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【ニュース分類】
包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2015年12月】
 
12/28 多用途光選別機を発売/形状選別機能を新たに搭載――サタケ
   サタケ(広島県東広島市)は、あらゆる原料の良否判定に対応した多用途光選別機「ピカ選αPLUS(アルファープラス)」を発売した。形状選別機能を新たに搭載した点が最大の特徴。従来の色彩による選別機能に加え、割れた原料や原料同士が固着したものなど、良品と同色の形状不良品選別が可能となり、より幅広い原料に対応する。農産物加工や流通業者などを軸に需要を取り込む。(12月28日13:30 包装タイムス12月14日号に詳報)
 
 
12/25 オールフッ素樹脂バッグ開発/極低温対応で生体組織の凍結保存用に――上田製袋
 
極低温対応のオールフッ素樹脂バッグ
 メディカル分野に特化した製袋加工を行う上田製袋(大阪府守口市)は、極低温に対応したフッ素樹脂バッグを開発した。心臓弁など生体組織の凍結保存用としてマイナス196℃の温度に対応、ヒートシールが難しいフッ素樹脂をレーザー溶着できる専用封止装置と合わせて医療現場での活用を提案する。(12月25日15:00 包装タイムス12月14日号に詳報)
 
 
12/24 訴求力向上へ製品提案/精肉プレートなどに高い支持――カミイソ産商
   カミイソ産商(愛媛県四国中央市)は、食品売り場において商品訴求力を向上する提案製品の拡充に取り組んでいる。特に独自性を発揮し、消費者目線で製品化した「ベーカリー・デリカピック」や「精肉部位プレート」が広く支持され、需要の裾野を広げている。ベーカリー・デリカピックは、ベーカリーコーナーや惣菜コーナーなど店頭のフロントヤードに陳列されたパンに軽く差し込み訴求力をアップする。ユポを基材にPP貼りされた印刷面は光沢も良好で清潔感を感じさせる。一方の精肉プレートは、牛一頭から僅かしか取ることのできない希少部位の価値と上質な味わいを1枚のプレートに表記した。(12月24日13:00 包装タイムス12月14日号に詳報)
 
 
12/22 新コードリーダー発売/ハンディーターミナルとして活用可能――ロジテックINAソリューションズ
 
スマートフォンなどに装着して
利用できる「AsReader」シリーズ
 コンピュータ機器の開発や企画、設計などを展開するロジテックINAソリューションズ(長野県伊那市)は、運営する直販サイト「ロジテックダイレクト」で、スマートフォンや電子端末に装着して利用できるケース型の高性能バーコードリーダー、RFIDリーダー/ライター「AsReader」シリーズを発売した。同シリーズは、倉庫や物流拠点、工場などの入出庫を管理するウェアハウスマネジメント(=WMS)と連携してハンディーターミナルとして活用できるもの。一般的なハンディーターミナルと比べてアプリケーションの機能を自在に作ることができ、スマートデバイス(iPhone/iPod touch)のタッチスクリーンを活かすことで、操作性が向上し業務効率のアップが可能だという。(12月22日17:00 包装タイムス12月14日号に詳報)
 
 
12/21 電動車市場で存在感/機種拡充と標準品カスタマイズで――スギヤス
 
ハンドパレットトラック「BDH」
 工場や倉庫で不可欠なハンドパレットトラックのメーカー、スギヤス(愛知県高浜市)は電動のハンドパレットトラック「BDH」の販売が大幅に伸長し、市場で大きな存在感を発揮している。ハンドパレットトラックで不動の地位を築いた同社の「ビシャモン」ブランドが、2013年に参入した電動車市場においても浸透、今後の一層の販売に手応えを得ている。同社の強みの一つは柔軟性だ。ユーザーの要望を受け、標準品をカスタマイズし、現場の作業者が抱える腰痛問題などの改善を図り、市場における影響力を高めてきた。(12月21日11:15 包装タイムス12月14日号に詳報)
 
 
12/18 年末年始商戦に向け/2つの新製品を販売開始――中央化学
 
リボン柄をプリントした
「PDプレートKララR高蓋」
 中央化学(埼玉県鴻巣市)は、需要が高まる年末年始商戦に向けて「PDプレートKララR高蓋」と「CTWRP」の販売を開始した。ララRは、PDプレートKシリーズの高蓋(OPS素材)にリボン柄をプリント。柄を直接印刷することで、販促シールなどを貼る手間を省き、作業効率を向上する。一方のWRPは、プレート型の容器で、取っ手機能が付いているため持ち帰りに便利。ピザやパエリアなどクリスマス・パーティ・イベントメニューから惣菜などの幅広い用途での使用を想定している。(12月18日17:00 包装タイムス12月14日号に詳報)
 
 
12/17 新規用途が拡大/両面粘着テープ貼付機――日本理化製紙
 
フリーテーパー
 日本理化製紙(静岡市清水区)の両面粘着テープ自動貼付機「フリーテーパー」の新規需要が拡大している。通販や宅配などでレター型郵便物の需要が広がっているのを背景に、シンプルで高機能な装置が再評価されている。同製品は30年以上前から販売されているロングセラーで、発売当初は封筒の口貼りや写真台紙の四隅止めなどの分野で使用されていたが、ここ数年、個人情報保護への対応を背景に需要が伸びてきていた。さらに、通販・宅配市場の成長に伴い、引き合い、採用ともに拡大している。(12月17日13:30 包装タイムス12月14日号に詳報)
 
 
12/16 軟包装事業の拡大加速/門司工場へHP2台を導入――大阪シーリング印刷
 
HP indigo20000 デジタル印刷機
 大阪シーリング印刷(大阪市天王寺区)はこのほど、デジタル印刷機2台を九州門司工場へ導入した。軟包装事業拡大に向け、高付加価値印刷のニーズ対応を加速させる。導入した印刷機はラベルや軟包装印刷に対応する「HP indigo 20000 デジタル印刷機」(最大7色)。厚さ10〜250μmの基材サポートを実現し、紙やフィルム、感圧ラベル用紙などの合成素材を使用できる。今後はデジタル印刷の特質を生かし、可変印刷やバージョニングなど付加価値の高い印刷サービスを提供。小ロットから大ロットまで幅広い生産体制を確立し、積極的な新規市場の開拓を目指す。(12月16日12:00 包装タイムス12月14日号に詳報)
 
 
12/15 光の照射で色変化/食品容器にも応用可能な機能材料開発――東京工科大学
   東京工科大学・応用生物学部の柴田雅史教授らの研究チーム(東京都八王子市)はこのほど、植物色素と化粧品や食品で使用できる原料のみを用い、天然系のフォトクロミック材料(光の照射で色が変化する機能性材料)の開発に成功した。屋外と室内などの光の強さによって発色を変化させる化粧品や、光の照射で模様が変わる食品包装容器、リライタブルペーパーを使った児童用の絵本やノート、玩具、植物原料のみを使用した環境対応型印刷インキなど、多様な製品用途への展開が期待できるとしている。(12月15日10:30 包装タイムス12月14日号に詳報)
 
 
12/14 海外事業展開に弾み/スプーン、フォークなど委託生産――大黒工業
   大黒工業(愛媛県四国中央市)は海外事業展開に弾みをつける。伸張著しい東南アジアでの需要獲得に向けて、タイでスプーン、フォーク、おしぼりの委託生産を開始する。生産設備を貸与する形で事業を始め、来春の製造開始を目指す。日本、中国で培った品質や供給体制の確立など事業ノウハウを強みに、タイを中心とする周辺マーケットなど販路の掘り起こしへ提案活動に拍車を掛ける。(12月14日11:00 包装タイムス12月14日号に詳報)
 
 
12/11 空冷式のUV照射装置/印刷機の省エネ化に貢献――GSユアサ
 
空冷式のため給水・排水装置などの
初期設備投資を低減
 GSユアサ(産業電池電源事業部ライティング本部=東京都港区)はこのほど、主にUV印刷機のインキ硬化に使用する空冷式UV照射装置「ハイパワーUV-LED(型式LK260-40-365)」を発売した。従来装置と同等の硬化性能を持ち、これまでは難しいとされた一般UVインキの硬化が期待できる。ハイパワーでありながら、冷却水を必要としない空冷式なので、給水・排水装置などの初期設備投資の低減も図れる。(12月11日10:00 包装タイムス12月7日号に詳報)
 
 
12/10 花王の業務用洗剤に採用/バリアフィルムの自立袋――凸版印刷
 
トイレタリー製品で
「エアホールドパウチ」が初採用
 凸版印刷(東京都千代田区)が販売している空気の力で自立する液体製品用スタンディングパウチ「エアホールドパウチ」で同社の透明ハイバリアフィルム「GL FILM」を用いたグレードが、花王プロフェッショナル・サービス(東京都墨田区)が10月から販売している業務用の食器用中性洗剤「パフォーミィ」の容器に採用された。エアホールドパウチがトイレタリー製品で採用されたのは、今回が初めて。(12月10日13:00 包装タイムス12月7日号に詳報)
 
 
12/09 上海国際包装産業総合展「swop」/4展示会を統合し初開催
   swop2015(第1回上海国際包装産業総合展)が11月17日から20日まで上海国際博覧中心で開催された。メッセ・デュッセルドルフ上海、中国食品薬品国際交流中心、アドセール社主催の同展は、今回で20回目を迎えた「CHINA-PHARM(中国国際製薬・化粧品産業展)に「PacPro Asia(国際包装資材製造・加工展)」、「FoodPex(国際食品加工・包装産業展)」「BulkPex(国際バルク包装技術・機器展)」の3展示会を加えた総合展として実施。CHINA-PHARMとPacPro Asiaは各2ホール、FoodPexとBulkPexが合同1ホールの計5ホールを会場とした。初開催の今回は751社が出展し、4日間の来場者は2万2,626人だった。(12月9日15:30 包装タイムス12月7日号に詳報)
 
 
12/08 26%削減へバイオマスプラ活用/ゴミ袋使用で効果を検証――環境省
   COP21がフランス・パリで開催されるなど地球温暖化対策の取り組みが世界的に強化される中、環境省は温室効果ガス排出量の「26%削減」に向けて、バイオマスプラスチックの活用への取り組みを促進している。PE、PPなどの汎用プラスチックは燃焼時に3倍強のCO2を発生するため、カーボン・ニュートラルでCO2を発生せず、カーボン・オフセットも可能なバイオマスプラスチックに着目。具体的には、すでに「平成27年度バイオマスプラスチック導入による温室効果ガス削減効果検証等調査」機関を公募。同機関が各自体に向けて、バイオマスプラスチック単体あるいは石油由来製品との複合製ゴミ袋使用のモニターを実施し、この結果をもって「それ相応の貢献が期待できる」バイオプラの採用を拡大しようとするものだ。(12月8日13:30 包装タイムス12月7日号に詳報)
 
 
12/07 キの字結束で世界最高速/段ボール出荷の高速化に貢献――山田機械工業
   山田機械工業(千葉県佐倉市)はこのほど横1本「キの字」結束用「TOM AYF120-H型」を本格発売した。同機はキの字結束で毎分35束と世界最高のスピードを更新。同結束方法が定着する九州全域をはじめ長野県の一部地域のユーザーから注目を集めている。10月30、31日の2日間、福岡市博多区で開催された内覧会では九州各地の有力段ボールメーカーを含む約40社90人強が来場した。(12月7日17:00 包装タイムス12月7日号に詳報)
 
 
12/04 食品包装用ラップが大賞/高視認性による安全性向上を評価――PVC Design Award15
 
大賞受賞作品
「日立ラップ ブルータイプ」
 PVC Design Award実行委員会は11月16日、東京都内で2015年度の審査結果発表と表彰式を行った。大賞は、日立化成の食品包装用ラップフィルム「日立ラップ ブルータイプ」とナショナルマリンプラスチックの飲料水および簡易シャワータンク「テトラサーバー」が受賞した。今年で5回目を迎える同アワードは業界の活性化と発展を目的に開催。今回は“安心・安全・快適”をテーマに柔軟性、加工性などに優れる軟質塩ビの特徴を生かしたデザイン提案と製品を募集し、デザイン提案186点、製品86点、計272点の応募が寄せられた。(12月4日10:00 包装タイムス11月30日号に詳報)
 
 
12/03 日本市場での販促積極化/ブリスター製造日本でも開始――ブリスパックジャパン
   ブリスパックジャパン(東京都港区)が日本市場での攻勢を強めている。化粧品、日用品向けブリスター包装のOEM/ODM製造を主業容とする韓国本社の企業で、美容大国韓国ではブリスター業界のガリバー。今年からは販促の軸足を日本にも傾け、最新型の全自動ブリスター生産ラインを日本で稼動させるなど製販体制を拡充、来年からは展示会等での訴求も積極化し、本格的に日本市場での需要の取り込みを目指す。(12月3日13:30 包装タイムス11月30日号に詳報)
 
 
12/02 「物流人間大賞」を創設/第1回は日本通運・川合会長が受賞――日本物流記者会
   陸・海・空の物流専門紙・誌24社で構成する日本物流記者会(大山高明会長)はこのほど「物流人間大賞」の創設を決め、その第1回受賞者を日本通運・代表取締役会長の川合正矩氏に決定した。11月16開催の日本物流記者会の総会後の懇親パーティーで授賞式を執り行った。(12月2日11:00 包装タイムス11月30日号に詳報)
 
 
12/01 鮮度保持包材の販売加速/生花店から引き合い獲得――マダムトキエ
 
フルール使用例
 マダムトキエ(大阪府箕面市)は、独占販売権を取得している鮮度保持軟包材「ラ ヴィ アン フルール(以下、フルール)」の販売を加速する。フィルムに抗菌剤(銀イオン)と抗酸化剤(カテキン)を練りこむことで酸化を抑え、水分の蒸発を防止。鮮度保持能力に優れており、水なしの状態で生花を包装しても約10日間保存できるという。生花の鮮度を長く保てるチャック付製品として販売開始直後から生花店や小売店などで多くの引き合いを獲得している。(12月1日11:00 包装タイムス11月30日号に詳報)
 
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