デイリーニュース


DAILY NEWS 包装・環境分野の情報を毎日掲載しております!

 
 ニュース一覧に戻る
【ニュース分類】
包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2015年9月】
 
09/30 デジタル印刷機市場に本格参入/リコーのエンジンにDFE組合せ――ハイデルベルグ・ジャパン
   ハイデルベルグ・ジャパン(東京都品川区)とリコージャパン(東京都中央区)は9月11日、「IGAS2015」が開催されていた東京・有明の東京ビッグサイトの会場で、日本国内における販売協業を強化し、ハイデルベルグ独自のデジタルフロントエンド(DFE)「プリネクトDFE」とリコーの「RICOH Pro C7100、C9100シリーズ」を組み合わせたデジタル印刷システム「ライノプリントCV」および「同CP」を10月から日本国内で発売すると発表した。ハイデルベルグ・ジャパンとリコージャパンは、両社の持つ幅広い製品とサービスによって、国内印刷業のマーケットにおいて、オフセットとデジタル印刷の新たな可能性を創造していくとしている。(9月30日14:00 包装タイムス9月28日号に詳報)
 
 
09/29 多品種生産充填システムを開発/迅速かつ柔軟な品種切替え対応力――日立造船
 
型替部品の交換作業等を効果的に低減
 日立造船(大阪市住之江区)はこのほど、多品種生産が求められる充填現場での使用に最適な食品・飲料向けの新型充填システムを開発した。新型充填システムは、スクリューレスの容器導入装置や、容器搬送部にマルチハンドリング装置を採用するなどして品種切替え時の型替部品の交換作業などを効果的に低減。迅速かつ柔軟な品種切替え対応力を備え、多品種生産が要求される調味料や酒類などの充填現場向けに最適な仕様となっている。(9月29日11:00 包装タイムス9月28日号に詳報)
 
 
09/28 トムソン押切装置を開発/簡単、ハイスピードを実現――トタニ技研工業
   トタニ技研工業(京都市南区)はこのほど、変形袋用のトムソン押切装置の最新タイプを10月13日から東京ビッグサイトで開催される「JAPAN PACK」で公開する。最大機械回転速度毎分200ショットを実現すると共に、トムソン刃寿命も改善した。店頭における差別化を図る、袋形状で“目立つ”製品の提案が容易に行えるとして開催前から早くも話題を博している。同社では、簡単・ハイスピードを実現した新モデルと位置付け、10月の展示会で実演を行いながら精度の高さを来場者に訴求する考えだ。(9月28日11:00 包装タイムス9月28日号に詳報)
 
 
09/25 1位は「贅沢いちごのアポロ」/15年春のパッケージデザイン好意度ランキング――プラグ
   リサーチとデザインをミックスした商品開発サービスを行うプラグ(東京都港区)は、2015年春発売の新商品を中心とした消費財430品のパッケージデザインについて、2万人の消費者調査を実施し、好意度ランキングをこのほどまとめた。1位にはロングセラーのチョコレートブランド「アポロ」(明治)を大人向けに展開した「贅沢いちご」。“大人時間”のコピー通り、イチゴの新鮮さと贅沢感が非常によく表現され、質感と奥行きのある赤のグラデーションとコピーの少なさ、ホワイトスペースを上手に使ったレイアウトから「おいしそう」「高級感がある」「大人っぽい」「贅沢な感じ」など、年齢性別問わず、高い支持を得た。(9月15日14:00 包装タイムス9月14日号に詳報)
 
 
09/24 中身が見えるラベル/食品表示用として開発――リンテック
   可変情報印字用ラベルサプライを「LVIP(エルビップ)」ブランドで展開しているリンテック(東京都文京区)はこのほど、プラスチック食品容器への貼付に適した透明マットタイプ「FD5810-45」を新たにラインアップした。熱により発色させるダイレクトサーマル方式のプリンターに対応。印字情報の視認性を保ちつつ、カットフルーツやサラダなどを入れた透明プラスチック容器に貼っても中身が見える。全国販売は10月1日から。(9月14日17:00 包装タイムス9月14日号に詳報)
 
印字情報の視認性を保ちつつ中身も見える
 
 
09/18 滅菌バッグを簡単かつ確実に封緘/卓上型手動シーラーの新製品――富士インパルス
   富士インパルス(大阪府豊中市)は、滅菌バッグ用の卓上型手動シーラー「UP-200」を開発した。上下に開閉する圧着バー側にヒーター線を配置する“上ヒーター”仕様を新たに考案。インパルス式の卓上型手動シーラーでは国内初となるこの上ヒーター仕様の採用により、作業性に優れ、確実かつ安定した滅菌バッグの封緘処理を実現した。(9月18日16:00 包装タイムス9月14日号に詳報)
 
 
09/17 GP環境大賞を創設/JR東日本企画などが受賞――日印産連
   日本印刷産業連合会(日印産連)は、設立30周年を記念して新たにGP(グリーンプリンティング)環境大賞を創設し、大賞・準大賞の受賞者を決定した。日印産連では独自の環境自主基準を制定しており、基準に適合した印刷製品に「GPマーク」を表示する取り組みを進めている。GP環境大賞は、平成26年度にGPマークを表示した印刷製品を発行した735社・団体の中から、より多くの部数を発行した企業・団体に授与するもの。大賞には、ジェイアール東日本企画、タカラトミー、日本自動車連盟、本田技研工業、丸井グループの5社・団体が輝いた。(9月17日11:30 包装タイムス9月14日号に詳報)
 
 
09/16 食品スーパー向けに発売/台紙レス計量ラベルプリンター――東芝テック
   東芝テック(東京都品川区)は、食品スーパーや量販店向けに、台紙を使用しないラベルに対応した計量ラベルプリンター「H-6000-LCシリーズ」を9月から発売した。フリーレングス・オートカット機能の採用により、印字する文字数が少ない、または印字しない項目があった際、従来のラベルでは余白となっていた箇所を自動で詰めるとともに、印字が終わるとラベルを自動でカットするため用紙の無駄を削減できる。(9月16日16:30 包装タイムス9月14日号に詳報)
 
 
09/15 来年6月のFOOMA/15日から出展受付開始
   来年6月開催の「FOOMA JAPAN 2016(国際食品工業展)」への出展申し込み受け付けが9月15日から始まった。食品製造・加工を中心に、多彩な出展分野で構成される同展は、毎年10万人近くの集客を誇る食品産業の一大イベント。近年の傾向をみると募集期間の終了前にキャンセル待ち状態となることから、出展を検討している企業には今年も早めの対応が必要となりそうだ。(9月15日17:00 包装タイムス9月14日号に詳報)
 
 
09/14 倉庫内ナビシステムを開発へ/物流初、3Dマップと音声ナビ使用――サトー、シーイーシー
   サトー(東京都目黒区)は、物流シミュレーションソフト企業のシーイーシー(東京都渋谷区)と共同で、物流業界で初めて仮想3Dマップ、屋内位置測位システムとバーコード技術を組み合わせたウェアラブル型の倉庫内物流ナビソリューション「Visual Warehouse(ヴィジュアルウェアハウス)」の開発に着手した。サトーの得意分野であるバーコードやRFIDなどの自動認識技術と、シーイーシーの位置情報・動線の3Dマップ表示技術を融合。誤差30cm以内のという高精度な位置把握が可能で、ウェアラブル端末により作業員を商品の場所まで3Dマップや音声指示を使ってナビゲートする。(9月14日15:00 包装タイムス9月14日号に詳報)

ウェアラブル端末により作業員を商品の場所までナビゲートする
 
 
09/11 高知県に新工場建設/30億投じ16年末までに稼働――精工
   精工(大阪市北区)はこのほど、高知県内に新工場を建設する計画を明らかにした。場所は香南工場(高知県香南市)近接地で、高知県が分譲する工業団地。投資額は30億円を超える規模になる予定で2016年末までに完成、稼働させる。印刷から最終仕上げまでの一貫工場とし、「TSUKUBA2025」(つくば第2工場、茨城県土浦市)と同様、フィルム素材向けオンデマンド印刷の西日本生産拠点として早期の設置稼働を目指す。(9月11日17:00 包装タイムス9月7日号に詳報)
 
 
09/10 世界初のシステム発表/水供給の完全自動化を実現――アイマー・プランニング
   印刷関連装置の開発製造、販売を手掛けるアイマープランニング(京都市伏見区)はこのほど、世界初となる湿し水自動供給制御装置「WPCシステム」を開発した。従来、熟練オペレーターが行ってきた水とインキのコントロール操作を自動化。印刷トラブルを未然に防ぎ、生産性、操作性の向上を実現する。9月11日から6日間、東京ビッグサイトで開催される「IGAS2015」にて、初披露する。(9月10日17:00 包装タイムス9月7日号に詳報)
 
 
09/09 バイオマスPE配合ポリ袋本格化/石化原料、CO2排出量を削減――積水テクノ商事西日本
   積水テクノ商事西日本(大阪市北区)は、バイオマスPE配合のポリ袋「EGPタイプ」の販売を開始した。大阪で開催された高機能フィルム展で公開するなど、展開を強めている。「EGPタイプ」はサトウキビ由来の「グリーンポリエチレン」を使用したフィルム加工袋で、カーボンニュートラルにより、大気中のCO2を増やさないため、環境配慮で先行している大手企業を中心にレジ袋などで採用が進んでいる。(9月9日16:30 包装タイムス9月7日号に詳報)
 
 
09/08 低吸着性の強調にシフト/特殊積層フィルムの展開を加速――DIC
   DIC(東京都中央区)は、オレフィン系樹脂層と特殊オレフィン樹脂層で構成される積層無延伸フィルム「MPフィルム」に関して、各種機能性の中から“低吸着性”に特化し、アピールしていく方向に舵を切った。同フィルムは、一般的機能としての高光沢性や高透明性、シール性・密封性、機械的機能としての易裂け性や直線カット性、デッドホールド性、特殊機能としての低吸着性や保香性、水蒸気バリア製など、包装用フィルムとしてマルチな機能を兼備する。このうち低吸着性については、アルミ系包材のようにデラミがなく、EVOHのように高い加工性が要求されないほか、同様の機能を持つPANが昨年、原産国で生産終了が発表されたことから同製品もここにきて脚光を浴びている。同社では美容液などのコスメ分野を拡販に向けて有望視しており、将来的には医療・医薬品分野での提案を進めたい考えだ。(9月8日14:00 包装タイムス9月7日号に詳報)
 
 
09/07 大型PET「ペコらくボトル」/ジャパンスター賞を受賞――日本コカ・コーラ
 
ペコらくボトルの導入製品群
 日本コカ・コーラの、軽量大型PETボトル「ペコらくボトル」が2015日本パッケージングコンテスト(主催・日本包装技術協会)でジャパンスター賞を受賞した。8月28日に東京都内で表彰式が開催された。対角線方向に軽く力を入れるだけで簡単につぶせ、つぶした後も復元せず形状を保持する。つぶした後に底を折り曲げたサイズは同社従来品の2ℓPETボトルの約半分になるため、空容器の保管などの負担を軽減。ユーザビリティも追求し、握りやすさや注ぎやすさも改善した。2015年2月23日から全国で導入を開始している。(9月7日16:30 包装タイムス9月7日号に詳報)
 
 
09/04 UVフレキソを開発/軟包装・紙器・ラベルに対応――太陽機械製作所
   太陽機械製作所(東京都大田区)はこのほど、コストパフォーマンスと操作性を追求した新型ナローウェブUVフレキソ印刷機「STF‐340」を新たに開発した。STF‐340は、色間を1.5m以下のショートパスを実現。また高性能サーボモーターを搭載するとともに、ギアドライブにより、損紙などのロス削減を実現。(9月4日17:00 包装タイムス8月31日号に詳報)
 
 
09/03 ジャパンパックで初披露/紙系緩衝材製造機の最新モデル――ストロパック
   ストロパックジャパン(神奈川県海老名市)は紙系緩衝材製造機「PAPERplus」の最新モデル「Classic2」を「JAPAN PACK2015」(10月13〜16日)で発披露すると同時に、本格発売を開始する。(9月3日16:00 包装タイムス8月31日号詳報)
 
 
09/02 非発泡樹脂の容器生産開始/県内顧客への迅速な対応実現――積水化成品沖縄
   発泡スチロール製品の製造・販売を手掛ける積水化成品沖縄(沖縄県うるま市)は、県内で初めて非発泡樹脂による真空成型品の生産を開始した。当面は耐熱機能や透明性など付加価値の高い食品容器を供給するとともに、将来的には部品搬送容器や建設資材分野の梱包材など工業製品分野への展開を予定している。(9月2日12:00 包装タイムス8月31日号に詳報)
 
 
09/01 幅広い用紙・紙厚に対応/新型デジタル印刷機の概要発表――小森コーポレーション
   小森コーポレーション(東京都墨田区)は8月18日、本社で行われた記者会見で、9月11日から開催の「IGAS2015」に出展する新型デジタル印刷機「Impremia IS29」の概要を公表した。IS29は最大紙サイズが585mm×750mmの菊半サイズで、日米欧などの世界市場のニーズに対応していることに加えて、通常のオフセット印刷用紙に対応できる幅広い用紙適正と紙厚適正を持つため、ラベルや小ロットのパッケージへの活躍も期待される。(9月1日11:30 包装タイムス8月31日号詳報)
 
 ニュース一覧に戻る