【2015年10月】 |
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10/30 |
大森機械工業が大賞/6賞29件が発表――JAPAN PACK AWARDS 2015 |
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JAPAN PACK AWARDS 2015が10月14日に発表され、大森機械工業(埼玉県越谷市)の「外用剤用検査包装システムライン」が最高賞である大賞を受賞した。同アワードは、10月13〜16日開催のJAPAN PACK2015に出展され、かつ出展社からエントリーのあった製品や技術を会場で審査し、優秀なものを表彰する制度。2009年の創設から4回目となる今回は大賞など6賞29件が受賞の栄誉に輝いた。(10月30日11:30 包装タイムス10月26日号に詳報)
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10/29 |
サン・トックスに資本参加/軟包装事業さらに拡充――レンゴー |
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レンゴーグループが軟包装事業をさらに拡充する。レンゴーはこのほど、中堅包装フィルムメーカー、サン・トックスの第三者割当増資を引き受け、20%の資本参加を行ったことを明らかにした。サン・トックスは、総合化学メーカー、トクヤマのグループ企業で、OPP・CPPフィルムメーカー。2014年度の売上高は189億円。朋和産業などレンゴーグループにとっては長年にわたる主要なフィルム仕入先。レンゴーは資本参加を機に今後、サン・トックスのプラスチックフィルム事業の強化・発展に向け、グループとして協力に取り組み、成果を上げる。(10月29日16:00 包装タイムス10月26日号に詳報)
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10/28 |
カラー2次元コード開発/大容量で秘匿性、スマホでも可能――テララコード研究所 |
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テララコード研究所(愛知県東海市)は、従来の2次元コードと互換性があり、大容量で秘匿性のあるカラー2次元コード「TCode」を開発した。スマートフォンでも読み取りが可能で、ソフトウェアの開発にあたっては働楽ホールディングス(東京都千代田区)の協力を得た。TCodeは互換部と秘匿部で記憶領域を構成。互換部は、白黒の2次元コード用ソフトで読み取ることができる。従来の白黒2次元コードは小さな正方形(セル)に1ビットの情報を持っているが、TCodeは3ビット(低密度型)から17ビット(高密度型)の情報を持たせることが可能で、大容量化を実現している。また秘匿部は暗号化されており、特定の復号キーを知っている人のみ読み取りが可能。高密度型では、秘匿部を複数の領域に分割し、複数ユーザーによる領域ごとのアクセス制御機能を有している。(10月28日15:00 包装タイムス10月26日号に詳報)
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10/27 |
紙器業界へ新資材投入/提案の幅広げ、新販路開拓――ダイニック・ジュノ |
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産業資材の総合商社ダイニック・ジュノ(東京都港区)は、紙器・貼り箱業界に対して新商材の提案、投入を加速させる。近年パッケージへのクロスの採用が増えており、販売強化のため今後は「パッケージ用クロス」の開発に取り組む構え。また今夏からは、販促資材として多く使用されてきた蛍光加工紙「デイライトペーパー」の用途拡大に乗り出す。(10月27日13:45 包装タイムス10月27日号に詳報)
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10/26 |
明治がライナレス採用/水性エマルジョン糊のラベルも――西川コミュニケーションズ |
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ライナレスラベルを採用した 明治の「LOLA」 台紙(剥離紙)のないライナレスラベルの印刷加工とそのラベリングシステムで定評のある西川コミュニケーションズ(名古屋市東区、以下西川)はこのほど、明治が製造販売しているサプリメント「LOLA」と「LOLA」のパッケージでライナレスラベルを、同じくボトルガム「キシリッシュ」で糊が水性エマルジョンタイプのラベルを、それぞれ受注した。(10月26日15:30 包装タイムス10月26日号に詳報)
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10/23 |
手締めバンド部材を開発/手締め梱包の補強部材も充実――ダイサン |
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ダイサン(栃木県足利市)は手締めバンド用ストッパーシリーズのラインアップを拡充し、より一層簡単なパレット梱包の荷崩れ防止やその荷解きを提案する。新たにジョイント部品「バックル15B」を開発。同社ではパレタイズされた段ボール箱の補強から、移動時・輸送時の保護のためのコーナーガードを豊富に揃え、手締め用梱包を補強する資材も充実させている。(10月23日10:00 包装タイムス10月19日号に詳報)
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10/22 |
新機能搭載で性能アップ/卓上機「JD」をモデルチェンジ――大洋精機 |
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大洋精機(大阪府大東市)は、COM自動帯束機としてヒット商品となっている卓上型帯束機「JDシリーズ」をモデルチェンジした「JDUシリーズ」を開発した。来春をめどに販売を開始する。新機種は、新たな機能を搭載するとともに、電気制御面をグレードアップして帯束性能を高め、高機能で幅広い活用を可能とする。(10月22日10:00 包装タイムス10月19日号に詳報)
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10/21 |
「ワン折」に新タイプ/スプーンでも食べやすい底形状――アクタ |
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アクタ(福岡県古賀市)はこのほど、丼やトレーにはない折箱の持つ質感や高級感をそのままに、スプーンでも食べやすい底形状を持つ新タイプの折箱製品を「ワン折シリーズ」に追加した。スプーンでも箸を使った場合でも、誰でも弁当や惣菜を楽しめるように工夫を凝らしており、「SPNシリーズ」として製品周知を図りながら、拡販に努めていく考えだ。(10月21日16:00 包装タイムス10月19日号に詳報)
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10/20 |
北海道の組合員で初/ラベコンで経産大臣賞――シモクニ |
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コーヒー豆用の袋ラベルで受賞 全日本シール印刷協同組合連合会(田中浩一会長)は10月9日、大阪・梅田のヒルトン大阪で行われた「第57回年次大会・大阪大会」で、「第25回シール・ラベルコンテスト」の入賞作品を発表、最高の栄誉である「経済産業大臣賞」をシモクニ(札幌市中央区)が受賞した。北海道の組合員が同賞を受賞するのは初めて。(10月19日14:00 包装タイムス10月20日号に詳報)
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10/19 |
段ボール原紙で共闘/来秋、製版の新会社設立――日本製紙、特種東海製紙 |
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日本製紙(馬城文雄社長)と特種東海製紙(三澤清利社長)は段ボール原紙および重袋用・一般両更クラフト紙事業で事業提携を発表した。来年10月をメドに二つの事業会社を設立し、原紙メーカーとしての存在感を高めていく。(10月20日16:00 包装タイムス10月19日号に詳報)
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10/16 |
形状工夫で蒸気抜き/マルチ対応のレンジ包材、レトルトも視野――北酸 |
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蒸気が抜ける様子のイメージ 北酸(東京都中央区)は、蒸気口のシール部が特徴的な未開封タイプの電子レンジ加熱用パウチ「マルチUP(アップ)!」を開発した。蒸気口のシール強度は維持したまま蒸気が抜けるように設計されているためレトルトへの対応も可能になっている。(10月16日10:00 包装タイムス10月12日号に詳報)
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10/15 |
レトルト対応の液体高速充填包材/個食化、使い切り要求に応え――丸東産業 |
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丸東産業(福岡県小郡市)はこのほど、液体高速充填用フィルム「マルトップML」シリーズを拡充、小サイズのピロー包装に対応しレトルト殺菌を可能にした新グレード「ML-R」を開発した。個食化や使い切りといった時代ニーズに機能訴求を図り、需要の取り込みに力を注ぐ考えだ。(10月15日11:00 包装タイムス10月12日号に詳報)
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10/14 |
頂点は有名ブランドのコスメ容器/日本はトイレ紙の包装柄が部門トップに――Pentawards2015 |
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「Mark Jacobs(マーク・ジェイコブス) ビューティ・ライン」のコスメ容器 パッケージデザインのみに特化した国際的なコンペティション、Pentawards(ペントアワード)2015の結果が9月26日、イギリス・ロンドンの王立英国建築家協会(RIBA)で発表された。全体の頂点となるダイヤモンド賞には、米国・ニューヨークのデザイン事務所“エスタブリッシュド”による「Mark Jacobs(マーク・ジェイコブス)ビューティ・ライン」ブランドのコスメ用パッケージが輝いた。日本からは今回、ラトーナマーケティングが、果物柄をあしらったトイレットペーパーの包装紙で「ボディ全般部門」最高ランクのプラチナ賞を受賞している。(10月14日10:00 包装タイムス10月12日号に詳報)
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10/13 |
新製品を世界同時発表/再生PET素材を含む8製品――リンテック |
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リンテック(東京都文京区)は9月29日、8種類のシール・ラベル用粘着素材を開発し、11月から順次発売していくと世界同時に発表した。日本では2015年2月に先行発売した、PETボトルの再生樹脂を80%以上使用したフィルムを表面基材に使用した環境配慮型ラベル素材のほか、このほど新たに開発した7素材を含む8つの製品。(10月13日15:30 包装タイムス10月12日号に詳報)
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10/13 |
「水性印刷商品認証制度」施行/関心広がる「認証マーク」――健康ビジネス協議会 |
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水滴をかたどったキャラクターが 地球を手で支える「認証マーク」 健康ビジネス協議会(代表理事会長=吉田康ブルボン社長)の施行した「水性印刷商品認証制度」への関心がここにきて、包装業界はもちろんマスメディアも巻き込み、幅広い業界で広がる様相を濃くしている。同制度は包材印刷の環境改善および環境に対する企業の社会的貢献活動の促進が狙いで、水滴をかたどったキャラクターが地球を手で支える図柄も印象的な「認証マーク」印刷の商品(12品目)が、早ければ来年初めにも、小売店頭に並ぶことになっている。(10月13日15:30 包装タイムス10月12日号に詳報)
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10/09 |
検査可能範囲3倍以上に/ハイブリッドかみこみX線検査機――システムスクエア |
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X線画像と光学系画像のハイブリッドタイプのかみこみX線検査装置で国内トップシェアを誇るシステムスクエア(新潟県長岡市)はこのほど、ベストセラー機である「SXSシリーズ」の「2154C1D」と比べて、検査可能範囲が3倍以上広い「3474C1D」を新たに上市した。(10月9日11:00 包装タイムス10月5日号に詳報)
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10/08 |
DLCボトルがビール容器で採用/家庭向け会員限定配送サービスで――三菱樹脂 |
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三菱樹脂(東京都千代田区)のハイバリアPETボトル「DLCバリアボトル」が、キリンビールの家庭向け新サービス「キリンブルワリーオーナーズクラブ」用のビール容器に採用された。同ボトルは、内側にダイヤモンド構造とグラファイト構造からなる炭素膜を形成したもので酸素や水蒸気に対する高いバリア性が特徴。同サービスは、ミニブルワリーで仕込んだ会員限定醸造の生ビールを家庭に配送し、専用のホームサーバーで飲めるというもの。(10月8日10:00 包装タイムス10月5日号に詳報)
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10/07 |
6年ぶり4千億円台に/輸出も過去最高を更新――日本包装機械工業会 |
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日本包装機械工業会はこのほど、平成26年度の「包装機械及び荷造機械 生産高・輸出入高統計資料」を発表した。生産高は対前年度比(以下同)1.8%増の4007億5700万円となり、5年連続でプラス。6年ぶりに4000億円台に回復した。また輸出高は7.0%増の436億円で昨年に続き過去最高を更新した。(10月7日14:00 包装タイムス10月5日号に詳報)
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10/06 |
段ボ初のデジタル印刷機/専用インク搭載で経費削減にも寄与――日本HP |
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日本HP(東京都江東区)は、先月開催のIGAS2015で、段ボール印刷向けデジタル印刷機「HPScitex 15500コルゲートプレス」を発表した。段ボールシートの自動給紙やハンズフリー操作に対応するとともに、たわみや反りのある段ボールシートにも対応可能な“メィアハンドリングシステム”や、段ボールシートのために開発された経済的なインクなどを搭載することでコストを削減して損益分岐点を改善。これにより、低コストかつ短納期で生産が可能になり、利益の向上に貢献する。(10月6日12:00 包装タイムス10月5日号に詳報)
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10/05 |
温度で色が変わる蓋材/豪州製、持ち帰りコーヒーなどに市場開拓へ――日本紙パルプ商事 |
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瞬時に変わる蓋の色が
“熱過ぎる”の注意を喚起 日本紙パルプ商事国際営業部(東京都江東区)は、豪州Smart Lid Systems社がテイクアウトコーヒー用に開発した温度で色が変わる蓋材「スマート・リッド」について、日本での市場開拓に着手した。飲むのに熱過ぎる時は鮮やかな赤い色だが、温度が下がるにつれて濃い褐色に変化することで最適な飲み頃を伝える。(10月5日16:00 包装タイムス10月5日号に詳報)
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10/02 |
表示機能付きRFID開発/一括読み取りHF帯とUHF帯に対応――凸版印刷 |
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今回開発した表示機能付きRFID 凸版印刷(東京都千代田区)は、製造から物流までトータルな製品・工程管理を実現する表示機能付きRFID「Near CROSS DU(ニア クロス ディーユー)」を開発。2015年12月からサンプル出荷を開始する。「Near CROSS DU」は、従来の紙ベースやバーコード、近年のICタグなどが混在する製品・工程管理を1台で実現できるRFIDだ。同社では2016年4月の量産化を目指して今後も開発を進めるとともに、2016年度に関連受注を含め約1億円の売上を目指す。サンプル出荷価格は1台1万円。(10月2日10:00 包装タイムス9月28日号に詳報)
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10/01 |
30周年式典開催/「未来にリードする団体を目指す」――日印産連 |
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日本印刷産業連合会(稲木歳明会長)は9月16日、東京・千代田区紀尾井町のホテルニューオータニで、「設立30周年記念式典 2015年印刷文化典」を開催した。稲木会長は「この30年間を振り返ると、社会・経済環境は大きく変化し、印刷産業を取り巻く環境も激変したそこで、従来の活動や組織、予算等を抜本的に見直し、役割や活動テーマを再構築する『グランドデザイン』を策定した。本年は『グランドデザイン元年』とし、数年度にわたる事業計画を着実に遂行して、印刷産業を未来にリードする団体を目指していく」とあいさつ。来賓の経済産業省商務情報政策局、安藤久住局長の祝辞に続き、各表彰が行われた。(10月1日11:00 包装タイムス9月28日号に詳報)
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