【2016年2月】 |
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02/29 |
包装フィルム用AB剤も有望視/シリカ系食添4品目のハラール認証取得で弾み――DSL.ジャパン |
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DSL.ジャパン(東京都新宿区)は、兵庫県の赤穂工場で生産する微粒二酸化ケイ素の食品添加物「カープレックスFPS-500」など4品目が日本ムスリム協会から昨年12月にハラール認証を取得したことを受け、今後は同ブランドの用途として有望な透明包装フィルム用アンチブロッキング(AB)剤の展開も加速する。(2月29日14:00 包装タイムス2月29日号に詳報)
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02/26 |
表面基材に再生PET/強粘再剥離ラベル素材に採用――リンテック |
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リンテックはこのほど、強粘再剥離タイプのラベル素材「REPOP(リポップ)シリーズ」の中で、透明PETフィルム基材を使用した「RE5054」について、従来の石油由来のフィルムからPETボトルを原料とする再生PETフィルムに2月中旬製造分から切り替えていくと発表した。PETボトルから作られた再生PET樹脂を、表面基材全体に対して世界最高水準の80%以上使用しながら、非再生PETフィルムと同等の物性を実現している。(2月26日13:00 包装タイムス2月22日号に詳報)
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02/25 |
18年度に連結1千億円へ/1月から中期経営戦略スタート――寺岡精工 |
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寺岡精工(東京都大田区)は2月10日、スーパーマーケットトレードショー2016の同社ブース内でプレス説明会を開催した。席上、片山隆社長は今年からスタートした中期経営戦略についてプレゼンし、2018年度に連結売上高1千億円を目指すことなどを明らかにした。また説明会では、新規ビジネスであるクラウド型マルチ決済サービスの発表やセミセルフレジの拡大状況の説明なども行われた。(2月25日16:00 包装タイムス2月22日号に詳報)
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02/24 |
北海道拠点 完全一新/工場・事務所・製袋を有機的に集約――クリロン化成 |
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クリロン化成(大阪市東淀川区)は、北海道工場、北海道営業所および完全子会社のうしお製袋を、北海道小樽駅近くの旧工場敷地内に新設する製造拠点に集約する。すでに昨年12月29日に竣工式を開催、5月をめどに本格稼動を目指す。同社は製造拠点として北海道工場のほか、大阪工場、岡山工場を展開するが、今後は最大拠点である岡山工場を中軸に、開発・製造・販売含め、国内3拠点の有機的な展開を図る。(2月24日15:00 包装タイムス2月22日号に詳報)
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02/23 |
ポストプレス分野を強化/ハイコン社との販売契約締結を発表――小森コーポレーション |
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小森コーポレーションは(東京都墨田区)2月4日、同社つくばプラントで開催した内覧会で、デジタルカッティング・スジ押し機「Euclid」を展開するイスラエル・ハイコン社と「Euclidシリーズ」に関する販売契約を締結したことを発表した。同内覧会は5月開催のdrupa2016に向けた催しで、小森コーポレーションが展開する無版のデジタル印刷機「Impremia IS29」により厚さ0.35mmの厚紙に印刷した後、Euclid2で打ち抜き加工を施すデモンストレーションなどが行われた(2月23日10:30 包装タイムス2月22日号に詳報)
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02/22 |
「痛みを伴う改革」を推進/段原紙生産拠点を5工場に集約――レンゴー |
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レンゴーは2月3日、段ボール原紙生産体制の再構築に関する記者発表会を開いた。中しん原紙を生産している金津工場(福井県あわら市)の抄紙機をライナー原紙との併抄可能な設備へ改造、また2年後に淀川工場(大阪市福島区)を閉鎖し原紙生産拠点の集約化と高度化に取り組むことなどを発表。「痛みを伴わない改革などあり得ない」と長谷川一郎代表取締役副社長は生産再構築への決意を述べた。(2月22日14:00 包装タイムス2月22日号に詳報)
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02/19 |
パッケージ設計サービス/紙器の展開図とサンプルを提供――坂井印刷所 |
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坂井印刷所(企画制作室=大阪市都島区)は、新しいパッケージ設計サービス「ハコのモト」を開始した。同サービスは、印刷会社や広告代理店、デザイン会社などに向け、紙器パッケージのデザイン・木型作成用の展開図面データと、原寸サンプル(ホワイトダミー)を提供するというもの。キャラメル箱やワンタッチ底箱などの定番形状の設計ならば、縦・横・奥行きの数値で作成でき、最短当日発送が可能だ。(2月19日14:00 包装タイムス2月15日号に詳報)
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02/18 |
新システムのキャップシール/神楽酒造の「赤天孫降臨」に初採用――ナニワシール |
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ナニワシール(大阪市阿倍野区)はJ-INXと共同で、酒ビン向けに新たな機能を付加したキャップシール「ユニ(unique・unit)シール」(特許出願中)6シリーズを開発、その中の1つがこのほど、神楽酒造(宮崎県高千穂町)の新製品「本格芋焼酎『赤天孫降臨』」に採用された。同社では、従来金銀の規格品キャップシールで対応している同市場に向けて、客先の社名や個々の銘柄を小ロット・短納期で加飾加工するシステムを開発。今回採用されたキャップシールは、黒のマット感のあるシールに金色の神楽面をホットスタンプ印刷で表現、高級感を醸し出すなど強いインパクトを与えている。(2月18日10:00 包装タイムス2月15日号に詳報)
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02/17 |
食品内部の生体由来異物を高速検出/テラヘルツ波による新型異物検査機――豊橋技科大など |
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豊橋技術科学大学や名古屋工業大学などの研究開発グループらは先頃、テラヘルツ波を利用して、包装された食品内部に混入した虫などの異物を高速かつ高精度で検知する新型検査装置を発表した。今後、粉末食品やドライフーズなどの乾燥食品を主な対象に実証実験を開始し、2020年度以降の製品化を目指す。(2月17日15:30 包装タイムス2月15日号に詳報)
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02/16 |
VOC警報器GP認定/新コスモス電機が開発――日印産連 |
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GP資機材に認定された警報器 日本印刷産業連合会はこのほど、オフセット印刷工場において有機溶剤などによる健康障害を防止するため、あらかじめ決められたVOC気中濃度を超えると警報を発する、新コスモス電機(大阪市淀川区)開発のVOC警報器「XH‐981G」をGP資機材として認定した。GP資機材認定制度は、印刷会社などが購入する資機材に対し、日印産連が環境に配慮したグリーン基準に適合した資機材であることを認定するもの。(2月16日13:30 包装タイムス2月15日号に詳報)
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02/15 |
独自板材に最厚20mm追加/軽量・剛性の差別化で用途開拓前進――宇部エクシモ |
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宇部エクシモ(東京都中央区)はこのほど、PP製中空構造板「ツインコーン」に最も厚みのある20mm規格を加え、本格発売を開始した。プラ段と比較し強度と軽量性に優れる同シリーズの中でも最高の曲げ剛性を持つグレードとして、自動車内装材分野でのブロー成形品代替用途や、物流資材、土木建材分野における合板代替用途などへの展開を加速させる方針だ。(2月15日15:00 包装タイムス2月15日号に詳報)
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02/12 |
給袋式新型自動充填包装機/ポリ袋やクラフト袋に対応――神戸製衡所 |
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神戸製衡所(名古屋市中村区)は先頃、ポリ袋やクラフト袋に対応した給袋式の新型自動充填包装機を開発した。処理能力は毎時300袋(20kg計量時)。高速かつ高精度の処理能力を備える。新型機は、ヒートシールの機構に改良を加えるなどして、ポリ袋包装の品質及び生産性向上が図られたほか、袋の材質や形状を問わず袋サイズの変更による給袋セットが簡単に行える点も大きな特徴。(2月12日10:00 包装タイムス2月8日号に詳報)
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02/10 |
プラ段用部品に新色追加/販売の裾野拡大へ環境整備――国盛化学 |
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締結後の意匠性が良好な「パンロック」 国盛化学(愛知県小牧市)はこのほど、プラ段用樹脂締結部品「パンロック」に新色として青を追加し、販売を開始した。工業部品の出荷用ケース以外にも販売のすそ野を拡大するため品揃えを強化した。同製品は、シートの穴位置に合わせ挿入して天面部を押すと、仮組立の状態から締結した状態になる。これまで白、黒の2色をラインアップしてきたが、今回の青を加えて合計3色となった。直販をはじめ、オレンジブック、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどネット通販経由でもすでに販売している。(2月10日13:30 包装タイムス2月8日号に詳報)
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02/09 |
独自保冷箱の販売加速/高価格帯ギフトの通販で実績――トーモク |
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保冷箱「白くまボックス」 トーモク(東京都千代田区)が昨夏独自開発した保冷箱「白くまボックス」の販売が加速してきた。当初から目論む高価格帯ギフト向けの外装箱として販売量が増加しているという。同箱はEPS(発泡スチロール)と同等の保冷性能を持つ上、発泡系断熱材の中でも産業損紙を原料とする「ER」を採用しており、環境保全適性に優れる。高い保冷性能を必要とする多種多様な商品の通販用途のほか、寒冷地での凍結防止用途を中心に塗料缶・高機能液晶フィルムなどを保温するのにも役立つ。
(2月9日13:30 包装タイムス2月8日号に詳報)
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02/08 |
新ダイボード加工用レーザー加工機公開/設置面積削減、高品質切断実現――澁谷工業 |
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内覧会で公開されたダイボード加工用 レーザー加工機「SPL3821D型」 澁谷工業(メカトロ事業部=金沢市)は、紙器・段ボール向けの新型ダイボード加工用レーザー加工機「SPL3821D型」を開発し、1月22、23日の両日、同社メカトロ事業部内で開催した内覧会で公開した。新機種は、紙器・段ボールなどの抜き型刃をダイボードに装填するための溝の加工を高精度、高品質で行なう装置。機械寸法が幅3360×長さ5500×高さ2250mm、重量約9.5tとコンパクトで、設置面積を同社従来機に比べ縮小しているのが大きな特徴だ。価格は5800万円(消費税別)で、初年度10台、3年後20台の受注を見込んでいる。(02月08日14:30 包装タイムス02月08日号に詳報)
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02/05 |
積載効率を高めるボックス/国内外の輸送ニーズに対応――第一大宮 |
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第一大宮は、さまざまなパレットサイズに対応する大型樹脂製ボックス「ダイテックボックスFC‐V」の製品ラインナップに規格品18種類を加えた。規格品をあらかじめ設定することで、顧客に使用イメージをより分かりやすく伝えるのが狙い。同製品はPP製ハニカムコア素材を採用した折り畳みボックスで、長さ・巾・高さにフリーサイズで対応し、強度や軽量性に優れる。今回、国内外で使用されているパレットサイズに合わせて各種規格品を取り揃えた。(2月5日10:00 包装タイムス2月1日号に詳報)
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02/04 |
プラ段用連結部品を発売/設備レスで容易に仕切り組立可能――国盛化学 |
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国盛化学はこのほど、プラ段加工部品「ピンクリップ」と「コーナークリップ」の2種類を開発し、本格発売を開始した。ともに組み仕切りの止め具として活用できる部材で、従来タイプの同種の資材と比べてより一層スペースを有効活用できるのが特徴。「ピンクリップ」は2枚のプラ段シートなどの板材同士をT字に連結し、「コーナークリップ」は同様にL字に連結する。非熟練者でも素手で簡単に取り付け作業が行える。(2月4日10:30 包装タイムス2月1日号に詳報)
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02/03 |
中型ベルト昇降式垂直往復搬送機/30〜200kgまでに対応――ホクショー |
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ホクショー(石川県金沢市)は、ケース品の搬送用としてベルト昇降式垂直往復搬送機「ベルトオートレーター(中型)」を開発し、本格販売を開始した。一昨年7月開発の小型機種(30〜60kg対応)に続いて開発した中型機種で、30〜200kgの中量物に対応する。昇降用吊り媒体にスチールでなく樹脂のベルトを採用。金属摺動部がないため金属磨耗粉が出ず、潤滑油も不要でオイルミストの発生がない。(2月3日14:00 包装タイムス2月1日号に詳報)
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02/02 |
西海岸でマーキング事業強化/米・加州の販売会社を買収――日立産機システム |
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産業用インクジェットプリンターなどを製造販売する日立産機システムは先頃、日立アメリカ社(Hitachi America, Ltd)と共同で、米・カリフォルニア州にあるマーキングおよびラベル機器製品の販売・サービス会社、Label House(L.A. Supply Corporation)を買収したと発表した。これを機に同社では、米国内の主要市場の一つであるカリフォルニア州を含む西海岸地域でマーキング事業をさらに強化、拡大していく構え。(2月2日15:30 包装タイムス2月1日号に詳報)
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02/01 |
新発売!海外も2月半ばに/エア抜け付与のラベル2種――リンテック |
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リンテックは、ベルギー・ブリュッセルで昨秋開催された世界最大のラベル関連資機材展「ラベルエキスポヨーロッパ2015」で一躍注目を集めたエア抜け性を付与したラベル素材「MC5030」(白色PETフィルム)と「MC5080」(金属蒸着PETフィルム)の2アイテムを1月25日に本格発売した。両製品はきれいに貼りやすく、プラスチック成形品から発生するアウトガスによる浮き・膨れも抑制できるラベル素材として開発、2015年9月に世界同時発表したもの。(2月1日16:00 包装タイムス2月1日号に詳報)
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