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【ニュース分類】
包装関連のニュースは次のように分類されています。
包装産業 パッケージデザイン

【2016年3月】
 
03/31 中小懸賞レポートで本賞に/3月15日には表彰式――ジェプラ
   協同組合ジェプラ(東京都台東区)の環境研究開発部会が作成したレポート「パッケージが環境をリードする〜サスティナブル商品パッケージ開発への挑戦〜」が、平成27年度(第19回)中小企業組織活動懸賞レポートで本賞を受賞した。3月15日にはジェプラ本部内で表彰式が行われた。(3月31日13:30 包装タイムス3月28日号に詳報)
 
 
03/30 “にっぽんの美”訴求/デザインでブランド価値向上――常盤薬品工業
 
ふんわり柔らかな曲線を再現
 ノエビアグループの常盤薬品工業(東京都中央区)は、コスメブランド「MAIKOHAN(舞妓はん)の魅力を“和ポップ”なパッケージデザインで訴求している。3月23日から発売の「舞妓はん BB クリーム」では、外装パッケージにチャック付きフィルムパウチを採用、繭のふんわり柔らかな曲線を再現し、肌触りの良いマット加工を表面処理に施し、商品イメージを表現している。(03月30日17:30 包装タイムス03月28日号に詳報)
 
 
03/29 通販に最適な段ボール包装/ニトリグループで本格的に稼働――タナックス
 
BODシステム
 タナックス(京都市下京区)が展開する新ソリューション「ボックスオンデマンド(BOD)システム」が、ニトリホールディングス傘下のホームロジスティクス(東京都北区)に導入され、このほど本格稼働を開始した。BODは、被包装物に合わせた「ジャストフィットボックス」を必要なときに必要な数だけ製造するシステムで、特殊なサイズの商品でも数値を入力するだけで簡単にジャストサイズの包装ができ、大きな段ボール箱に大量の緩衝材を詰める必要がなくなるというメリットを提供する。(03月29日16:30 包装タイムス03月28日号に詳報)
 
 
03/28 世界初のインク技術で/軟包装用フィルム印刷を実現――花王
   花王は、衣料用洗剤で培った界面制御技術を顔料の分散に応用した「顔料ナノ分散技術」により、世界初となるVOC(揮発性有機化合物)レス設計の軟包装用水性インクジェット(IJ)インクを開発した。同インク技術は、環境負荷を低減した水性グラビア印刷にも展開。新規参入となる産業印刷分野で2020年に売上高100億円以上を目指す。(3月28日17:00 包装タイムス3月28日号に詳報)
 
 
03/25 複合紙容器の採用拡大/高付加価値商品で差別化の狙い鮮明に――乳業大手
   国内では日本テトラパック(東京都千代田区)が展開するキャップ付き液体紙容器「テトラ・トップ ベース」が、中・大容量サイズドリンクヨーグルトや乳飲料などの“乳製品シーン”で、着実にゲーブルトップ(屋根型紙)容器の牙城を崩しつつあるようだ。明治と森永乳業が同容器の採用アイテムを拡充する中、雪印メグミルクもこの3月から発売の乳飲料「BOTTLATTE(ボトラッテ)カフェラテ」「同 ロイヤルミルクティー」(400ml)で同容器を採用。いずれも従来ならばゲーブルトップ容器が担っていた分野での展開で、容器でもこれら“高付加価値飲料”を白牛乳などのコモデティ商品と差別化したい意向が鮮明だ。(3月25日14:30 包装タイムス3月21日号に詳報)
 
 
03/24 成熟市場の“イノベーター”をめざす/段ボール用デジタル印刷事業が始動――ダイナパック
   ダイナパックは3月7日、埼玉県川越市の同社川越事業所で段ボール用デジタル印刷機「HP Scitex 15500 披露見学会」を開き、取引先や報道関係など110人を招いて実演を行った。同社は昨年9月のIGAS会期中に、日本1号機となるHP製段ボール用デジタル印刷機の導入を発表し動向が注目されていた。デジタル印刷事業の推進者で、今年1月に経営トップに就任した杉山喜久雄社長は「成熟している段ボール市場にイノベーションを起こす」と力強く宣言した。(3月24日17:30 包装タイムス3月21日号に詳報)
 
 
03/23 JANコード読み取り/インバウンドアプリ開発――友功社
   日本の共通シンボルであるJANコードを利用するユニークな多言語インバウンド対応アプリ「Multi Voice(マルチボイス)」を、シール・ラベル印刷加工の友功社(東京都練馬区)がこのほど開発、特許申請した。商品パッケージのJANコードをスマートフォンで読み取ると、商品名や説明などを画像(動画も)とともに4カ国語(日、英、中、韓で切り替え可能)で表示し、音声ガイダンスも流す仕組み。(3月23日15:00 包装タイムス03月21日号に詳報)
 
 
03/22 POフィルム事業を統合/差別化製品加速し競争優位に――住友化学、積水化学工業、産業革新機構
   住友化学、積水化学工業、産業革新機構の3社はこのほど、ポリオレフィンフィルム事業を行う新会社「住化積水フィルムホールディングス株式会社」の設立を明らかにした。住友化学、積水化学がそれぞれの子会社、サーモと積水フィルムを経営統合する契約を締結し、子会社2社が有する強みと現行の事業形態を保持しつつ、機能統合によるシナジーを早期に発現させる。新会社の事業開始は7月を予定。(3月22日14:30 包装タイムス3月21日号に詳報)
 
 
03/18 包装事業の体制強化/パッケージング関連組織を新設――日本製紙
   日本製紙(東京都千代田区)は4月1日付で、企画本部内にパッケージング・コミュニケーションセンターを、研究開発本部内にパッケージング研究所を新設することを発表した。同社は、パッケージ分野を成長が見込める事業領域として捉え、再生可能原料である紙・バイオマスをベースとした素材・パッケージ開発を進め、グローバル展開の拡大を目指していく考えだ。(03月18日15:30 包装タイムス03月14日号に詳報)
 
 
03/17 光沢感の高い純白容器/白磁のような艶、質感を実現――リスパック
 
取っ手機能で持ちやすく
 リスパック(営業本部=愛知県犬山市)は、展示・勉強会「リスパックNext2016 SPRING」で光沢感の高い純白容器「Pure White(ピュアホワイト」シリーズを発表した。シリーズの第一弾として発表されたのは、“とって、もって、まぜて、たべる”をコンセプトに開発された「BOWL(ボウル)」だ。同製品は取っ手機能を持つことから、テーブルのない場面での食事を楽しむツールに有効。高いデザイン性も魅力で老若男女問わず、需要が期待できる。(03月17日10:00 包装タイムス03月14日号に詳報)
 
 
03/16 業界トップクラスの生産性/新型エアー緩衝材製造機を提案――アジアハイテックス
 
業界最速レベルの「エアークイック EX」
 アジアハイテックス(愛知県豊川市)は、従来品と比較して2倍以上の生産性を誇る新型エアー緩衝材製造機「エアークイックEX(イーエックス)」を開発、今春から本格展開をめざす。「EX」はフィルム搬送方式の改良などで毎分35mの生産性を実現。また、フィルム形状はピロー型5種類に対応する。(03月16日10:00 包装タイムス03月14日号に詳報)
 
 
03/15 保冷材専用冷凍庫を開発/CO2と電気代を大幅削減――トライカンパニー
 
デスクトップ型フリーザー
 トライカンパニー(静岡県沼津市)は、店舗における保冷材の冷凍を目的とした専用のデスクトップ型フリーザーを開発、保冷材の使用頻度の高い洋菓子店や土産物店、鮮魚・精肉店などを対象に、保冷材業界として初の試みとなるモニターを募集して限定30台を貸し出す。今回開発の小型専用のフリーザーを店舗に置いて保冷材凍結するという方式は、同社の試算で約35%のCO2を削減でき、凍結配送費や電気代のコストも抑えられるとしている。(03月15日14:30 包装タイムス03月14日号に詳報)
 
 
03/14 大容量液体包材で新提案/ハンドリング性に優れた特殊形状――メイワパックス
 
「スライド・ストラップ・パウチ」
を製品提案
 メイワパックス(大阪府柏原市)はこのほど、ハンドリング性に優れた大容量対応の取っ手付きパウチ「スライド・ストラップ・パウチ」を製品開発し、液体フィルム袋製品のアイテムに追加した。3ℓの大容量でも扱いやすいように手持ちの役目となる“取っ手”をフィルム袋自体に内装する特殊形状が最大の特徴だ。詰め替えニーズが高い大容量製品など幅広い用途で採用が期待できる。(03月14日17:00 包装タイムス03月14日号に詳報)
 
 
03/11 頭部と胴部間にミシン目/易リサイクルの口栓付き紙パック開発――凸版印刷
 
2016年6月から販売を開始
 凸版印刷(東京都千代田区)は、リサイクル適性を向上させた口栓付き液体用紙製容器「EP‐PAK(イーピーパック)オルカット」を開発、2016年6月から販売を開始する。口栓のある頭部と胴部の間にミシン目加工を施すことで、使用後に折り曲げてから頭部を手で引き裂くことができるため、リサイクルしやすい。今後は、清酒・焼酎などの酒類業界や飲料業界などに拡販し、2017年度には約3億円の売上を目指す。(3月11日14:30 包装タイムス3月7日号に詳報)
 
 
03/10 全自動ムシリ機を発売/韓国製、打抜き後工程が容易に――日光エンジニアリング
   日光エンジニアリング(大阪府東大阪市)はこのほど、韓国メーカーと代理店契約を結び、全自動ムシリ機「EASY SEPARATOR(イージーセパレーター)」の輸入販売を開始した。同機は印刷紙器などの打抜き加工後、ハンマーなどを使って手作業で行っていたカス取り(落丁)を自動化する装置。簡単な操作により、重労働だった作業工程の単純化が図れる。同社では今後、打抜き機とセットでの提案も進めていく構え。(3月10日13:30 包装タイムス3月7日号に詳報)
 
 
03/09 通箱ラベル貼り替え用シート発売/あらかじめ貼付で洗浄・剥離が容易――旭加工紙
   旭加工紙(大阪市都島区)は、上に貼ったラベルが剥がしやすい通箱用のネット状シート「ベースシート」を開発し、本格販売を開始した。プラスチックコンテナなどに同シートを直接貼付しておき、その上から物流ラベルなどを貼ると簡単に剥離できるためレベルの貼り替えや洗浄作業が容易に行える。すでに流通業界や飲料関連分野から引き合いが寄せられており、採用機運が高まっているという。(3月9日10:00 包装タイムス3月7日号に詳報)
 
 
03/08 関心増加「デジタル印刷検査」/火付け役「Coco」反響拡大――ダックエンジニアリング
   ダックエンジニアリング(京都市南区)が印刷メディアビジネスの総合イベント「page2016」で初公開したバリアブル印刷検査装置「TrinityCoco!」に対する反響が広がっている。同機はカメラ撮影のアナログデータとデジタルデータとを照合、刷出し、検査装置にも映像分配してこれをマスターデータとして印刷検査装置に取り込み、300dpiで全数全面の品質検査を実施する。小ロット、短納期、多品種対応のデジタル印刷の普及を背景に、幅広い印刷用途で需要を取り込む公算も大きい。(3月8日13:00 包装タイムス3月7日号に詳報)
 
 
03/07 廉価な日本仕様「コラボ機」発売/「老朽化」対策の特効薬――ユニオンテック
   ユニオンテック(千葉県東金市)は、台湾のグラビア印刷機専業メーカー、Hsing WeiMachineIndustry(台中市)と共同開発したグラビア印刷機「ν(ニュー)PROTEC」(シリーズ機種名)の本格販売を開始した。シリーズは現在「HWA」と「CS」の2モデルで、両型の基本仕様はほぼ同じだが、前者は最高印刷速度毎分180mでイニシャルコストは4800万円、後者は同130mで3600万円。同機の普及は、「コラボ機」時代の到来を占う指標として、またグラビア業界が抱える「老朽化」対策の特効薬として関心を呼びそうだ。(3月7日14:00 包装タイムス3月7日号に詳報)
 
 
03/04 世界最大B1サイズIJP/食品包装・医薬品紙器に最適――富士フイルム、FFGS、ハイデルベルグ
 
試作機を「drupa2016」に出展
 富士フイルム(東京都港区)および富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(FFGS、東京都港区)と独・ハイデルベルグ社は、枚葉インクジェット印刷機として世界最大のB1用紙サイズに対応した次世代インクジェットデジタル印刷機を共同開発した。5月にドイツで開催されるdrupa2016に試作機を出展する。新開発の7色の水性インクは、業界最高レベルの幅広い色域を実現するだけでなく、食品包装や医薬品の紙器パッケージに適した安全性を兼ね備えている。(3月4日16:30 包装タイムス2月29日号に詳報)
 
 
03/03 青果物用緩衝材を発売/機能性生かし、ニーズ応える形状――イケックス
 
「NEW PANCAP」(仮称)
 農業物流資材メーカーのイケックス(愛知県愛西市)は、高級青果物向けのフルーツキャップ「PANCAP(パンキャップ)」をさらに改良した新製品「NEW PANCAP」(仮称)の販売を開始した。同資材は自動包装に適し、多種多様な果実に対応。果実に優しくフィットする適度な緩衝性能を有し、スタッキング可能な省スペース設計となっている。同社では今後、高級青果物分野での販促の戦略的製品と位置付け、多種多様な用途で販売のすそ野を拡大する方針だ。(3月3日13:30 包装タイムス2月29日号に詳報)
 
 
03/02 抗菌・鮮度保持フィルムを開発/銀イオンで抗菌力をアップ――積水テクノ商事西日本
   積水テクノ商事西日本(大阪市北区)は、鮮度保持と菌の増殖抑制機能を備えた「抗菌・鮮度保持フィルム」を開発した。3月9〜11日、幕張メッセで開催される「フードパック&ロジスティクス2016」での公開を機に発売に踏み切る。同フィルムは、化学物質が使用されていないことに加えて、安全性が保証された物質のみ使用するなど安全性も考慮されている。(3月2日12:00 包装タイムス2月29日号に詳報)
 
 
03/01 世界ラベル6団体で競う/22カテゴリーで日本8作品入賞――JFLP/世界ラベルコンテスト審査会
   全日本シール印刷協同組合連合会(JFLP)は、2015年9月28日にベルギー・ブリュッセルで行われた第27回世界ラベルコンテスト審査会の審査結果を、世界同時発表日である2月15日に発表した。JFLPからエントリーした作品のうち、6作品が最優秀賞に輝き、2作品が審査員特別賞を受賞した。(3月1日16:30 包装タイムス2月29日号に詳報)
 
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