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【ニュース分類】
包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2016年1月】
 
01/29 食品用バリアナイロン発売/耐寒・耐ピンホールで冷凍にも強く――グンゼ
   グンゼは、食品包装用バリアナイロンフィルム「HEPTAX(ヘプタックス)」シリーズから耐寒、耐ピンホールの新グレード「PF」タイプを発売する。独自の原料配合・多層化・延伸技術により低温下での柔軟性と突き刺し耐性を両立させることに成功した。既存のフィルムから厚みを変えず、低温環境下でのピンホールリスクを最小限に抑えることが可能。バリア材にはEVOHを使用し、高いバリア性を有しており、常温でも一般グレードに比べて高い強度を有している。(1月29日10:40 包装タイムス1月25日号に詳報)
 
 
01/28 国旗組合せのQRコード/商標を取得し販売へ――A・Tコミュニケーションズ
   A・Tコミュニケーションズは、同社開発のフルカラー二次元コード「ロゴQ」と国旗デザインを組み合わせた「FlagQR(フラッグキュウアール)」の商標を取得し、1月13日から販売を開始した。訪日外国人旅行者数の増加に伴い、観光施設や商業施設ではスマートフォン用のサイトなどに誘導して外国語で案内を行うケースが増えているが、FlagQRを利用することで外国人がどのQRを読み込めば自国語のサイトへのアクセスできるのかを瞬時に判断することができる。(1月28日12:00 包装タイムス1月25日号に詳報)

左から日本、韓国、中国、英国のFlagQR
 
 
01/27 布テープで盲導犬支援/1巻販売ごとに1円を支援団体に寄付――ホリコー
   粘着関連製品の専門商社、ホリコーはこのほど「梱包用 盲導犬チャリティ布テープ NT005」を発売した。ユーザーが同製品を購入すると1巻ごとに1円が盲導犬総合支援センターに寄付され、盲導犬育成事業のサポートに役立てられる。同社は昨年にも東北で被災した子供たちに1巻販売ごとに1円を寄付する「日本応援布テープ」を販売するなどCSR活動に積極的に取り組んでいる。(1月27日11:30 包装タイムス1月25日号に詳報)
 
 
01/26 印刷機増設で生産強化/小ロットの印刷ニーズに対応――三陽工業
 
このほど導入した新型印刷機
 ガムテープメーカーの三陽工業はこのほど新型印刷機を導入した。3年前に導入した同種の印刷機と合わせて高性能の印刷機を2台稼動させる。年々高まるユーザーの印刷精度要求に対して万全の体制を整備した格好だ。小ロット対応に注力する同社では、安定供給責任を果たすための危機管理強化も狙い。電機や食品関係の需要家間では記載が必要な文字情報が増えており、文字がより一層明確で美観性にも優れるよう印刷精度を重視。2台を稼動させることで印刷精度にかかわるリスクをヘッジする。(1月26日16:00 包装タイムス1月25日号に詳報)
 
 
01/25 軟包装分野へ本格参入/最新機導入、小ロット生産を確立――溝端紙工印刷
 
昨年11月に導入した
ミヤコシ製オフセット印刷機
 溝端紙工印刷(和歌山県かつらぎ町)は、軟包装分野への本格参入を進めている。昨年11月にはミヤコシ製スリーブ式オフセット印刷機「MHL18A」(6色機)を導入。小ロットに対応した軟包装資材の印刷加工・販売を開始し、雑貨だけでなく、食品業界も見据えた新たな販路開拓を目指す。軟包装印刷はグラビア印刷機で行われることが多いが、同社では作業スペースの確保や採算性などのリスクを勘案して新設備にオフセット印刷機を選択。国内2事例目となる最新鋭印刷機の増設に踏み切り、小ロットにこだわった生産体制の確立を進めた。(1月25日14:00 包装タイムス1月25日号に詳報)
 
 
01/22 八王子配送センター順調に機能/新春互礼会で小松会長が報告――エフピコ
   エフピコ(広島県福山市)は1月8日、広島県福山市内のホテルで平成28年新春互礼会を開催した。席上あいさつに立った代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO)の小松安弘氏は、昨年10月から稼働した八王子配送センターが順調に機能向上を図っていることを報告。「生産部門で産業用ロボットの導入を推進し、物流部門は音声ピッキングシステムや自動ソーターシステムを配置するなど、人材育成と合わせ省人化と生産性の向上のための取り組みを行い、今後も生産・物流コスト抑制に向けた施策を展開し存在感を鮮明にしていきたい」と述べた。(1月22日18:00 包装タイムス1月18日号に詳報)
 
 
01/21 ハラル認証は世界初/ホタテの除菌・消臭剤で――笠原工業
   発泡プラスチック製品を製造する笠原工業(福島県須賀川市)はこのほど、除菌・消臭剤「ホタテクト」など一連のシリーズ品でハラル認証を取得した。同シリーズは、ホタテの貝殻を高温で焼成し粉砕した焼成カルシウム(水酸化カルシウムパウダー)が主成分。ハラル認証は原材料、製造工程、製品品質などを審査し、イスラム法上適合製品であることが承認された製品のみ表示できるもので、貝殻を主成分とする除菌・消臭剤での認証取得は世界でも同製品が初。(1月21日16:00 包装タイムス1月18日号に詳報)
 
 
01/20 再生PPバンドを開発/安定供給のスキーム構築――グリーンプラ
   グリーンプラ(東京都江東区)はこのほど、新型のリサイクルPPバンド「グリーンライトバンド」(商標取得済)を開発した。幅広く再資源化事業を手掛ける大手企業と提携することで、高品質かつ大量の原料調達を可能とし、安定供給のためのスキームを構築、本格販売を開始する。今後、数年以内に市場の3割以上の生産が可能になるという。再生樹脂原料の価格は「バージン樹脂の70%程度」(同社)のため、流通するPPバンドに対して十分な価格訴求力が期待できそうだ。(1月20日13:30 包装タイムス1月18日号に詳報)
 
 
01/19 元祖バリア「K」鮮明な復活/PBがけん引、量も用途も拡大――ダイセルバリューコーティング
 
切り替えの主体は
ハム・ソーの深絞りパック
 ダイセルバリューコーティング(東京都港区)の"元祖・バリアフィルム"「セネシKOP」がここ最近、成長軌道を鮮明にしている。有力用途のハム・ソー市場を筆頭に切り替え需要が膨らみ続けているからで、採用は数量も用途もここ当分、さらに増加する情勢。「K」の復活は、主役なき商戦の続く汎用バリア包材の勢力版図を塗替えるだけでなく、幅広い食品包材にも直接間接、影響を及ぼす可能性が高い。(1月19日11:00 包装タイムス1月18日号に詳報)
 
 
01/18 グラビア印刷専用工場を竣工/品質万全、食品包装にも対応――チャレンジファイブ
 
5色グラビア印刷機を導入して
印刷から製袋までの一貫生産体制を完成
 チャレンジファイブ(大阪市西成区)がグラビア印刷分野に参入した。本社近郊地に専用の「第3工場」を竣工、5色グラビア印刷機を導入して印刷から製袋までの一貫生産体制を完成させた。将来の食品包装分野への展開強化を見据えたもので、印刷検査装置(ニレコ製)を導入するなど品質検査面にも注力。昨年12月12日には取引先など百数十人が出席して開業式を開催し、盛大にスタートを切った。(1月18日14:00 包装タイムス1月18日号に詳報)
 
 
01/15 長野市に新工場を建設/今年8月から製造開始――ホクト産業
   ホクト産業は、きのこ栽培容器の品質と供給の安定、安全・安心な飲料容器の製造を行う新工場を建設する。昨年12月から着工し、今年8月には製造を開始する予定だ。新工場の名称は「ホクト産業 豊野工場(仮称)」で設備投資額は約35億円。現在の製造工場の老朽化が進んでいることから新工場建設によって生産規模の拡大と生産効率の向上を図るのが狙いだ。(1月15日15:30 包装タイムス1月11日号に詳報)
 
 
01/14 バイオプラ事業、新展開で拡充/機能付与で総合力を訴求――豊田通商
   豊田通商(東京都港区)のバイオプラスチック事業が一段と拡充する。レジ袋など従来有力分野の販売が高水準で推移することに加え、今後は展開の軸足を付加価値や高機能などを盛り込んだ総合的な商品力向上にも傾け、需要の掘り起こしを積極化する。昨年末の「エコプロダクツ2015」で試作品を展示したクリアラム社(本社・米国シカゴ)の「プリマパック」もその一つで、業界関係者から注目を集めた。(1月14日11:30 包装タイムス1月11日号に詳報)
 
 
01/13 持ち手付き軟包装で提携/アジア太平洋地域の顧客に拡販へ――ダウ、タキガワ・コーポレーション
 
PacXpert(パックエキスパート)
 ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー(本社・米国ミシガン州)の事業部門、ダウ・パッケージング・アンド・スペシャルティ・プラスチックは、タキガワ・コーポレーション・ジャパン(千葉県船橋市)との間で、上部に取り付けられたキャップや本体と一体化した持ち手などを特徴とする軟包装容器「PacXpert(パックエキスパート)」の包装技術に関するライセンス契約を締結した。ダウが同ライセンスを日本企業に供与するのは、2014年11月の共同印刷に続いて2例目。今回の契約に基づきタキガワ・コーポレーション・ジャパンは、アジア太平洋地域の顧客に向けて幅広い用途の包装容器を、日本とベトナムにおける生産拠点で製造することが可能となった。(1月13日11:40 包装タイムス1月11日号に詳報)
 
 
01/12 包装の適正化に活用期待/「包装の環境配慮JIS」規格説明会――日本規格協会、日本包装技術協会
   日本規格協会は2015年12月14日、新たに制定された「包装の環境配慮」に関するJIS規格(JIS Z 0130)の規格説明会を開催した。説明会では、JIS原案作成委員を務めたJPIの小島瞬治技術参与、金子武弘輸送包装研究室長、平田成包装材料研究室長の3氏がそれぞれJIS化の経緯、規格の概要、規格の使い方について解説した。説明会のむすびに平田氏は、包装の評価のみでなく設計時にJISの手法を活用することにより、包装本来の機能を果たしつつ包装を最小化する取り組みが期待されるなどと述べた。(1月12日11:30 包装タイムス1月11日号に詳報)
 
 
01/08 新規用途が拡大/両面粘着テープ貼付機―――日本理化製紙
 
フリーテーパー
 日本理化製紙(本社=静岡市清水区)は、両面粘着テープ自動貼付機「フリーテーパー」の新規需要が拡大している。通販や宅配などでレター型の郵便物の需要が広がっているのを背景に、シンプルで高機能な装置が再評価されているようだ。「フリーテーパー」は30年以上前から販売しているロングセラー商品。発売当初は、封筒の口貼りや写真台紙の四隅止めなどの分野で使用されていた。この数年来、個人情報保護への対応を背景に需要が伸びてきていた。さらに、通販・宅配市場の成長に伴い採用・引き合いともに拡大している。標準型の「FT-1000N」は、幅5〜15mm(30mmまでの対応も可能)の粘着テープを17m/分のスピードで貼付する。これは一般的なビジネスレターの場合、56枚/分の生産性に相当する。(1月8日15:00 月刊カートン・ボックス1月号に詳報)
 
 
01/07 139億m2(前年比101.2%)を予測/2016年段ボール需要―――全国段ボール工業組合連合会
   全国段ボール工業組合連合会(大坪清理事長)が2015年12月9日に発表した2016年(暦年)段ボール需要予測は、前年比101.2%の139億m2。期間別内訳予測は、1-3月101.3%、4-9月101.2%、10-12月101.2%となった。
 2015年の段ボール需要は、1-3月は昨年の消費増税前仮儒の反動で前年を3%強割り込んだが、4月以降は前年を上回るペースで推移し、1-10月累計で前年比100.4%となっている。2015年1-12月累計では、2014年 12月に全段連が公表した予測前年比101.0%を下回る前年比100.7%程度となる見込み。2016年度は景気停滞感が解消され、輸出や設備投資が持ち直すことで緩やかな回復に向かうと見られている。需要部門別動向では、「加工食品用」(構成比41%)が1%程度の伸びと予測。「その他」(構成比17%)紙おむつ、高齢者向けや海外向けの衛生用品、ペット関連商品など引き続き堅調で、インバウンド需要にも期待が持て、1%強前年を上回ると予測。「青果物用」(構成比11%)「電気器具・機器器具用」(構成比8%)はほぼ前年並みと予測。「通販・宅配・引越し用」(構成比4%)はスマートホンの普及や高齢化社会が追い風になると見られ段ボール需要も増えると期待される。(1月7日11:00 月刊カートン・ボックス1月号に詳報)
 
 
01/06 東京ワークライフバランス企業に認定―――有功社シトー貿易
   有功社シトー貿易(東京都北区)は、東京都産業労働局から「平成27年度東京ワークライフバランス企業」に認定された。『多様な勤務形態導入部門』での認定を受け、具体的には「在宅勤務や時間給型正社員による柔軟な働き方の実現」「営業職の働き方を見直し残業が発生しにくい組織風土づくり」「外部機関やプロジェクトチームによるアンケートの実施」などの取り組みが評価されたもの。これを受けて同社は、2月9日に東京ドームシティプリズムホール(東京都文京区)で開催される「働き方を見直すいきいき職場を応援! ワークライフバランスフェスタ東京2016」に出展する。
 東京都では、従業員が仕事と生活を両立しながら、いきいきと働き続けられる職場を実現するために、優れた取組を実施した中小企業などを「東京ワークライフバランス認定企業」として選定している。平成207度は同社を含め12社が認定された。(1月6日16:30 月刊カートン・ボックス1月号に詳報)
 
 
01/05 パッケージデザイン好意度ランキング/「温かみのある深い色」「濃厚さ」がトレンド―――プラグ
   パッケージデザイン開発とマーケティングリサーチを行うプラグ(東京都港区)は、昨年秋の新商品450点について、2万1000人規模のパッケージデザイン調査を実施した。第1位に選ばれたのは『デルモンテ トマットリア 牛肉の赤ワイン煮込みソース バルサミコ酢仕立て』(キッコーマン食品)で、高級感、本格的、濃厚でおいしそうなどの理由から、性別年代問わず高く評価された。2位はモン・パティシエ ヘーゼルキャラメル(協同乳業)、3位はSun&Table ごろごろいちご(ソントン食品工業)となった。
 同ランキングの分析からプラグでは、昨年秋のトレンドは【老舗レストランテのような本格感・高級感を感じさせるパッケージデザイン】で『温かみのある深い色』と『濃厚さ』がキーワードと分析。また、男性の好むパッケージは『大きくシズル写真が置かれている』『はっきりとした色使い』『ボリューム感』を感じるもの、女性の好むパッケージは『可愛らしい色使い』『可愛らしいキャラクター』『楽しさ』を感じるものとした。(1月5日17:00 週刊包装タイムス2015年12月7日号/月刊カートン・ボックス1月号に詳報)
 
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