のレベルを維持している。差別化が困難なフルーツキャップにグリーンPEを使用することで、顧客や新規取引先、消費者などに環境保全適性を訴求できる。すでに東北のJAで採用が決まっている。(8月20日10:00 包装タイムス8月17日号に詳報)
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08/19 |
開発中の新機能などを紹介/本社工場で4機種の公開運転――梅谷製作所 |
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公開されたフレキソ連結グルア 梅谷製作所(和歌山県有田川町)は7月23〜25日、和歌山本社工場で段ボール用フレキソ印刷機・製函機ライン「EQOS(エクオス)」シリーズの公開運転を開催した。今回公開したのは、いずれも3m幅・開閉式のフレキソフォルダーグルア(FFG)、フレキソ連結グルア、フレキソプリンタースロッタに、2.7m幅のオートフォルダーグルアを加えた計4ライン。期間中は段ボールメーカー約60社、200人余りが来場した。(8月19日12:00 包装タイムス8月17日号に詳報)
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08/18 |
小型凸版間欠機を開発/糊面印刷ユニットも同時発表――岩崎鉄工 |
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ラベル印刷機メーカーの岩崎鉄工(大阪府東大阪市)はこのほど、小型凸版間欠輪転機「FUSION」と、小型機搭載の「糊殺し+糊面印刷(フレキソ方式)専用ユニット」を開発したと発表した。9月開催のIGAS2015で初披露する。(8月18日11:00 包装タイムス8月17日号詳報)
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08/17 |
ガントリー式パレタイザーを開発/サーボ制御で高能力な小型タイプ――PDS |
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ガントリー式パレタイザー
「Comfort-Ⅱ」 PDS(神戸市中央区)は、ガントリー式パレタイザー「Comfort-Ⅱ」(特許出願中)を開発し、販売を開発した。X(横行き)、Y(前後)、Z(上下)、θ(回転)の4軸をサーボ制御運転することで、スムーズかつ高能力なパレタイジングを実現。無駄のない機構によりコンパクト化し、設置スペースも従来に比べて約60%削減した。(8月17日12:00 包装タイムス8月17日号に詳報)
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08/07 |
10月から新社名に変更/「アンリツインフィビス」に――アンリツ産機システム |
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異物検査機や質量検査機、計量機、生産管理システムなどを展開するアンリツ産機システム(神奈川県厚木市)は、今年10月1日付で社名を「アンリツインフィビス株式会社」(英文表記=ANRITSU INFIBIS CO.,LTD.)に変更すると発表した。インフィビスは、Infi(nite)=「これからも無限に」とvis(ion)=「お客様とビジョンを共有して」を組み合わせた造語。ユーザーとビジョンを共有し、品質保証の高度化を通じて、安全な食品・医薬品の安定供給の実現に挑戦していく姿勢を明示した。(8月7日14:00 包装タイムス8月3日号に詳報)
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08/06 |
新型PTPシート外観検査装置/不良錠剤等を高速・高精度検出――CKD |
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CKD(愛知県小牧市)は、不良錠剤やシート内の異物・異品種などを高速かつ高精度で検出するPTP包装機用の新型インライン検査装置「フラッシュパトリFP630・330」を発売した。新型機は、従来シリーズと比べて検査精度の向上と大幅なダウンサイジングを実現した点が最大の特徴だ。これまで5つのステージで行っていた検査を3つのステージに集約。設置面積が従来機比で約40%の削減が図られたほか、新たに800万画素の高解像度カメラを搭載するなどして最大で毎分6000錠の高速・高精度検査を実現した。(8月6日10:00 包装タイムス8月3日号に詳報)
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08/05 |
正会員の出荷実績を発表/2年連続で前年実績を超える――日本ガラスびん協会 |
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日本ガラスびん協会(山村幸治会長)はこのほど、平成27年上半期(1〜6月)正会員6社の出荷量を発表した。重量実績は56.1万トン(前年比101.5%)、数量実績は31億7190万本(同100.9%)で、ともに前年を上回った。ウィスキーびん、ビール中小びん、その他洋雑酒びんがテレビ番組放映効果と効果的なマーケティングにより好調に推移した。(8月5日12:00 包装タイムス8月3日号に詳報)
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08/04 |
ベルギー・ARM社を買収/世界最大手の蒸着紙メーカー――日本写真印刷 |
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日本写真印刷(京都市中京区)は、ベルギーに本社を置くアルミ蒸着紙の世界最大手メーカー、ARメタライジング(以下ARM)グループを買収し、8月上旬に子会社化すると発表した。買収額は1億2000万ユーロ(約164億円)、ARMの持ち株会社の株式をファンドから全株取得する。蒸着紙という新たなコア技術を取り込むことで、世界的に成長が期待されるパッケージ関連市場への進出を狙う。(8月4日14:00 包装タイムス8月3日号に詳報)
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08/03 |
ラベルプリンターで世界初/IoTでリモートメンテ――サトー |
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遠隔地でも保守メンテが受けられる
新型ラベルプリンター サトー(東京都目黒区)はこのほど、IoT(Internet of Thing=モノのインターネット)を用いて、遠隔地にあるラベルプリンターでもリモートメンテナンス対応で不具合を調整し、保守管理を行うことができるサービス「サトーオンラインサービス(以下、SOS)」を開発した。8月3日にはSOS対応の産業用ラベルプリンター「スキャントロ二クスCL4/6NX‐Jシリーズ」の販売に踏み切る。産業用ラベルプリンターで、IoTを実装し、リモートメンテナンスサービスを行うのは世界でも同社が初。(8月3日15:00 包装タイムス8月3日号に詳報)
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